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個別指導科|弱者護身武術「清朝末式八卦掌」国内唯一伝承門「水式門」の個別指導

弱者使用前提・対多人数移動遊撃戦・武器術多用を大きな特色とする清王朝末期頃成立当時のままの真の弱者護身術

(このページは、2023年12月27日に更新しました。)

個別指導のバナー

個別指導開催にあたって。「個別指導科」を大まかに説明。

地道・確実に八卦門後継者を増やすため、八卦掌水式門では正式に「個別指導科」を設置し、個別指導枠を設けます。指導は、個別指導の豊富な経験を持つ、八卦掌水式門代表の水野が直接おこないます。

忙しくて、対面指導たる愛知本科・富山本科・女性護身術科に参加できない方・他人と一緒に指導を受けるのが苦手な方には最適な指導形態となります。最初に、「個別指導科」について、概要を説明していきます。

個別指導科ご利用方法と開催日時

時間は、火曜日・水曜日・金曜日が、午前10時30分より開始。木曜日が、午後2時より開始となります(木曜日の午前中は女性護身術科開催のため)

開催場所は、刈谷総合運動公園屋外となります。八卦掌は移動遊撃戦を主戦闘スタイルとするため、屋内での練習では、他人との衝突などの懸念があるためです。

八卦掌水式門の伝承する「清朝末式八卦掌」は、清王朝末期成立当時のままの八卦掌であり伝統性が強く、殺傷技術をも伴う指導内容となるため、『「清朝末式八卦掌」第7代目代継門人育成コース』を選択する方には、仮入門制を適用させていただきます。

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多彩な科を用意し、各人の目的に併せて選択できる

個別指導科では、近代八卦掌の基本・型学習コースをはじめとする、以下の多彩なコースを用意しています。

『「清朝末式八卦掌」第7代目代継門人育成コース』以外は、修了しても八卦掌の代継門人・掌継人とはなりませんが、仮入門制がなく、グループでも学ぶことができるため、気張らずに学んでいただけます。

各コース詳細バナー

料金体系

料金は、通常の2時間受講で、3,300円(税込)となります。※3時間の場合、4,400円(税込)。

事前に「より詳しく」にて表記してある、水式門の指定口座に料金をお支払いのうえ、ご参加ください(料金未払い者には、例外なく指導いたしません)。

料金体系詳細バナー

門下生専用ページ入口のバナー

個別指導科ご利用方法と開催日時

カレンダーの見方

まず、カレンダーにある、希望の個別指導枠時間をお選びください。申込フォームにて、希望のコースを選択し、必要事項にお答えいただき、ご送信ください。予約締切は、3日前の23時までとなります。

その後、下記指定口座に、代金をお支払いください。2日前の23時までとなります。その際キャンセルポリシーを必ずご確認ください。

申し込みはこちら のフォームより

各人の目的に合わせて選ぶことができる個別指導科の実戦的コース

個別指導科では以下のコースを選んで学んでもらいます。

各コースの内容は、以下の通りです。

近代スタイル八卦掌(梁振圃伝八卦掌)型学習コース:個人指導・グループ指導(定員5名まで)

この動画には環境音が入ります

近代八卦掌コースは、現在の主流の八卦掌となります。私が師より十数年に渡り指導を受け、指導許可を得た、梁振圃伝八卦掌に伝わる型(老八掌・刀術型)を指導します。

本コースは仮入門制を適用せず、グループ(5人まで)でも学ぶことができるため、敷居が低く気軽に始められます(しかし内容は確かなものを指導します)。

弱者使用前提からは離れたスタイルですが、敵と積極的にぶつかるスタイルのため、積極的な攻撃技法を型の練習を通して演じることができ、「カンフーを練習している」充実感を味わうことができます。

単調な基本技ではなく、型の学習を中心とするため、健康や痩身に大きな効果をもたらします。また流麗な八卦刀術も指導するため、カンフー学習の醍醐味を味わうことができます。

下記内容を、おおよそ12~15回程度で学習していきます。

  • 八卦掌の基本動作(伸肩法・回肩功・螺旋功・近代八卦掌敵前変則攻撃を支える基本ステップ歩法)
  • 梁振圃伝八卦掌の老八掌
  • 八卦刀術
  • 八卦双身槍術(両端に刃が付いている槍操法術)

「清朝末式八卦掌」第7代目代継門人育成コース:個人指導のみ・仮入門制あり

「清朝末式八卦掌」 個別指導(定員1名限定)継承者育成コースの履修課程は、以下の通り、通常の通学本科生・遠隔地生科門下生とほぼ同じ内容となります。仮入門制が適用される、本格的な伝承コースとなります。

八卦掌水式門における中核技法は、あくまで、移動遊撃戦時基本姿勢習得走圏・対敵イメージ走圏・後退スライド撤退戦対敵身法・前敵スライド離脱攻撃対敵身法・定式八掌転換式・各対敵身法に沿った八卦刀術です。これらの技法・術理の習得を最優先にして、遠隔地生科門下生には指導をしていきます。

仮入門課程

  • 基本功「回肩功・伸肩功・肩回し功」
  • 推磨式基本功(劈・推・拍・平穿・撩陰)
  • 基本功「穿掌の打ち方の基本」
  • 基本歩法(扣歩・擺歩・退歩の連動練習)
  • 単招式「遊歩連穿」で学ぶ前敵スライド離脱攻撃対敵身法
  • 単招式「平穿掌」で学ぶ前敵スライド離脱攻撃対敵身法
  • 単招式「双按連穿」で学ぶ前敵スライド離脱攻撃対敵身法

本入門課程

  • 移動遊撃戦時基本姿勢走圏(姿勢と歩き方)
  • 対敵イメージ走圏の練習の仕方
  • 内転翻身斜め後方スライド(足と簡単な手技のみ)
  • 外転翻身斜め後方スライド(足と簡単な手技のみ)
  • 単招式「翻身拍打」で学ぶ内転翻身法と翻身発力
  • 定式八掌・推磨掌の転掌式
  • 定式八掌・陰陽魚掌の転掌式
  • 定式八掌・下搨掌の転掌式
  • 定式八掌・托天掌の転掌式
  • 単換掌
  • 単換刀
  • 順勢掌
  • 順勢掌の術理で再度学ぶ単招式単招式「平穿掌」
  • 順勢掌の術理で再度学ぶ単招式単招式「双按連穿」
  • 順勢掌の術理で再度学ぶ単招式「遊歩連穿」
  • 定式八掌・叉子掌の転掌式
  • 定式八掌・仙人観棋掌の転掌式
  • 定式八掌・指天画地掌の転掌式
  • 定式八掌・白猿献果掌の転掌式
  • 八卦刀法・按刀
  • 八卦刀法・陰陽上斬刀
  • 八卦刀法・背身刀(徒手併学による指導)
  • 八卦刀法・旋身扎刀
  • 八卦刀法・上翻サイ刀
  • 八卦刀法・叉子刀
  • 八卦刀法・撩陰刀

指導内容は、対多人数移動遊撃戦の八卦掌の中核技法に絞った内容となります。定期的に通うことができないため、遠隔地生科の履修課程と同じく、中核技法に絞って重点的に指導をしていきます。

最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」女性護身術コース:個人指導・グループ指導(定員5名まで)

最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」女性護身術コースのバナー

女性護身術科において、一人で練習しても女性が身を守ることができるようになる護身術としてweb上にて公開している『最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」女性護身術』の、対面指導コースとなります。

一般的な護身術は、屈強な男性が、格闘技試合などで用いる「力と力がぶつかる」格闘技化した武術をベースにしてつくられたものです。このような護身術では、組手や模擬試合などによる対面練習が中心となり、道場・ジムに頻繁に通うことができる環境が必要となります。

しかし清朝末期頃成立当時の八卦掌は、弱者が護身を達成するために技術体系が組まれた「力がぶつからない」非接触タイプの武術であり、練習も護身も「自分次第」の領域で完結できます。八卦掌水式門は、この体系を貫き、『最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」女性護身術』ノウハウを公開し、講習会を開き対面でも指導しています。

仲間同士で、女性に特化した力のぶつからない護身術を学びたい方に最適のコースとなります。

護衛護身武術「清朝末式八卦掌」護身術コース:個人指導・グループ指導(定員5名まで)

男女問わず、清朝末式八卦掌を元にした最低限の護身術を理解したい人におすすめのコースとなります。学ぶものは、以下の4つとなります。

  • 移動遊撃戦時の歩き方(移動防御の仕方)
  • 後退スライド撤退戦身法(八卦掌の中核技術である、単換掌で学ぶ術理・単換掌理)の詳細と転身式基本技2つ
  • 前敵スライド離脱身法(単換掌の術理を、前に現れた敵に応用するための術理・順勢掌理)の詳細
  • 清朝末式八卦掌の術理による八卦刀法による棒操術

『最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」女性護身術』では前提となる使用者が女性であるため、離脱のための技法が多いのに対し、総合護身術では、あらゆるタイプの身の周りのモノを使用するための、武器操法術を重視します。

使用想定武器は、90センチ程度棒(八卦刀法術にて学習)・200センチ程度棒(八卦双身槍術似て学習)です。重たいモノ、表面がきたないモノでも、身体移動と持ち替え技術で武器として応用できる技術を指導します。

清朝護衛官武術・八卦掌式|万が一のための警備員護身術講座:個人指導・グループ指導(定員5名まで)

清朝護衛官武術・八卦掌式|万が一のための警備員護身術講座のバナー

警備員は、職業柄、施設内で不審な行動をとる人間に声掛けをする必要があります。

その際、身を守る技術を知らないと、恐怖できぜんとした態度をとることができないばかりか、声掛けすら避ける事態となり、施設の安全に寄与できません。

いざという時の護身術を習得しておけば、自信をもって毅然と声掛けができ、顧客や施設利用者に安心感を与え、信頼を得ることができます。

八卦掌水式門で指導する武術・八卦掌は、中国清王朝時代、王族を守った護衛護身武術であり、その技術は現在でもしっかり通用します。

水式門代表・水野自身も、八卦掌習得で得た自信を元に、警備保安職として、不審者、集会行為者に毅然と接し続け集会行為を減らし施設の安全に寄与し、野生動物(イノシシ・狂暴化した野犬)の襲撃から身を守った実績があります。

個別指導科では、実務・実戦経験豊富な代表・水野の経験を元に、警備職に就く警備員が、職務範囲を守りつつ、かつ、いざという時にしっかりと身を守ることができるための「警備員特化型護身術指導コース」を用意しました。

・・・詳しくはこちらより

個別指導科の料金体系

一人当たり3,300円(税込)

上記の金額を、希望講習日の2日前の23時までに下記指定口座に振り込むこと。振込が確認できない場合、例外なく、キャンセルしたものと扱います。

申込みの際は、必ず キャンセルポリシー をご確認のうえ、予約締切日時・個別指導代金締切日を守って以下の口座に指導代金をお支払いください(振込手数料は、申込者様でご負担ください)。グループ学習希望の際は、フォームに申込をした方の名にて、お振込みください。

【八卦掌水式門 指定口座】

  • 銀行名  :三菱UFJ銀行
  • 支店名  :知立(ちりゅう)支店 店番号 412
  • 預金種別 :普通口座
  • 口座番号 :1213489
  • 口座名義人:ミズノ ヨシト

なお指導代金支払締切日である希望講習日の2日前の23時までに振込が確認できない場合、本申込みはなかったものとして取り扱わせていただき、以後一定の申し込み制限をかけさせていただきます。

※仮申し込み・本申込み・講習代金お支払いの際は、必ず キャンセルポリシー をご確認ください。

※キャンセルは、個別指導日の1日前の23時までにこちらのキャンセルフォームよりお済ませください。

キャンセルポリシー

キャンセルは、個別指導日前日の23時までにこちらのキャンセルフォームよりお済ませください。

お振込みいただいた金額からキャンセル料を差し引き、残金を申込者様ご指定口座に返金いたします。その際の振込手数料は、申込者様でご負担願います

※1日前23時以降のキャンセルには、キャンセル料が発生いたします(以下参照)。

※やむを得ない事情の場合は、キャンセル料・振込手数料負担共に発生しませんので「shiroikukmoajisai@gmail.com」までただちにご連絡ください。

【参考例・やむを得ない場合】

  • 水式門の責に帰すべき事由による開催不可の場合
  • ご家族の緊急に関わる用事
  • コロナウィルス感染が疑われる急な発熱
  • 天災事変その他やむを得ない事由

1日前の23時より前

キャンセル料は発生いたしませんので、お振込みいただいた金額を全額返金させていただきます。※その際の振込手数料は、申込者様でご負担願います

1日前の23時以降

指導料(税込金額)の50%を返金します。その分を差し引き、残金を返金いたします。※その際の振込手数料は、申込者様でご負担願います

無断キャンセルの場合

無断キャンセルの場合(予約時間開始以後になされたキャンセルも含む)、お振込みいただいた金額全額がキャンセル料となり、一切の返金をいたしません。なお、無断キャンセルした方の次回以降の全ての申込みは受け付けませんのでご了承ください。

個別指導制度を利用することの魅力

個別指導メリット1:日本国内でまれな「弱者使用前提」武術の八卦掌を、6代目指導者からマンツーマンで学ことができる点

突然の暴力から、大切な人・自分を守る。暴力をちらつかせて理不尽な要求をする人間に、勇気をもって「NO」を突き付ける。八卦掌は、身体的に不利な人間が、強者からのこれらの行いから身を守るための護身武術だったのです。

弊門で指導する八卦掌は「弱者使用前提」を貫いた昔ながらの八卦掌(弊門では「昔日スタイル」と呼んでいます)を貫き、こだわって指導しています。

昔ながらの八卦掌?八卦掌は、今も昔も、同じじゃないの?実は、昔日スタイルと近代スタイルでは、その内容は大きく異なっています。

なぜか?八卦掌は、中国清王朝末期の、治安が乱れ切った時代に成立した武術。しかし時代の流れ・・・乱世から平和な時代へ移っていくにつれ、その時代ごとの要求とともに、八卦掌も変わっていったのです。

八卦掌創始者・董海川
八卦掌創始者・董海川

日本国内で普及している八卦掌のほとんどは、八卦掌が有名となり男性修行者が増え、一定のルールのある対外試合が使用する場に変わるにつれて、変わっていった近代スタイルの八卦掌です。

階級制のある一対一での試合で勝つことを想定しているため、どちらかが弱者である前提はなく、力と力がぶつかるスタイルとなりました。手先の身体技法(例・螺旋功)に対する比重が増えた技巧主義のため、一部の、才能のある人間や、練習環境の整った者に有利な武術へと変遷していったのです。

八卦掌水式門で指導する八卦掌は、弱者使用前提の八卦掌を後世につなぐことを目標として、今でも、そしてこれからも、清王朝末期成立当時の昔日スタイル八卦掌を伝えていきます。

昔日スタイル八卦掌は、あまりにシンプルな体系、「倒す」よりも「生存」重視で撤退戦メイン、膨大な反復練習を要する実用一辺倒のスタイルのため、ゲームや格闘技試合で見られる派手な技に慣れた現代修行者の心をつかみにくいです。

しかし、昔日スタイル八卦掌こそ、大切な自分を守り、大切な人を、弱者が守ることができる体系を持った極めてまれな武術であると確信しています。

個別指導では、日本国内でなかなか学ぶ機会のない昔日スタイルの八卦掌を、昔日の教授形態にて、適正な金額(1時間1,300円程度)で、存分に学ぶことができるのです。

個別指導メリット2:人に気を遣わなくていい

同門生といえども、いっしょに練習するのが苦手と感じる人もいます。

昔日の中国拳法は、代々「○○家」に伝わって伝承されてきたため、「○家拳」などと言われてきました(例:陳家の人間が伝えた「陳家拳」など)。

門外不出の技法の伝承は、当然、親(祖父母)から子への個別指導でありました。昔日の拳法教授の形態で練習をしたいと考える方であれば、なお個別指導の形態がよいでしょう。

個別指導メリット3:八卦掌で実戦を戦った代表が対人練習相手のため、指導内容が実戦直結である

清王朝末期成立当時の昔日スタイル八卦掌の中核は、単換掌で学ぶ術理である「斜め後方スライド撤退戦」となります。

敵を後方へ置いて、敵の突進の力ベクトルにぶつからないように敵から見て斜め後方へ移動しながら防御・攻撃・離脱をする技法です。このスタイルは、他の拳法では見られない極めて大きな特徴であり、昔日スタイルの八卦掌の真伝を得た指導者でなければ、うまく指導できません。

※実際、多くの武術経験のある八卦掌独学者が、後方スライドの対敵意識においてすでに徹底されておらず、技をうまく繰り出すことができない状態で、弊門を訪問している。

個別指導では、昔日スタイルの八卦掌を体得した代表・水野が、技をかけるのもかけられるのも全て担当するため、後日の独り練習におけるイメージをしっかりと持つことができます。

実際に技をかけられ、そして適切な管理のもと技をかけることを疑似体験しないと、独り練習においても十分な効果を発揮できません。個別指導では、その心配がなくなるため、独り練習で不安を感じる方は、この形態を有力な選択肢としてください。

申し込みはこちら のフォームより

弱者生存の護衛護身武術を極めたい方へ~清王朝末期頃の昔日の八卦掌を国内で唯一伝える水野先生の道場「八卦掌水式門」入門方法

1.弱者生存第一の「単換掌の術理」に貫かれた成立当初(清王朝末期頃)のままの八卦掌を国内で唯一追求し指導する、稀代の八卦掌家

八卦掌水式門代表・水野の写真
八卦掌水式門代表・水野義人先生

八卦掌水式門で八卦掌第7代を掌継させていただいた遠隔地門下生のsと申します(先生の指示で仮称とさせていただきます)。掌継門人の一人として、八卦掌水式門の紹介をしたいと思います。

石川県・遠隔地門下生

八卦掌水式門は、成立当初(清王朝末期頃)の「単換掌の術理(単換掌理)」に貫かれた「生存第一」の八卦掌・清朝末式八卦掌を指導する、国内で唯一の八卦掌伝統門です。

八卦掌第6代の水野先生の伝える八卦掌は、敵前変化攻防の近代スタイル八卦掌が主流となっている現代において、対多人数移動遊撃戦による弱者使用前提撤退戦を貫いた極めて異色の存在となっています。

先生の伝える八卦掌の最大の特徴は、やっぱり、「単換掌の術理(水式門で先生は、「単換掌理・たんかんしょうり」と略して指導しています)」に徹している点。

「単換掌理」とは、敵と接触を極力さけ、敵の力とぶつからない方向へ移動しながら対敵対応をする「相手次第」を排し、「自分次第」にシフトした術理です。

間合いを取り、逃げることを正当な戦法とし、力がぶつからないため、女性やお子さん・お年を召した方にとって最も現実的な護身術となっています(※よって水式門では、私を含め、女性の修了者さんが多いです)。

単換掌理を理解するには、修行の初期段階に、掌理に熟練した指導者による対面での練習を通して対敵イメージをしっかりと構築することが必要不可欠、だと先生は言います。

「単換掌理系の技は、対人走圏で養った移動による間合い取りと、敵の引きつけ引き込み技術、転身技術とで実行する技。現実的で明確な敵のイメージを持って練習しないと、実戦でとまどうことになる」は先生の口癖ですね。

相手の侵入してくる角度や強度、そして敵動作に対する自分の身体の使い方を、先生の技を受け、または先生に試し打ち(!)をしながら自ら身体を動かして学んでいく必要があります。それは初心者には果たせない役割。水式門では、先生がいつも相手をしてくれるし、新しい技を始動するとき、使い方もしっかりと見せてくれるから、一人の練習の時でも、イメージが残るんです。

よって最初から全く一人で行うことは、リアルな敵のイメージが分からない点から、大変難しいものとなります。この問題は、私がこの場で、先生の指導を受けたほうがといいと強くすすめる理由となっています。

私も遠隔地門下生。先生が富山に来たときは、集中的に相手になってもらいました。石川県という遠くであっても、先生の教え方のおかげで、ブレずにここまで来ることができました。

単換掌の術理に基づいた弱者生存第一の八卦掌を指導する八卦掌の教室は、日本国内では水式門だけです(それか、公にしていません)。

弱者使用前提がゆえの現実的方法で自分を守る武術に興味がある方。力任せの攻撃にも負けない護身術や八卦掌を極めたいと思う方は、水式門の扉を叩いてください。水式門なら確実に、弱者が生き残るための技術を学ぶことができます

2.八卦掌水式門は、仮入門制のある純然たる「伝統門」道場

八卦掌水式門代表・水野の写真
八卦掌水式門代表・水野義人先生

八卦掌水式門は、代表である水野先生が、八卦掌第5代(梁派八卦掌第4代伝人)である師より指導許可を受けて門を開いた、純然たる「伝統門」です。それゆえ、入門資格を満たしているかを判断する仮入門制(仮入門期間中の人柄・態度を見て本入門を判断する制度)を、入門希望者すべての方に例外なく適用しています。もちろん私も仮入門期間を経て本入門しました。

水野先生が指導する八卦掌は、護身術であれど、一部に当然殺傷技法が伝えられ、昔の中国拳法と同じく実戦色が強い八卦掌。誰それ構わず指導することはいたしません。

特に先生は、拳法を始めた動機も真剣。他者への思いやりに欠ける人間に伝えてしまい、それで人が傷つけられてしまう事態を招くことを、心から心配しています。

よって、以下で掲げてある「入門資格」を満たした人間だと判断した場合にのみ、先生は本入門を認め、受け継いだ技法をお伝えしています。「八卦掌の伝統門として、門が負うべき当然の義務と配慮」。これも先生が常に話す口癖ですね。

水式門には『弱者生存の理で貫かれた護衛護身術「八卦掌」を日本全国各所に広め、誰もが、大切な人・自分を守る技術を学ぶことができる環境を創る』という揺るぎない理念があります。

先ほども触れたように、他者への思いやりに欠ける人間に伝えてしまうことは、技法が濫用され第三者が傷つく事態を招き、理念実現に真っ向から反する結果を生んでしまいます。

水野先生は、門入口を無条件に開放して指導し門を大きくすることより、たとえ仮入門制を設けて応募を敬遠されたとしても、他者への思いやりに欠ける人間に伝えてしまう事態を避けることを重視しています。

ここまで書くと、なかなか入ることのできない難しい道場だと思うかもしれませんが、そんなことはありません。仮入門制はありますが、一般的な常識と礼節、思いやりがあれば、心配する必要は全くありません

指導を受けてみれば分かるのですが、先生はいつも、門下生のことを考え、熱心に指導してくれ、怒鳴ったりもなく、笑顔です。安心してください(無礼な態度や乱暴なふるまいには、ベテラン・初心者関係なく厳しいですが)。

仮入門期間を経て本入門となった正式門下生には、「誰もが大切な人、自分を守ることができる清朝末式八卦掌」の全てを、丁寧に、熱心に、真剣に教えてくれます

迷ってるあなた。水式門には、積み重ねるならば、弱者と言われる者でも高みに達することができるシンプルで明快な技術体系があります。先生の温かく熱心な指導で、「守る」強さを手にしてみませんか。

3.入門手続き

八卦掌水式門の正式門下生となるためには、個別指導科における近代八卦掌コースを除いたすべての科において、仮入門期間(体験入門日から一カ月経過もしくは体験入門を含めた3回の練習参加)を経る必要があります(指導内容が他人を傷つける技術を含むため)。この期間を経過した後、入門を希望する方は、以下の手続きに従い、入門申請をしてください。

手順1 申込フォーム記載申請と体験入門参加

各科とも以下の問い合わせフォームに必要事項を記載のうえ体験入門を申請する。

手順2 本入門希望者は、「本入門申請フォーム」より、本入門申請をする

体験入門を含めた仮入門期間経過後、本入門を希望する方は、各科共通の 本入門申請フォーム より、本入門申請をしてください。本入門を認めるかどうかの判断をさせていただきます。

「入門資格・入門時誓約事項・入門時特記事項」については、こちら にて必ず目を通し、理解したうえで本入門申請をすること。

「入門資格・入門時誓約事項・入門時特記事項」

本入門申請意思受領後、本入門審査を経て、結果のメールを送信します。本入門許可者には、入門案内のメ―ルを送信しますので、メール文中に記載されている弊門指定の銀行口座に初月指導料を振り込んでください。

※入門許可メール送信後、送信日を含めて14日以内に入金がない場合は、入門の意思がなくなったと判断し、申請はなかったものとさせていただきます。

※本入門が許可されなかった場合についてのクレーム・理由開示要求には、例外なく対応いたしませんのでご了承ください。

手順3 「入門誓約書」のダウンロード

下のリンクにて「入門誓約書」をダウンロードし、内容を確認。誓約書の内容に同意するならば、同書類を印刷し、必要事項を記載の上、本入門後の初回練習時に持参する。

「入門誓約書」のダウンロード

※ダウンロードができない方は、shiroikukmoajisai@gmail.com 宛にご連絡ください。

手順4 練習会に初参加

上記「入門誓約書」を持参の上、グーグルカレンダー記載の希望各科の練習会に参加する。

※「入門誓約書」を必ず持参すること。持参し忘れ2回目の者には例外なく指導しない。ダウンロードができなかった理由で持参出来なかった者は、必ずそのむねを告げること。

※カレンダーが、参加する科のカレンダーであるかどうかを、しっかりと確認すること。

※各科とも、参加希望日の前日の24時までに、に、参加メール「例文:○○です。○○日参加します」とメールを入れること(場所変更の可能性があるため)。

八卦掌水式門富山本科イメージ