トップページ>弱者生存の単換掌理と対多人数遊撃戦|八卦掌水式門:富山本科

弱者生存の理・単換掌理と対多人数移動遊撃戦|八卦掌水式門「富山本科」入門案内

後退スライドに徹し、攻防を通して強者と力がぶつからない弱者使用前提の清朝末式八卦掌を国内で唯一伝える伝統門

(このページは、2023年12月7日に更新しました。)

八卦掌水式門・北陸富山本科へようこそ。八卦掌水式門(以下「弊門」)は、中国拳法の四大門派の一つ「八卦掌」を、愛知・富山を主な拠点として八卦掌一筋の第6代代表・水野義人が指導している、八卦掌専門の伝統門道場です。

八卦掌水式門代表・水野の写真
八卦掌水式門代表・水野義人先生

北陸富山本科は、2024年度の新規門下生を募集を開始します。

開講日は、4月21日(日)となります。以後12月まで、主に各月第一日曜日に開催していきます。指導するのは、八卦掌成立当時である清朝末期頃のままの「清朝末式八卦掌」です。

清朝末式八卦掌の最大の特徴は、強者の力とぶつからない戦術「斜め後方スライド撤退戦」を攻防を通し一貫して採用する弱者使用前提の拳法であるという点。程派、尹派、梁派などの著名流派に分かれる前の成立当時のままの八卦掌です。

八卦掌水式門は、日本国内で唯一、弱者使用前提のスタイルの清朝末式八卦掌を公にして指導する八卦掌一筋の伝統門となります。

創始者・董海川先生が宦官(かんがん)であったがゆえに生まれた、異質の弱者護身の武術、八卦掌。めまぐるしいほどの移動遊撃戦で強者との接触を避け移動攻防をし、その移動身法で多様な武器を操り、多人数で襲ってくる強者から、我が身と大切な人を守ることを目指す武術。その技術体系は、必要に迫られた弱者が使用することを前提としているため、技が少なく無駄なく、簡素で、常に身の回りのものを武器にしうる身法を磨かせる、護身術に直結した内容。

つまり、弱者が生存するための技法は、清朝末式八卦掌の中にすべて含まれているということです。水式門で指導する清朝末期成立当時のままの八卦掌は、強者の暴力から弱者が我が身を守り、かつ、弱者が大切な人を守ることをできる体系をそのままに持つ武術なのです。

参考までに、水式門で指導している八卦掌の特徴を、以下に、もう少し具体的に挙げておきましょう。

2023年の伝承活動では、正式門弟となった人間が少なかったため、2024年に入門する門下生は、少数指導の中で水野義人の指導を受けることなるでしょう。

創始者の高弟に名人が多いのは、草創期の門弟が少ない状況において創始者の指導を一身に受けていたことが大きな要因です。これは、技術上達の大きな好機です。

2024年度の正式門下生募集の機会を逃すことなく、志ある者は水式門の門を叩いてください。

愛知県本部本科については、愛知本科の紹介ページにてご確認ください。

「富山本科」を申し込む

八卦掌水式門の拠点である愛知県では、毎週金曜日と第2・第4日曜日、本科(愛知本科)を開催しています。東海地方・太平洋側在住の方はご検討ください。詳細は、以下の画像をクリックするか、「八卦掌水式門・愛知本科」 にてご確認ください。

八卦掌水式門愛知本科イメージ

門下生専用ページ入口のバナー

富山本科・2024年度門下生募集について

富山本科・開催場所

富山県氷見市 島尾海浜公園 ※屋外ですが、雨天決行

※海水浴シーズンのみ、富山県氷見市 ふれあいの森 スポーツセンター横芝生広場の場合あり。

※不明の場合は、電話にてお尋ねください。

※屋外での開催のため、熱中症対策・寒さ対策を万全にしてきてください。

富山本科・練習開催日時

開催日

2024年4月21日(日)・5月19日(日)・6月2日(日)・7月7日(日)・8月4日(日)・9月1日(日・10月6日(日)・11月3日(日)・12月1日(日)

冬季(1月~3月)は、寒波等による門下生への安全配慮のため開催いたしません。あらかじめご了承ください。

※2024年の再開門の際は、4月・5月のみ、第三日曜日(4月21日・5月19日)とします。その後は、6月第一日曜日より、開催期間内中において定期的に毎月第一日曜日に開催していきます。

開催時間

開催期間中(4月~12月)の第1日曜日の10時~16時(途中1h休憩あり)。代表の時間が許せば、夕方まで補講あり。

正式門下生であっても、練習参加時は事前連絡必要。門下生は開催日曜日の3日前(木曜日の24時まで).に「shiroikukmoajisai@gmail.com」宛に「○○です。○○日練習会参加します」と連絡すること。

富山本科・料金体系

入門費・年会費

入門費:無料

年会費:無料

門下生の料金体系

教授料:一日定額制 5,500円(税込) ※事前下記の指定口座まで振り込むこと。振り込まない者の指導は例外なく行わない。

愛知本部来訪時教授料:無料 ※富山本科生であれば、愛知本科に富山本科生が参加した際の教授料は免除します。よって、富山本科生は愛知に来た際は、開催日を確認し、連絡の上、愛知本科までお越しください。

体験希望者の料金体系

教授料:一日定額制 5,500円(税込) ※事前下記の指定口座まで振り込むこと。振り込まない者の指導は例外なく行わない。

※北陸富山本科入門希望者は、開催日曜日の3日前(水曜日の24時まで)に、申込みフォームにて参加の申込みをすること。

入門資格と入門手続き

八卦掌水式門は、殺傷技術を伴う昔日の武術を伝える伝統門となります。普及に際し、技法が悪用されるのを防ぐため、伝える者の人格を考慮する責任と義務があります。

入門資格を満たしており、かつ、入門時誓約事項を守ることを誓約し、入門時特記事項を理解した者が、仮入門期間を経てした常識的な礼節を備えていると判断した場合に本入門となります。

1.入門資格・入門時誓約事項・入門時特記事項

2.入門資格

以下の条件を満たした方が、体験入門を受け、かつ入門を申請することができます。

  • 1)中学生以上の方 ※18歳未満の未成年者は保護者の同意が必要
  • 2)弊門指導の八卦掌を、師伝に従い誠実・素直に学ぶことのできる方
  • 3)指導者・先輩・同期入門生・後輩、その他の人に対して、常識的な礼節と思いやりをもって接することのできる方
  • 4)他門派・他流派に対し尊重ができ、非礼な態度をとることのない方

2.入門時誓約事項

体験入門後、入門誓約書に以下の誓約事項に誓約をしてもらいます。誓約できる方に限り、誓約書をご郵送ください。※誓約事項を守ることができない場合、退門させることがあります。

  • 1)暴力団員、もしくは反社会的団体の構成員ではないこと。
  • 2)八卦掌水式門の活動に関し、社会的な信用を失墜させるような行為はしないこと。
  • 3)月の最初の練習会日に、必ずお釣りのない形で、現金にて月謝を支払うこと(※通信併用科の教授料については、前月末までに次月分を、銀行振込にて門指定口座に支払うこと)。
  • 4)稽古中は指導員の指示に従い、指導者・先輩・同期入門生・後輩、その他の者に対して、常識的な礼節と思いやりをもって接し、ハラスメント等が発生しない場の構築に貢献し、日本国の法を遵守すること。
  • 5)練習中外を問わず、他の門下生に対し、営業・布教・勧誘活動もしくは本人の望まない私的交際勧誘等、他の門下生の迷惑となり、拳法学習と関係のない行為をしないこと。
  • 6)他門派・他流派を尊重し、礼節と配慮に欠けた情報発信や、態度をとらないこと。門伝保護・個人情報保護の観点より、弊門、個人、団体が望まない情報を無断で発信・公開しないこと。
  • 7)八卦掌水式門が一般的な安全配慮義務を怠った場合でない限り、練習中に負った怪我等につき、その責を門に対し追及しないこと。
  • 8)以上の事項に反し門から退門等の処分を受けた際は、その処分につき異を唱えないこと。また違反・不正・不行跡行為によって生じた民事上・刑事上の責任を全うすること。

3.入門時特記事項

入門の際、また入門後に守っていただく具体的な約束事項となります。※入門申請時、必ず目を通し、ご理解の上、ご応募ください。

  • 1)弊門指導の八卦掌は「~派」色の薄い八卦掌成立当時(清王朝末期頃)の昔日の八卦掌である(基本功・老八掌の定歩・単式等は梁振蒲先生伝)。よって修行後に程派・尹派・梁派などの著名流派の伝承者の肩書きを希望する者は、他教室での学習を検討すること。※弊門で公認するのは「八卦掌第7代」(「伝人」呼称は、梁派特有の伝承者の呼称。「第○代」とは、八卦門において八卦掌の技法を一通り修め、師から指導を正式に認められた弟子のこと)となる。弊門では、第7代継承後、指導に足りうる技能を持った弟子に対し、「掌継人」弟子として公認し、指導許可を与えたことを明確にしている。
  • 2)拝師の儀式は行わないが、「八卦掌第7代」を弊門の名で公認した門下生は、拝師弟子と同じ扱いとする(自己紹介の際、「拝師弟子」と名乗ってよい)。
  • 3)上記入門資格・入門時誓約事項・当特記事項を満たすことができない者は、口頭注意の対応をとる。なお改善されない場合は退門処分とする(他の門下生の学習環境・安全を守るための措置)。この処分は、新参・古参を問わず厳格に行う。「他者への思いやり」「常識的な礼節」、そして「他流派への礼節」の資質については特に重視する。
  • 4)弊門各科は、児童向け専用教室ではない一般の方が参加する場であるため、学習環境配慮の観点より、保護者・近親者・知人・友人等による見学行為は認めていない。
  • 5)中学生以上~15歳未満の方を含め、すべての入門申請者は、必ず本人の意思で応募すること。第三者・保護者の意向による入門申請は認めていない。

4.入門手続き

八卦掌水式門に入門するためには、仮入門を経る必要があります(指導内容が殺傷技術を伴う武術であるため)。以下の手続きに従い、入門申請をしてください。

手順1 申込フォーム記載申請と体験入門参加

各科とも以下の問い合わせフォームに必要事項を記載のうえ体験入門を申請する。

手順2 入門希望なら、誓約書の郵送

体験後、入門を希望する方は、最終体験日に門より手渡された「入門誓約書」を確認。誓約書の内容に同意するならば、同書類を代表水野宛の住所に郵送する。

手順3 審査結果の通知

誓約書が水野に到達後、審査開始。審査後、入門審査結果のメールを送信します。入門許可者には、入門案内のメールとして送信します。

※入門が許可されなかった場合についてのクレームには、一切対応いたしませんのでご了承ください。

手順4 練習会に初参加

グーグルカレンダー記載の練習会に参加する。※参加ごとに、開催日の3日前の24時(例:日曜日開催ならば、木曜日の24時)までにメールにて簡潔に「○○です。本日参加します。」とだけメールをすること。※参加連絡が誰からもない場合は、開催いたしません。

教授料は、当日、必ずお釣りのない形で、現金にてお支払いください。

八卦掌水式門・富山本科の履修課程(カリキュラム)

代継門人科

基本科を修了し、技法に成熟し対敵能力が一定以上に達したと判断した者には、「八卦掌第7代」を公認(第三者からの問合せに対し「拝師正式門弟」と回答すること)します。

掌継人科

遊撃戦本科を修了した方には、水式門本部が「八卦掌第7代掌継人」と公認(第三者からの問い合わせに対し、正式に指導許可を与えた「伝承活動可能門弟」であると回答すること)します。

  • 清朝末式梁身圃伝八卦掌の老八掌
  • 双短棒(双匕首)
  • 双身槍(120~200くらいまでの棒使用)
  • 遊身大刀(200くらいの棒使用)
  • 対人約束散手(対1~対4)
  • 対多人数想定の散手(対2~対4)

体験希望の方は、 申し込みフォーム にて必ず事前に連絡の上、練習場所までお越しください。※連絡なしでの来訪者はお断りさせていただきます。

指導する八卦掌~清王朝末期に生まれた、体格的不利・対多人数などあらゆる不利で「生存」するため徹底した移動遊撃戦で戦う弱者使用前提の武術

指導するのは、清朝末期の動乱時の護身護衛術だった、昔日スタイルの対多人数想定の遊撃戦八卦掌

順勢掌理対敵身法による10連攻撃

現在八卦掌には、大きくふたつのスタイルがあります。それは流派の違いではなく、戦闘スタイルの違いです。

ひとつめは近代の八卦掌のスタイルです。対多人数ではなく対一人を想定して、敵の眼前(すぐそば)でめまぐるしく変化攻撃をする接近戦変則攻撃スタイルの八卦掌。

あとひとつは、八卦掌成立当初のままに、徹底した移動遊撃戦で常に間合いを取り続けるスタイルです。単換掌理の理のもと、去りながら攻撃をし、順勢掌理の理のもと、一気に近づいて攻撃し去る、というスタイルの八卦掌です。弊門の八卦掌は、まさにこちらの昔日のスタイル・対多人数遊撃戦の八卦掌を指導する門となります。

敵側面変化攻撃メインの近代八卦掌スタイルだけでも、練習時間に1万時間以上を費やした代表だからこそ、昔日の移動遊撃戦スタイルにたどり着くことができました。

昔日スタイルも「気軽にすぐに楽に」できるものではありません。しかし当スタイルを展開するうえで求められる技術は、誰でもできるものばかり。天性の柔軟性や筋力、反応能力の速さなど、才能によって左右される要素は必要ありません。倒すのではなく、生存することだから。

つまり弊門で指導する八卦掌を練習していけば、身体的要素に劣る「弱者」であっても、自分や大切な人を守ることができる可能性が生じるのです。

単換掌理と順勢掌理に沿った術理を常に意識し、技を少数にとどめ、対多の過酷な戦況に、シンプルさで勝機を見いだす

当門で指導する清朝末期成立当時の昔日スタイル八卦掌では、斜め後退スライドの「単換掌理」が技術の中核をなします。

「単換掌理」をおおまかに説明するなら、「斜め後退スライドによって敵の力とぶつかるのを避け、スライドで敵を引き込み移動しながら不意に攻撃をしていく」理となります。以下の連続動作写真をみてください。

斜め後ろに後退スライドしながら敵の攻撃の到達を遅らせつつ、防御のための老僧托鉢式(下連続写真1~4)。写真3で後ろ足を上げながら、すでに後方へ自分の身体をスライドし始めます。

老僧托鉢の手で敵に対しけん制しながら肩を入れつつ方向を転換していきます(下連続写真5~7)。この際、敵は我の差し出している手に気を取られているため、我が方向を転換したことに気づくのが遅れることになります。ここで敵の身体にかかっている追撃の慣性が強いほど、敵は進行軌道とタイミングをわずかにずらされ、「すかされる」「スッと抜かれる」感覚となるのです。

敵を引き込んでけん制攻撃(下連続写真8~9)。この攻撃は、あくまで「虚打・きょだ」となります。虚打とは、見せかけの攻撃、倒すつもりのない攻撃、という意味です。倒すつもりの実打(じつだ)と対局をなす打撃です。多人数戦において実打は、旋回先にいて眺めている敵です。その敵に対し、順勢掌理の斬り込み攻撃の実打を放ちます。

移動しなが手を出すだけの「勢」を利用したシンプル攻撃スタイル。移動推進力を利用するため、止まらない。

「半斜穿掌」。対多人数遊撃戦で、私が最も多用する技です。順勢掌理に基づく代表的な技となっています。順勢掌理の理に従い、通り抜けながら打ち、かつ、打つ直前の半斜により、当たらなくてもそのまま移動の速度が落ちないように、離脱することができます。

「半斜穿掌」に代表される当門八卦掌の各技の特徴は、「遊撃戦身体移動を止めることなくできる技」です。移動遊撃戦では、手を出してそこに移動推進力をのせて攻撃するだけのシンプルなもの。シンプルな攻撃を当てるためには、敵の意表を突く勢いである「勢(せい)」が必要です。孫子の兵法における「勢」と同じです。

半斜穿掌を見ますと、敵の側面に一歩踏み出し一発目の穿掌を打ち込み、扣歩で身体をもう一歩側面に移動させながら、とどめの穿掌放つ、というものです。

体格などのフィジカルに恵まれた相手は、練習においても、向き合って構えた状態で戦う方法ばかりを練習してます。向き合って構えた状態から戦いを展開する方が、フィジカル優位性を活かすことができるからです。それは、こちらが不利な条件が「相手が複数」という場合においても同じことです。

身体を止めて構えて応戦したら、体格や体重、年齢などの要素で不利なこちらは、フィジカル優位を活かした力任せの攻撃によって圧倒され、ねじ伏せられる。複数人を相手にする際止まって構えて応戦したら、周りを囲まれ、片方の敵を相手にしているうちにもう一方の敵に身体をつかまれ、動きを止められ、袋叩きに遭う。

動画中には悪い例(0:49~)も説明されています。中途半端な身体移動での攻撃は、敵の攻撃しやすいゾーンから抜けることができず、次に来る敵の力任せの連続攻撃の餌食となります。多くの中国拳法家が、自身のスタイルに徹しないで、総合格闘技選手やキックボクシング選手の前で日頃練習してないボクシングスタイルで構えて待ち、畳みかけられています。

八卦刀術重視~単換掌理・順勢掌理に沿った八卦刀基本技法を両理学習直後から修練し、道具使用による護身力を強化

徹底した移動遊撃戦に加えて、弱者が強者に勝ち、護身護衛を達成するために弊門では、常に武器(主に刀)を用いて理を説明します。

.

そして単換掌理・順勢掌理を一通り習った直後から、両理を用いて「八卦刀術」を練習していきます。つまり、90センチ程度の棒の移動操法を大変重視しているのです。

両理に基づく基本の形が無意識レベルで可能となったら、あとは手に棒をもって、相手(木)の間隙をぬって駆け抜けます。刀使用時も移動を止めず、技法は簡素に徹し、叩く(斬りつける)・出す(押し出し当てる)動作に遊歩発力による移動推進力を乗せて大胆に当てることで、防御と攻撃を連動して行います。。

当てることの難しい突きではなく、移動しながら叩く・押し当てる動作の方メインとすることで、初学者でも扱いやすく威力も出しやすい技術体系としています。その技法を武器術の最初とすることで、早い段階で身の周りの道具で戦うことができるようになります。

弱者生存の護衛護身武術を極めたい方へ~清王朝末期頃のままの八卦掌「清朝末式八卦掌」を国内で唯一伝える水野先生の道場「八卦掌水式門」入門方法

1.八卦掌水式門~清朝末期成立当時の原初スタイル八卦掌「清朝末式八卦掌」を国内で唯一指導する稀代の八卦掌家・水野先生の道場

八卦掌水式門代表・水野の写真
八卦掌水式門代表・水野義人先生

八卦掌水式門で八卦掌第7世を掌継させていただいた、掌継人のsと申します(先生の指示で仮称とさせていただきます)。掌継門人の一人として、八卦掌水式門の紹介をしたいと思います。

石川県・遠隔地門下生

八卦掌水式門は、清朝末期成立当時のままの原初スタイルの八卦掌「清朝末式八卦掌」を国内で唯一伝える八卦掌専門道場です。「単換掌の術理(単換掌理)」による「弱者使用前提」・「生存第一」の技術体系からぶれず、成立当時の目的を一心に貫く伝統門です。

八卦掌第6世の水野先生の伝える八卦掌は、強者使用前提・対一人・対試合想定の近代格闘術的八卦掌が主流となっている現代において、対多人数移動遊撃戦による弱者使用前提の撤退戦を貫いた極めて異色の存在となっています。

先生の伝える八卦掌の最大の特徴は、「単換掌の術理(水式門で先生は、「単換掌理・たんかんしょうり」と略して指導しています)」に徹している点です。

「単換掌の術理」とは、敵と接触を極力さけ、敵の力とぶつからない斜め後方へスライド移動しながら対敵対応をする、「相手次第」を排し「自分次第」にシフトした術理です。

間合いを取り、敵と力がぶつからない場所へ移動しながら「去り打ち」することを正当な戦法としているため、女性やお子さん・お年を召した方にとって極めて現実的な護身術となっています(※よって水式門では、私を含め、女性の修了者さんが多いです)。

単換掌の術理を理解するには、修行の初期段階に、術理に熟練した指導者による対面での練習を通して対敵イメージをしっかりと構築することが必要不可欠、だと先生は言います。

『八卦掌は「勢(せい)」が命の武術。前に向かってひたすら進み続けることで勢を維持せよ。後ろ敵は勢があれば追いつけない。横敵には単換掌の術理・斜め後方スライドで対応せよ。電撃奇襲をすることで、守るべき人に手を出させない、囮(おとり)護衛による中国産護衛護身武術なんだ』は先生の「口癖」化した説明ですね。

相手の侵入してくる角度や強度、そして敵動作に対する自分の身体の使い方を、先生の技を受け、または先生を試し打ちをしながら自ら身体を動かして学んでいきます。 先生は、「私の技を受けるのが最も上達する近道となる。しっかりと見てイメージを作り、独り練習の際、そのイメージを真似するんだぞ。」と語り、常に相手になってくれます。 それは初心者には果たせない役割。水式門では、先生はいつでも技を示してくれます。相手もしてくれるし、新しい技を指導するとき、使い方もしっかりと見せてくれるから、一人の練習の時でも、イメージが残るのです。

よって最初から全く一人で行うことは、リアルな敵のイメージが分からない点から、大変難しいものとなります。この問題は、私がこの場で、先生の指導を受けたほうがといいと強くすすめる理由となっています。

私も石川県在住時は遠隔地門下生でした。先生が富山に来たときは、集中的に相手になってもらいました。石川県という遠くであっても、先生の教え方のおかげで、ブレずにここまで来ることができました。

単換掌の術理に基づいた弱者生存第一の八卦掌を指導する八卦掌の教室は、日本国内では水式門だけです(それか、公にしていません)。

弱者使用前提がゆえの現実的方法で自分を守る武術に興味がある方。力任せの攻撃にも負けない護身術や八卦掌を極めたいと思う方は、水式門の扉を叩いてください。水式門なら、弱者が生き残る可能性を生じさせる八卦掌中核技術を、明快に学ぶことができます

共通申込みフォーム入口

2.八卦掌水式門は、仮入門制の有る純然たる「伝統門」道場

八卦掌水式門代表・水野の写真
八卦掌水式門代表・水野義人先生

八卦掌水式門は、代表である水野先生が、八卦掌第5世(梁派八卦掌第4世伝人)である師より指導許可を受けて門を開いた、純然たる「伝統門」です。それゆえ、入門資格を満たしているかを判断する仮入門制(仮入門期間中の人柄・態度を見て本入門を判断する制度)を、入門希望者すべての方に例外なく適用しています。もちろん私も仮入門期間を経て本入門しました。

水野先生が指導する八卦掌は、綺麗ごとのない護衛護身武術。一部に当然殺傷技法が伝えられ、昔の中国拳法と同じく実戦色が強い八卦掌。誰それ構わず指導することはいたしません。

特に先生は、拳法を始めた動機も真剣。他者への思いやりに欠ける人間に伝えてしまい、それで人が傷つけられてしまう事態を招くことを、心から心配しています。

よって各科に掲載された「入門資格」を満たした人間だと判断した場合にのみ、先生は本入門を認め、受け継いだ技法をお伝えしています。「八卦掌の伝統門として、門が負うべき当然の義務と配慮」。これも先生が常に話す口癖ですね。

水式門には『弱者生存の理で貫かれた護衛護身術「八卦掌」を日本全国各所に広め、誰もが、大切な人・自分を守る技術を学ぶことができる環境を創る』という揺るぎない理念があります。

先ほども触れたように、他者への思いやりに欠ける人間に伝えてしまうことは、技法が濫用され第三者が傷つく事態を招き、理念実現に真っ向から反する結果を生んでしまいます。

水野先生は、門入口を無条件に開放して指導し門を大きくすることより、たとえ仮入門制を設けて応募を敬遠されたとしても、他者への思いやりに欠ける人間に伝えてしまう事態を避けることを重視しています。

ここまで書くと、なかなか入ることのできない難しい道場だと思うかもしれませんが、そんなことはありません。仮入門制はありますが、一般的な常識と礼節、思いやりがあれば、心配する必要は全くありません

指導を受けてみれば分かるのですが、先生はいつも、門下生のことを考え、熱心に指導してくれ、怒鳴ったりもなく、笑顔です。安心してください(無礼な態度や乱暴なふるまいには、ベテラン・初心者関係なく厳しいですが)。

仮入門期間を経て本入門となった正式門下生には、「誰もが大切な人、自分を守ることができる清朝末式八卦掌」の全てを、丁寧に、熱心に、真剣に教えてくれます

迷ってるあなた。水式門には、積み重ねるならば、弱者と言われる者でも高みに達することができるシンプルで明快な技術体系があります。先生の温かく熱心な指導で、「守る」強さを手にしてみませんか。

共通申込みフォーム入口

八卦掌水式門富山本科イメージ