八卦螺旋功解説3「翻身旋掌」:人・大切な人を守るための第一歩。護衛護身武術「八卦掌」基本講座

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翻身旋掌・概説

翻身旋掌は、後方・側面敵からの攻撃を、螺旋の意識の通った強い腕で払う意味などを含んだ螺旋功です。
胸前で手のひらを上にして、脇下から後方へ伸ばし、伸ばしきった所から大きな円を描いて胸前まで回し戻す、という動作で構成されます。

身を翻すと同時に、螺旋の意識の通った腕を後方へ伸ばして後方敵の攻撃を不意に弾き、意表を突かれた相手が反応する前に穿掌の連打を打ち込みます。

翻身旋掌・片手練習

最初は片手のみで動作を身につけます。そのあと螺旋の感覚を強く意識していきます。

胸前で手のひらを上にした状態で指先を自分の身体の方へ向け、脇下を刺すようにして後方へと伸ばし、伸ばしきったところでねじれている腕ごとねじりを解消して手のひらを上に向け、そこから大きな円を描いて胸前まで回し戻す、の動作を繰り返します。

胸前における「手のひらを上にした状態で指先を自分の身体の方へ向ける」動作と、「その状態のまま後方へと伸ばす」動作をしっかり行うと、敵の攻撃を不意に弾き得る力強い螺旋の腕を作ることができます。

後ろから前に戻す動作は、後方敵への防御後、眼の前の敵に再度攻撃をしてけん制する意味もあるため、戻す動作も意識を通してしっかりと行います。

翻身旋掌・両手練習

両手練習では、後方敵への攻撃を防ぐ動作を行いながら眼の前の敵へのけん制攻撃をするという対多人数遊撃戦動作を、腰の回転によってより速く、より滑らかに行うつもりで練習していきます。

翻身旋掌では、腰の回転は「回す」というより「腰をたたみながら回す」つもりで行います。後方へ腕を伸ばす軌道が小さくなり、素早く伸ばすことができるからです。

後方へ腕を伸ばしきったと同時に、胸前にあるもう片方の腕の手の指先を自分に向け、脇下にさしはじめ、後方の腕を胸前まで回し戻す、という動作を腰とともに行い、繰り返します。

両手練習では、後方へさす動作も前に戻す動作も、腰の回転と一緒に行う意識を強く持ちましょう。

敵の横での変化攻撃をする際、身体の固まりを防ぎ、かつ足が動きやすくなり、加えて腕を出す威力も高まるからです。

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