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八卦掌水式門各都道府県支部館設立と支部館教練長の募集のお知らせ

(このページは、2024年7月18日に更新しました。)

国内各県における八卦掌水式門支部館設置のお知らせ

支部館(各都道府県本館)で指導を担い八卦掌の技術を確実に後進に伝える八卦掌第7代目の支部館教練長を募集します。

支部館は、支部館教練長を志願した者が、八卦掌水式門のいずれかの科・部において清末転掌式八卦掌の掌継課程を修了し伝承活動可能な技術レベルを満たし、「掌継人(しょうけいにん)」となった時点で設立されます。

名称は、「○○本館」となります。例)愛知県の場合、「愛知本館」。岡山県の場合「岡山本館」。

八卦掌水式門は、愛知・富山・岡山・宮城・北海道札幌・福岡・鹿児島の各県に支部館が設置された時点で、「八卦掌水式館」と改称します。

支部館教練長となった者は、支部館を運営するにあたって以下の義務を負います。

  • 本部における、八卦掌水式門継続活動(ホームぺージ運営・出張指導活動・全国に向けた宣伝活動等)のための支部館納付金(全売上の1割※1割が2万円を超える場合は、2万円とする)を毎月ごと本部に納付する義務
  • 通信講座生に対して、本部で設定した通信講座部履修課程にそった指導をする義務
  • 支部館内には、本部本科に沿った履修コースを一つのみ設置する義務(※教練長が、支部以外に、自分の道場を持つことは全く自由。その際、本部は公認する。)
  • 女性専用の教室を設置するなど、女性の門弟に対する配慮をする義務

全国における各都道府県本館は、各都道府県ごとに一つを設置する予定であるため、先に「各都道府県支部館教練長を志願し正式門弟となった者」を優先し、その都道府県に関わる募集は停止します。

全国各支部館の八卦掌第7代目指導員候補に応募する

八卦掌水式門(館)全国支部館組織図

上記都道府県本館運営に際する義務に付随する、運営・指導展開における遵守条項を示します。支部館教練長として活動する際は、以下の条項を守っていただき活動してください。

  • 支部館における指導では、清末転掌式八卦掌の原理原則から外れない本部本科履修コースのみを設置すること。料金体系は本部の体系と同じとすること。
  • 支部館内では、清末転掌式八卦掌以外の内容(他の拳法・教練長が個人的に興味のある哲学や信仰・精神的啓蒙活動)を指導しないこと。また、支部館以外の教練長自身の教室・個人的活動等に、物理的・心理的強制を少しでも伴うような勧誘をしないこと。
  • ハラスメントには最大限配慮すること。門弟より苦情があった際は、本部の調査に誠実に応じること。
  • 通信講座部門下生へのスクーリング指導に関しては、本部の展開する通信教育履修課程の技術・指導順序で指導すること
  • 支部名は、「八卦掌水式館○○本館」とする。例)愛知県の場合「八卦掌水式館愛知本館」。※弊門の支部館であることを明確に示すため
  • 支部館教練長が、己の名において支部館以外で道場等を持つのは自由である(この場合、教練長名義の道場の指導内容等に一切の制限もなく、教練長名義の道場に対する納付金義務もない)。この際、上記支部館名と多くをかぶらせるなど入門志望者を混乱させるような名称を用いないこと
  • 本部運営の通信講座部内の通信講座科在籍門下生が、当講座を修了し代継門弟となる際は、本部から修了証兼七代目認定証を代表・水野と支部教練長連名で発行すること
  • 上記義務・条項を守らない場合、支部館教練長の資格のみを取り消すが、当措置に異議を唱えないこと
設置場所は教練長の希望を第一に優先させる

全国各支部館の八卦掌第7代目指導員候補に応募する

弱者生存の護衛護身武術を極めたい方へ~清王朝末期頃のままの八卦掌「清朝末式八卦掌」を国内で唯一伝える水野先生の道場「八卦掌水式門」入門方法

1.八卦掌水式門~清朝末期成立当時の原初スタイル八卦掌「清朝末式八卦掌」を国内で唯一指導する稀代の八卦掌家・水野先生の道場

八卦掌水式門代表・水野の写真
八卦掌水式門代表・水野義人先生

八卦掌水式門で八卦掌第7世を掌継させていただいた、掌継人のsと申します(先生の指示で仮称とさせていただきます)。掌継門人の一人として、八卦掌水式門の紹介をしたいと思います。

石川県・遠隔地門下生

八卦掌水式門は、清朝末期成立当時のままの原初スタイルの八卦掌「清朝末式八卦掌」を国内で唯一伝える八卦掌専門道場です。「単換掌の術理(単換掌理)」による「弱者使用前提」・「生存第一」の技術体系からぶれず、成立当時の目的を一心に貫く伝統門です。

八卦掌第6世の水野先生の伝える八卦掌は、強者使用前提・対一人・対試合想定の近代格闘術的八卦掌が主流となっている現代において、対多人数移動遊撃戦による弱者使用前提の撤退戦を貫いた極めて異色の存在となっています。

先生の伝える八卦掌の最大の特徴は、「単換掌の術理(水式門で先生は、「単換掌理・たんかんしょうり」と略して指導しています)」に徹している点です。

「単換掌の術理」とは、敵と接触を極力さけ、敵の力とぶつからない斜め後方へスライド移動しながら対敵対応をする、「相手次第」を排し「自分次第」にシフトした術理です。

間合いを取り、敵と力がぶつからない場所へ移動しながら「去り打ち」することを正当な戦法としているため、女性やお子さん・お年を召した方にとって極めて現実的な護身術となっています(※よって水式門では、私を含め、女性の修了者さんが多いです)。

単換掌の術理を理解するには、修行の初期段階に、術理に熟練した指導者による対面での練習を通して対敵イメージをしっかりと構築することが必要不可欠、だと先生は言います。

『八卦掌は「勢(せい)」が命の武術。前に向かってひたすら進み続けることで勢を維持せよ。後ろ敵は勢があれば追いつけない。横敵には単換掌の術理・斜め後方スライドで対応せよ。電撃奇襲をすることで、守るべき人に手を出させない、囮(おとり)護衛による中国産護衛護身武術なんだ』は先生の「口癖」化した説明ですね。

相手の侵入してくる角度や強度、そして敵動作に対する自分の身体の使い方を、先生の技を受け、または先生を試し打ちをしながら自ら身体を動かして学んでいきます。 先生は、「私の技を受けるのが最も上達する近道となる。しっかりと見てイメージを作り、独り練習の際、そのイメージを真似するんだぞ。」と語り、常に相手になってくれます。 それは初心者には果たせない役割。水式門では、先生はいつでも技を示してくれます。相手もしてくれるし、新しい技を指導するとき、使い方もしっかりと見せてくれるから、一人の練習の時でも、イメージが残るのです。

よって最初から全く一人で行うことは、リアルな敵のイメージが分からない点から、大変難しいものとなります。この問題は、私がこの場で、先生の指導を受けたほうがといいと強くすすめる理由となっています。

私も石川県在住時は遠隔地門下生でした。先生が富山に来たときは、集中的に相手になってもらいました。石川県という遠くであっても、先生の教え方のおかげで、ブレずにここまで来ることができました。

単換掌の術理に基づいた弱者生存第一の八卦掌を指導する八卦掌の教室は、日本国内では水式門だけです(それか、公にしていません)。

弱者使用前提がゆえの現実的方法で自分を守る武術に興味がある方。力任せの攻撃にも負けない護身術や八卦掌を極めたいと思う方は、水式門の扉を叩いてください。水式門なら、弱者が生き残る可能性を生じさせる八卦掌中核技術を、明快に学ぶことができます

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2.八卦掌水式門は、仮入門制の有る純然たる「伝統門」道場

八卦掌水式門代表・水野の写真
八卦掌水式門代表・水野義人先生

八卦掌水式門は、代表である水野先生が、八卦掌第5世(梁派八卦掌第4世伝人)である師より指導許可を受けて門を開いた、純然たる「伝統門」です。それゆえ、入門資格を満たしているかを判断する仮入門制(仮入門期間中の人柄・態度を見て本入門を判断する制度)を、入門希望者すべての方に例外なく適用しています。もちろん私も仮入門期間を経て本入門しました。

水野先生が指導する八卦掌は、綺麗ごとのない護衛護身武術。一部に当然殺傷技法が伝えられ、昔の中国拳法と同じく実戦色が強い八卦掌。誰それ構わず指導することはいたしません。

特に先生は、拳法を始めた動機も真剣。他者への思いやりに欠ける人間に伝えてしまい、それで人が傷つけられてしまう事態を招くことを、心から心配しています。

よって各科に掲載された「入門資格」を満たした人間だと判断した場合にのみ、先生は本入門を認め、受け継いだ技法をお伝えしています。「八卦掌の伝統門として、門が負うべき当然の義務と配慮」。これも先生が常に話す口癖ですね。

水式門には『弱者生存の理で貫かれた護衛護身術「八卦掌」を日本全国各所に広め、誰もが、大切な人・自分を守る技術を学ぶことができる環境を創る』という揺るぎない理念があります。

先ほども触れたように、他者への思いやりに欠ける人間に伝えてしまうことは、技法が濫用され第三者が傷つく事態を招き、理念実現に真っ向から反する結果を生んでしまいます。

水野先生は、門入口を無条件に開放して指導し門を大きくすることより、たとえ仮入門制を設けて応募を敬遠されたとしても、他者への思いやりに欠ける人間に伝えてしまう事態を避けることを重視しています。

ここまで書くと、なかなか入ることのできない難しい道場だと思うかもしれませんが、そんなことはありません。仮入門制はありますが、一般的な常識と礼節、思いやりがあれば、心配する必要は全くありません

指導を受けてみれば分かるのですが、先生はいつも、門下生のことを考え、熱心に指導してくれ、怒鳴ったりもなく、笑顔です。安心してください(無礼な態度や乱暴なふるまいには、ベテラン・初心者関係なく厳しいですが)。

仮入門期間を経て本入門となった正式門下生には、「誰もが大切な人、自分を守ることができる清朝末式八卦掌」の全てを、丁寧に、熱心に、真剣に教えてくれます

迷ってるあなた。水式門には、積み重ねるならば、弱者と言われる者でも高みに達することができるシンプルで明快な技術体系があります。先生の温かく熱心な指導で、「守る」強さを手にしてみませんか。

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八卦掌水式門富山本科イメージ