トップページ>八卦掌女性護身術科(女性本科)|国内で唯一弱者使用前提の『清朝末式八卦掌』を指導する水式門の、女性専用教室

八卦掌女性護身術科|国内で唯一弱者使用前提の『清朝末式八卦掌』を指導する水式門の女性専用教室

「女性護身術科」が分かる5つの視点~本来の姿・護衛武術「八卦掌」を学び、真の護身術につなげる超現実的女性専用武術教室

(このページは、2024年5月11日に更新しました。)

このページでは、護身を真剣に考えている女性に読んでいただくために、「なぜ女性が清朝末式八卦掌を選ぶのがいいのか」を詳しく解説しています。

まず『最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」女性護身術』で、本来の姿「護衛武術・八卦掌」を体感してほしい

敵攻撃に対し、敵の身体・力とぶつからない「斜め後方スライド」で対処し、常に移動し続けて移動推進力を保ちながら、その勢いをもって防御と攻撃をする。敵の力とぶつからないことで瞬時に敵をさばきすぐ移動することができ、対多人数・対強者・対武器の過酷な戦いの中で弱者が生存する可能性を生み出す。

水式門では、まず、この技術体系を女性に特化して最低限の厳選した内容でまとめ、『最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」女性護身術』を創りました。

弊門サイト上で常に公開されているので、忙しい方でも学習ができます。「百聞は一見に如かず」。まず自分の身体で、昔日の戦う八卦掌を体験してみて下さい。

『最低限の時間で仕上げる「清朝末式八卦掌」女性護身術』では、戦いのはじめである対峙の状態から距離を置く技術、攻撃に対する身体をぶつけない・触れない対敵防御法、敵の足は止めるが自分の移動推進力を落とさないけん制攻撃技法、移動推進力を保つ歩き方、戦場離脱する方法など・・すべてが詳しく動画付きで説明されています。

書店にある本で学ぶなら、弊門の護身術を勧めたい。他の護身術とは一線を画す、弱者使用に徹底的にこだわった護身術です。

成立当時の八卦掌「転掌」の姿とは?~護身を果たすうえでとても重要な成立当時八卦掌の戦闘スタイルと技法

清朝末式八卦掌の最大の特徴は、強者の力とぶつからない戦術「斜め後方スライド撤退戦」対敵身法を攻防を通し一貫して採用する、徹底した弱者使用前提の拳法であるという点。程派、尹派などの著名流派に分かれる前の成立当時のままの八卦掌です。

※八卦掌水式門は、日本国内で唯一、弱者使用前提のスタイルの清朝末式八卦掌を公にして指導する八卦掌一筋の伝統門となります。

「転掌」は宦官が清朝王族を守る護衛武術だった

創始者が宦官(かんがん)であったがゆえに生まれた、異質の武術、八卦掌。実は、成立当時の八卦掌は、名前も『転掌(てんしょう)』といい、一定時間敵から移動遊撃戦で護身し囮(おとり)となって時間を稼ぎ、王族を守る、宮中護衛官の護衛武術だったのです。

めまぐるしいほどの移動遊撃戦で強者との接触を避け移動攻防をし、その移動身法で多様な武器を操り、多人数で襲ってくる強者から、我が身と大切な人を守りました。その技術体系は、必要に迫られた弱者が使用することを前提としているため、技が少なく無駄なく、簡素で、常に身の回りのものを武器にしうる身法を磨かせる、護身術に直結した内容。

水式門では、この技術体系をより詳しく知りたい方のために、2023年7月、「八卦掌護身術科」での指導ノウハウと「最低限の時間で仕上げる女性護身術」をも併せて結集し、八卦掌本来の護身術直結体系をより鮮明にした女性専用の指導枠を独立させ「女性護身術科(女性本科)」を開講しました。

よって女性護身術科で指導する内容は、単なる護身術ではなく、れっきとした、清朝末期頃成立当時のままの技術体系。修了した方が、正式な八卦掌伝承者として弊門の名で認められる理由です。

ちまたの一般的な護身術で女性が護身を果たすことが難しい理由

理由1:強者の力のベクトルに真っ向からぶつかっている

強者の力のベクトルに抗するのは不利を増大させる

多くの護身術では、まず、圧倒的に体格差のある男性を相手に、身体正面を向けて構えます。

この時点で、強者の攻撃を真っ向から受ける状態となっているのです。多少半身であっても敵攻撃を受ける状態であるのに変わりはありません。

そして、攻撃に対しては、力のベクトルに対し、前方向に向かう自分のベクトルで、さえぎる・ブロックする・受け流すなどの技法で対応します。どんな防御法であっても、前方向に向かう力のベクトルをもって対抗する時点で、敵の力を増大させてしまっているのです。

弱者は、強者の攻撃力を、これ以上増大させてはいけません。一般の護身術は、構えから防御に至るまで、敵方向へ向かうベクトルを伴う動作で、敵の攻撃力を増大させ、護身を難しくしています。

理由2:理由2:用いられている「強者の攻撃を制する技術」が難しすぎる

螺旋等の精密技術で強者の攻撃をかわすのは難しい

各護身術教室では、敵の力を受け流す・ブロックする技術を指導しています。各護身術でも、巧妙な技法で強者の攻撃をかわします。

これらの技法は、見ていて見栄えがよく、うまくできそうです。しかし練習の場で人を相手にやってみると大変難しいのです。これが、理性を失った暴漢相手だったら、もっとかかりにくくなります。

強者の力を手わざの技法によって制するのは、大変な習熟度が必要となります。相手との技術差・体格差を上回る技術が必要です。

つまり敵の力とぶつかり、技術で圧倒しようとする時点で「相手次第」なのです。護身術では、負ければ命を奪われ、もしくは蹂躙されてしまいます。相手がどんな状況であろうと、「自分次第」の領域で生還という結果を出すことが、護身術の最低条件です。

習熟させるためには、膨大な対人練習が必要となります。そのような難しい技法を練習し習得する環境を確保することは、現代人には大変難しいでしょう。

清朝末式八卦掌の生還の技法も簡単ではありません。しかし、一人である程度、徹底的に磨くことができます。練習相手がいらないので、「自分次第」でどんどん習熟させることができます。

理由3:「逃げる」までのプロセスが無策で不明確(ネット意見)・無茶

「女性がなまじ護身術を習っても無意味。大声をあげて逃げるに限る」。ネット上でたまに見られるこのようなアドバイスは、無責任で最低です。大声をあげても、誰も助けてくれません。理性を失って突進してくる相手に、逃げるだけではあっという間に追いつかれてしまいます。そもそも、いきなり全力で走ることができますか。

匿名の人間が発する、これらの無責任で不明確な意見を、決して真に受けてはいけません。逃げるにも明確な技術があり、それらは練習することで可能となるのです。古来より、女性や庶民は、逃げる中に技法を見いだし、護身を果たしてきたのです。

護身術教室では、敵に向かって先制奇襲で一撃を加え、ターンして逃亡することを指導します。攻撃が成功すればいいでしょう。組手をやったことのある人間は、技術が下の者にも攻撃はなかなか当たらないことを知っているため、難しいと感じます。しかし多くの護身教室や警察のHPでは、このような難しい先制攻撃を、命のかかった場で実行させようとします。

後ろに下がりながら、かわし、かわし、当たりそうになったらけん制攻撃し、とにかく間合いを詰めさせない。そして敵に疲れが出て二者の距離が少し離れた時点で、一気に離脱する。そのための準備(技法使用時の持久機動力)をしておく。これは清末八卦掌の修行体系そのものであり、古来の戦争からずっと行われている、不利な軍の撤退戦行動作戦です。

「清朝末式八卦掌」が、女性の護身術に有効な理由

理由1.「当てる」よりも「当たらない」重視。弱者生存理の「単換掌理対敵身法」たる斜め後方スライド撤退戦を貫いている

清末八卦掌では、攻防はすべて下がりながら行う

清朝末式八卦掌では、「逃げる」ことが正当な戦法なので、対敵行動の基本は「下がる」こととなります。

下がる以上、敵の力のベクトルとぶつかる要素が大きく下がり、筋力に劣る女性の最大の弱みを克服することにつながるのです。「自分次第」の領域で結果を出すことができます。

敵と対峙する時点から、もうすでに後方へと下がり、敵の攻撃段階では、触れない間合いで移動身法でかわし、時にけん制し、相手が離れた瞬間に、一気に離脱。

これが清朝末式八卦掌の一連の対敵行動ですが、敵の力とぶつかる要素は徹底的に排除されているのが分かると思います。

創始者が、男性に比し筋力の劣る「宦官(かんがん)・去勢された宮中男性官吏」であったことから、このようなスタイルが生まれたのです。

理由2.攻撃に未練がないため、単換掌理の短所である「攻撃成功率の低下」が苦にならず、スタイルを受け入れやすいから

女性は元から攻撃に未練がないため、上達も早い

女性だと、男性に比し筋力等が劣っていることを自覚できるため、「攻撃して相手を倒す」たぐいの格闘ロマンに執着がありません。

片や男性は、「攻撃機会を犠牲にして生存の確立を高める」と指導を受けても、斜め後方スライド撤退戦を素直に受け入れることができないのです。

イラストにおける一番弟子(現掌継人)も、女性が「攻撃して倒す」武術や護身術に元から疑問を感じていたため、「斜め後方スライド撤退戦」の練習を疑うことなく積み重ねていきました。

素直に受け入れることで、上達は私が修行し上達していった速度より大幅に早くなったのです。

男性であると、筋力や体格の優位差を利用した戦い方もできてしまいます。そして、他の武術経験などがあればあるほど、攻撃の機会が減ってしまう「斜め後方スライド」を受け入れにくくなります。

理由3.男女によって差の出にくい「持久力」が重要要素となるため、日頃持久力を鍛えている女性ならば、逃げ戦術による持久戦で十分対抗できる

清朝末式八卦掌の戦い方ならば、男女間で差が出にくく、かつ事前準備で準備不足者を圧倒できる「持久力」という要素を、実戦の場に持ち込むことができます。この点も「自分次第」の領域です。

間合いを取る技術を磨き、敵の攻撃を何度もやり過ごし、敵の疲労が生じたら、機会をみて一気に離脱する・・・超現実的だが「自分次第」で確実な清末八卦掌の戦術は、誰でも可能な戦術なのです。

数多くの八卦掌道場の中で、八卦掌水式門が存在価値を示している理由

理由1:清王朝末期成立当時の八卦掌を指導する八卦掌道場であることを国内で唯一宣言し、指導していること。

国内外を問わず、成立当時のままの弱者使用前提の護衛護身武術として八卦掌を指導しているのは、八卦掌水式門のみです。

研鑽のため、中国国内で発売されている著名先生の八卦掌指導教書を流派を問わず閲覧しましたが、みな近代格闘技スタイルの八卦掌を紹介する書籍のみでした。

陰で指導している可能性もありますが、公にしてない以上、指導していないと同じです。水式門は、唯一、清王朝末期頃成立当時のままの八卦掌を指導する唯一の道場です。

理由2:水式門で指導する八卦掌は、簡易な護身術化は一切していない。八卦掌そのものであり、習得後は、正式な八卦掌の伝承者(第7代目)となる

「転掌」の護身技術は、現代日本社会に大変有効

水式門で指導する八卦掌は、他の格闘技道場が指導する際、自身の格闘技を「護身術化」するようなカスタマイズをしていません。

なぜなら、成立当時の八卦掌(当時は「転掌(てんしょう)」という名称だった)は、宦官(かんがん)が、清朝王族・寵姫を守るために、一定時間我が身を護身して囮(おとり)となることで時間稼ぎをし、護衛を果たしていた護衛護身武術だったからです。

その「一定時間我が身を護身して」を実現するための技術体系が、水式門では今なおしっかりと伝承されています。

よって現代日本でも護身術として問題なく通用するため、改変したり簡素化する必要がないのです。

以上の理由により、水式門で清朝末式八卦掌を習得すれば、本来の八卦掌の修行成果を獲得した代目を継ぐ「第7代目」の実力者となります。そしてその技術土台が、指導者段階たる「掌継人」ステージへと導きます。

理由3:弱者使用前提の護身武術である八卦掌の原点から、一切ぶれていないこと。昔日スタイルの八卦掌をしっかりと伝えていること。

強者の力にぶつからない八卦掌の原点を貫く戦い方

弱者使用前提。その原則を崩した時点で、八卦掌は他の力と力がぶつかる武術と同じとなります。

水式門では、格闘ゲームや漫画・アニメなどで非現実的な攻防動作が横行し、妄信される中で、現実路線を徹底的に貫きます。

代表は、警備保安職として幾度も、命を賭けて向かってくる野生動物やその他の脅威(イノシシ・罹患し狂犬病の発症が疑われる野犬・夜間の進入禁止区域で集会をする集団)との実戦を経て、華美な路線と現実路線は、全く異なると痛感しているからです。

弱者が強者から護身するための唯一の方策であった、「斜め後方スライド撤退戦の術理」を、現代においてもそのままに伝えています。

理由4:シンプルで超現実的路線な、実用一辺倒の学習内容カリキュラムであること

護身が必要な場面のひとつのパターンを以下のように設定します。以下の段階を実現させるためのカリキュラムを組んでいます。

そして、各段階を実現させるためのカリキュラムを以下のように組んで指導します。

理由5:格闘技用語をよく知らない女性に配慮し、指導中で難しい武術用語・中国的比喩を用いず、日本語で理論を説明していること。

分かりやすい日本語での説明に徹する指導

女性は、格闘技好きの男性と違い、格闘技用語・武術用語を知りません。

水式門の代表は、女性に対する指導経験が豊富ゆえ、その点につき、日常生活で使う一般的な言葉を用いて、八卦掌の戦闘理論等を説明します。

理由6:八卦掌の原点である刀術を、初日から練習するため、速い段階で棒操法を習得でき、身のまわりのものを使った護身術を実行できること。

水式門では、八卦刀術の指導に力をいれております。そして刀術の指導は、修行の初期段階から行います。

特に女性護身術科では、傘や特殊警棒などの護身具を携帯する可能性もあることから、90センチ程度の棒を用いた刀術を、詳しく指導します。

他の八卦掌道場や中国拳法道場では、「身のまわりの物で護身」と謳いながら、華麗な型として指導するにとどまっています。実際に使うことは想定して指導していません。水式門では、いざという場面で実際に「使う」ことを想定して、模造刀などではなく、90センチ程度棒を使って棒操刀術を指導します。

※女性護身術科中の使用画や名称は、使用画のネット中外での流布による思わぬ被害を防ぐため、全人物画をイラスト・名称を仮称にて統一しています。ご了承ください。

門下生専用ページ入口のバナー

女性護身術科の開講情報(練習場所・練習日時・料金体系)

女性護身術科・練習開催場所

基本的に、愛知県刈谷市築地町の刈谷市総合運動公園のバス停横芝生広場にて開催しております。※雨天時は、ウィングアリーナの軒下等に変更します。

清朝末式の八卦掌は、徹底した移動遊撃戦を採る移動戦術拳法であるため、ダンススタジオ・カルチャーセンターなどの狭い室内では、接触事故が発生する危険があります。よって指導は一貫して屋外開催となります。

弊門では女性護身術科に入門を希望する方にも必ず仮入門期間(有料)を経てもらいます。弊門は、女性が護身を果たすために、暴漢を殺傷する技術も教授します(断息殺手など)。思いやり・最低限のマナーなどを持ち合わせない人間に、そのような技術を流すことは、護身術道場が負う社会的責務に反するからです。

また、体験で学ぶ当たり障のない一般技術とは違う、清朝末式八卦掌の中核技法につながる重要基本を学ぶことで、学ぶ側も八卦掌が自分に合っているかを判断できるという理由もあります。

仮入門参加希望の方は、 申し込みフォーム にて必ず事前に連絡の上、練習場所までお越しください。※連絡なしでの来訪者はお断りさせていただきます。

屋外ですので、日焼け対策・暑さ寒さ対策・熱中症対策等は各自忘れずにしてきてください。

女性護身術科・指導日時

毎週木曜日:10時30分~12時30分

第2・第4土曜日:10時~12時

※遠隔地生科の女性門下生で、女性専用の時間を希望する方は、上記時間に以外に補講もしますのでご連絡のうえ愛知まで来所してください。

女性護身術科・料金体系

入門費:無料

年会費:無料

月 謝:月額5,500円(税込)

「女性護身術科」を申し込む

女性護身術科で学ぶ内容

仮入門教程

代継門人教程(八卦掌の第7代目代継門人を目指す教程)

通常の本科と指導内容は変わりません。しかし、女性は男性修行者が知っているような拳法用語を知らない可能性があるため、より一層、通常生活中のイメージしやすい言葉を使用して指導します

代継門人教程を修了し、技法に成熟し対敵能力が一定以上に達したと判断した者には、「八卦掌第7代」を公認(第三者からの問合せに対し「拝師正式門弟に相当」と回答すること)します

掌継人教程(八卦掌の伝承者たる第7代目掌継人を目指す教程)

掌継人教程を修了した方には、水式門本部が「八卦掌第7代掌継人」と公認(第三者からの問い合わせに対し、正式に指導許可を与えた「伝承活動可能門弟」であると回答すること)します。

仮入門希望の方は、 申し込みフォーム にて必ず事前に連絡の上、練習場所までお越しください。※連絡なしでの来訪者はお断りさせていただきます。

7.女性護身術科入門に際する流れ

女性護身術科の入門手続き

八卦掌水式門は、殺傷技術を伴う昔日の武術を伝える伝統門となります。普及に際し、技法が悪用されるのを防ぐため、伝える者の人格を考慮する責任と義務があります。

女性護身術科から入門しようとする方には、「仮入門⇒正式入門」の2段階入門制を採用させていただきます。下記で示す、入門資格を満たしており、入門時誓約事項を誓約し、入門時特記事項を理解した方が、仮入門教程期間中、常識的な学習態度等であることを確認した際に正式入門となり正式門下生(八卦門生)となります。

以下の手続きに従い、入門申請をしてください。

手順1 申込フォームにより仮入門科参加申込み

以下の問い合わせフォームに必要事項を記載のうえ仮入門教程参加の申請をする。

手順2 引き続き1カ月経過まで、練習に参加

仮入門教程にて、八卦掌の初学時重要基本を学んでください(無料体験入門ではない。水式門は初日から重要基本を指導するため、有料の仮入門教程としています。本入門をするかどうかの判断材料にしてください)。

※無料体系入門ではありません。水式門は初日から重要基本を指導するため、有料の仮入門教程としています。この期間中の学習を通して、本入門をするかどうかの判断材料にしてください。

手順3 仮入門期間教程本入門へ

仮入門教程修了後、本入門の可否のメールを送信しますので、本入門を希望する際は、フォームより意向をご回答ください。本入門を希望する方は、仮入門教程期間中に手渡された「入門誓約書」を確認。誓約書の内容に同意するならば、同書類を代表水野宛の住所に郵送、もしくは練習時手渡ししてください。※誓約書における現住所の記載については、個人情報保護の観点より、市区町村までにとどめてください。

※正式入門が許可されなかった場合についてのクレーム・理由開示要求には、例外なく対応いたしませんのでご了承ください。

手順4 練習会に引き続き参加

グーグルカレンダー記載の練習会に引き続き参加する。※参加ごとに、前日の24時までにメールにて簡潔に「○○です。明日参加します。」とだけメールをすること。

入門資格・入門時誓約事項・入門時特記事項

入門資格

以下の条件を満たした方が、仮入門申請をし、仮入門教程に参加することができます。

入門時誓約事項

仮入門教程期間中、入門誓約書に以下の誓約事項に誓約をしてもらいます。誓約できる方に限り、誓約書をご郵送ください。※誓約事項を守ることができない場合、退門させることがあります。

入門時特記事項

入門の際、また入門後に守っていただく具体的な約束事項となります。※入門申請時、必ず目を通し、ご理解の上、ご応募ください。

※中学生以上~15歳未満の方は、拳法学習の志望動機をいかんで参加の可否を決定します。必ず本人が、15歳未満向けコースがある科における、希望する科の申込みフォームに、志望動機等必要事項を記載の上、お申し込みください。保護者の意向による参加・入門申請は認めません

女性がちまたの護身術で身を守るのが難しい理由

あなたは、相手の手をつかみひねり上げ、すかさず急所攻撃をして逃げることができますか?

あなたは、相手のパンチ・キック、もしくは掴み攻撃を払い、スネや金的に蹴りを喰らわせ、逃げることができますか?

あなたは、相手のアタックに対し、手・身体の一部をつかみ攻撃を制し、そのまま投げ飛ばすことができますか?

あなたは、相手のパンチ・キックを払い、カバンやスマートフォンで相手の顔面・急所を攻撃し、ひるませ、逃げることができますか?

あなたは、あなた自身を襲おうとする明確な意思を表し向かってくる男性から、走って逃げ、逃げ切ることができますか?

私はこれらの護身術で我が身を守ることに自信がありません。私は、これらの護身術を、今すぐに実行できません。

中国拳法を修め、道場を運営・指導し、仕事で警備業を経験。徒党を組み違法行為をする若者らと複数回対峙し、危険野生動物(猪・罹患し狂暴化した野犬)から身を守った経験があります。しかし上に挙げた方法では、我が身を守る自信はないのです。

それはどうしてでしょうか?

理由1:強者の力のベクトルに真っ向からぶつかっている

男性の力任せの攻撃に対しては、男性であっても対処が難しい。まして筋力面で男性に及ばない女性はなおことです。

世間で広く用いられている護身術の多くは、「ある程度身体を鍛え筋力を備えた男性が同等の人間を戦い勝利することを目標とした武術」をもとにして考えられたものです。

参考にした大元の技術体系が、そもそも弱者が使用することを前提としたものでないのです。

練習風景のイラストでは、女性が男性のフックパンチをダブルブロックでかろうじて防いでいます。しかしこの攻撃の後、男性は顔前の左手でストレート攻撃をすることでしょう。力の弱い女性は、最初のフックパンチを両手で交わすことが精一杯で、その後の力による連続攻撃に耐えられません。

この対敵防御スタイルにおける最大の欠点は、強者である男性の攻撃に、逃げもせず、真っ向からぶつかっていることです。それゆえ、1発目の攻撃を防いでも、その後の力任せの攻撃に圧倒されてしまうのです。これは、体格・力の劣る小柄な男性でも同じことです。

理由2:用いられている「強者の攻撃を制する技術」が難しすぎる

真っ向から挑んでいる以上、力とぶつかりながらも上手く逃がすテクニック(八卦掌でいえば、螺旋力)が別途、必要となります。

筋力差を補うための技術力・テクニックを習得するには、技術のある男性との、真剣なやり取り、膨大な対人練習時間が必要となります。つまり、技術の高い男性同門生との、ある程度力のこもった練習が必要となるのです。

しかし、そのような技術を習得するのはそもそも難しいし、習得意欲が強くても、対人練習を毎日多くの時間、取ることなど、忙しい現代人には難しいのです。

理由3:「逃げる」までのプロセスが不明確で無策~「逃げる」だけの護身術では、我が身・大切な人を守ることができないケースが多すぎる

「とにかく逃げること」。さすがに最近の護身術道場では、そのようなうたい文句を掲げている所は少なくなりました。しかしネット上では、そのような無責任がアドバイスが今でも多く見られます。

襲う気で襲ってくる強者から、ただ逃げて、逃げ切れるでしょうか。逃げられません。

連れ合いがいたらどうでしょうか?連れ合いが男性であっても女性であっても、日頃逃げる練習をしてない人間は、すぐに移動などできません。まして恐怖にさらされている状態では、立っているのが精一杯です。

「清朝末式八卦掌」が護身術としてそのまま使うことができる護身武術である理由

弊門は、弱者生存第一に技術が組まれ、体系が成り立っている清王朝末期成立当時のままの昔日スタイルの八卦掌こそ、女性の護身に役立つと確信しています。以下3点は、女性にとって昔日スタイルが適していると私が確信する主な理由となります。

各理由について詳しく説明していきましょう。

理由1.「当てる」よりも「当たらない」重視。弱者生存理の「単換掌理対敵身法」たる斜め後方スライド撤退戦を貫いている

八卦掌は、公平性のかけらもない実戦の場において、弱者が危機的局面を乗り越えるために、徹底した移動遊撃戦スタイルを採り入れています。

相手が複数の場合・体格が圧倒的にいい場合など、不利な状況の対処法として考えられるのは、「後ろを壁にして構え、横移動で左右の敵に対しつつ、正面の敵にも当たる」「積極的に移動しながら、敵をさばく」「構えて先制攻撃をし、相手がひるんでいるうちに逃げる」というもの。

どの方法も、大変難しい。なぜか。敵と力がぶつかることを考慮してないからだ。このような攻防が可能となるは、ある程度体格・筋力等が備わっている男性のみです。※男性であっても、体格等で相手に劣れば、この方法は難しくなります。

このように、移動遊撃戦に慣れていない人は、とにかく自分の居場所で戦うことを考えます(その手段しか練習をしてないから、移動遊撃戦など思いつかない)。居場所を守る、ということは、居場所に接近してくる敵のベクトルと、真っ向からぶつかる、迎え撃つ、ということ。これでは、我が高い技術がないかぎり、体格・筋力等で圧倒されてしまいます。

八卦掌では、自分の居場所などありません。ただひたすら、敵を斜め後方において、その状態で前に進み続けます。前に進み続けるのは、前に進んだ方が一番速い動きで対処できるから。速い動きで進むことができれば、「勢」による電撃攻撃が可能となります。

「勢」が最も低い時、それは、敵と最初に向き合った時です。その時、上図のように正面きって向き合ってしまうと、もはや敵の突然の攻撃に対し、すぐさま後方へ逃げる、などということはできなくなります。 格闘技の練習を積んだ者でも、「構え」を採ればその場に「居着く」ため、素早い動きができなくなります。格闘技の経験もなく、護身術を少し習っただけの女性ではなお動くことはできません。※武術のように構えなくても、正面きって向き合うだけでも、身体はその場に居着いてしまう。

そこで、八卦掌では、最初から、敵に背を向けて、逃げながら距離をとる(下イラスト)。見てお判りだろうが、このよう敵に対すると、敵からも、第三者からも、「嫌がって逃げている」状態にしか見えない。

相手の闘争心を刺激せず、第三者から見ても、ケンカに見えない(後日裁判になった際、過剰防衛が認められにくくなる可能性を生む)。何より、すでに後方へ身体を向けているから敵が押し込んで来たら

「斜め後方スライドしながら手を出して防御⇒虚打けん制⇒身体を展開しながら一気に離脱し相手と10メートル以上の距離をとる」

を実行し、護身を実現する。この一連の流れこそ、まさに八卦掌の「単換掌」理の動きなのです。八卦掌が護身術と直結しているのは、この技術が八卦掌の中核・深奥だからなのです。

単換掌の実行に、特別な身体的要素はいらない。ただ前述した通り

  • 走圏において、円中心を横目で流し見る練習をすることによって、流れる景色の中における我の視界の端に対象物を置いて見続ける鍛錬をする
  • 内転翻身してスライドする場合と、外転翻身してスライドする場合のふたつのパターンのスライド技術を、事前に走圏にて徹底反復する
  • 走圏において、対敵をイメージした練習(一人で行う対人想定練習・二人で行う対人練習がある)によって状況に応じた転身ができる練習をする
  • 昔日八卦掌における重要型である「定式八掌」で、斜め後方スライドを行う際の姿勢をとるための柔軟的な練習をする
  • 同じく定式八掌で、無理なく流れるように後方敵をいなし、攻撃するための典型型を学習する

これらの事前準備をして、敵を相対するとき、正面きって向き合わなければ実現が可能となります。

この一連の流れの中に、「敵の攻撃を手で受けて顔にパンチを入れる」「敵の手を取って崩し、急所に一撃をくらわし、その間に逃げる」などという、敵と積極的に格闘し、敵の力に抗するような、敵の影響を受ける動作は見られません。

身体的に不利な者は、とにかく、有利な者と力でぶつかってしまっては難しい。敵の力のベクトルと同じ方向へ並走し、敵の力のベクトルをほぼ失わせ、後方スライドという慣れた世界の中で、慣れない敵に移動攻撃、移動防御を展開します。

ひたすら敵に対し斜め後方へ進み、後方より襲ってくる敵より速く動き、時に単換掌理の後方スライド戦法で対処します。そうなれば、後方・側面の敵への「改まった」防御はいらなくなります。

単換掌理にもとづくけん制攻撃さえできていれば、そこで敵の動きは遅くなり、遅くなる=遊撃戦八卦掌の使い手の動きについていけなくなる、という結果を生み出します。

敵の攻撃可能範囲内にうかつに入り込まず、移動遊撃戦で駆け抜けつつ、無理に攻撃などしない。とにかく「当たらない」ことを第一に考え、最後まで立っていることを目指す。

敵の近くにいなくていい。攻撃には逃げることの倍以上の体力を使います。そして、素人相手にも、思ったほど当たりません。だからあなたは、まず「当たらないこと」だけを目指せばいいのです。

理由2.「逃げる」ことが正当な戦法なので力がぶつからず、筋力に劣る女性の最大の弱みを克服しているから

八卦掌の根幹攻防技術である「単換掌の術理(以後「単換掌理・たんかんしょうり」と呼ぶ)」は、徹底的に敵と力がぶつかるのを避ける技術となります。

相手が前に出て来たら、自分は後方へスライドしながら下がります。「後方スライド」というのがポイントです。対多人数でみながよく持ち出す、俗にいう「カニさん歩き」の横歩きをするのではありません。

身体の縮小→展開への動作とともに、八卦掌の基本歩法たる「扣歩(こうほ)」と「擺歩(はいほ)」の流れるような連動で後方スライドし、引き込みながら敵の攻撃を止めるけん制攻撃、もしくは一気にその場から展開離脱をし、ぼんやりと後ろ(斜め後ろ)で見ていた敵に電撃攻撃を仕掛けます。

この一連の流れはすべて、敵を斜め後方へ置き、敵の追撃攻撃と並行しながら行われるため、力がぶつかることはありません。

「後方スライドなんかしたら、敵に追いつかれるのではないか?」と思うかもしれません。

八卦掌は、「仕方ないから逃げる」のではなく、「逃げる戦法を正規(通常)の戦闘法とし、敵が来たらその戦法で戦う」と開き直っているのです。撤退戦です。ネット上で無責任に言われている「とにかく逃げること」とは一線を画す、磨き抜かれた「撤退戦」で我が身を守り、生存を勝ち取るのです。

よって、後方スライド虚打離脱→転戦電撃攻撃という「正規」の戦法を実現実行するために、一連の攻防の流れを以下の4段階に分け、段階ごとの練習を徹底的に繰り返します。

  • 第1段階|限りなく真後ろに近い位置に敵を置きながら間合いをとりつつ、肩越しに敵を捕らえながら防御移動
  • 第2段階|敵の急速接近と同時に、その場から斜め後方スライドし、敵の攻撃の到達を遅らせる
  • 第3段階|斜め後方スライドに合わせて肩を入れつつ、けん制攻撃
  • 第4段階|振り向いた先にいる敵に、移動の推進力を殺さない状態のまま、差し出す手に移動推進力と体重をのせて、スライド離脱攻撃

そして上記4段階それぞれに対応した以下の練習を徹底的に繰り返します。これらの練習が、そのまま昔日スタイル八卦掌を指導する弊門の指導カリキュラムとなります。

  • 第1段階の練習|斜め後方を横目で流し見る練習を、軸を意識しながら歩き練習するをする(斜め後方敵対策の走圏・移動遊撃戦時基本姿勢習得)
  • 第2段階の練習|敵を見ながら後方スライドする場合と、敵に一瞬背を向けて後方スライドする場合の動作を練習する(単換掌理対敵身法・運足技術習得)
  • 第3段階の練習|定式八掌で、無理なく流れるように後方敵をいなし、けん制攻撃を可能にするための型を練習をする(単換掌理対敵身法・対敵防御攻撃法習得)
  • 第4段階の練習|振り向きざまに前にいる敵に攻撃するための典型動作・身法を練習する(順勢掌理対敵身法による前敵攻撃法習得)

ここまでの準備をして、他人から見たら「逃げ」ているようにしか見えない戦い方で、護身をし、護衛をし、敵を制し、時に命を奪うのです。

八卦掌を徹底的に練習していると、心の中に「逃げている」という気持ちは一切湧かなくなります。後方スライドをしながら敵を流し、時にけん制をし、「ここ」というタイミングが来ると、差し出した手に移動推進力をのせて、敵の頸部を打ち抜きます。

「逃げる=弱い技術のない人間が仕方なく採る方法」と勘違いをし、練習も必要なく、習得も簡単だと軽んじる輩がいます。

しかし単換掌理の技術習得には、他の武術の練習量と同じくらいの時間が必要となります。独学ではなく、技術をマスターした指導者による指導が必要なのは言うまでもありません。

他の武術と違うのは、弱者使用が前提ゆえに、攻撃成功よりも後方スライドによる防御成功に重点を置いていること。間合い取りにより、手で防ぐことの難点を克服し、生存を一層現実的なものとしている。

八卦掌では、「敵を全員倒す」よりも、どんな状況下でも「最後まで立っている」ことを目的に、練習を重ねるのです。

理由3:女性は男性に比し攻撃に未練がないため、単換掌理の短所である「攻撃成功率の低下」が苦にならず、スタイルを受け入れやすいから

斜め後方スライドは、敵と力をぶつけ、力で負けてしまうのをさけるために行われるのであります。普通であれば不利な態勢である斜め後方攻撃スタイルを採るのは、敵の力とぶつからない領域に我が身を安全に移動させながら敵と対決するためです。

敵と離れることによる我の繰り出す攻撃命中率の低下を招いても、敵の攻撃に「当たらないこと」を目指しているのです。そして、敵と力がぶつからない領域へ、ただ逃げるだけではなく、攻撃動作もできるようにすることで、生存の可能性を少しでも高めています。

「逃げる」ことを本流の戦法とし、その範囲内で可能な攻防身法のみで構成される。その範囲内である、ということは、当然、反撃方法も「逃げる」ことを邪魔しない方法(例:順勢掌理のスライド旋回戦法)となっています。

そしてその技法は、弱者の身体能力が通常より低いことにも配慮しています。奇をてらった実現困難な技法がないのだ。学習者ががっかりするくらい、シンプルで、身体能力に関係なく練習すれば誰でもできるものばかりです。これほどまで弱者の身体能力に配慮している拳法は、八卦掌をおいて他にないでしょう。

いきなり後方スライドのいいところばかりを書いたが、後方へ下がることによって、敵前にとどまることによって可能となる巧妙技法による攻撃ができなくなる欠点が生じます。

映画「グランド・マスター」は、主人公の女性八卦掌家が、流麗華麗な動きで男性武術家(詠春拳・形意拳の達人)と真っ向勝負を展開するところが華である。

単換掌理に沿った攻防をすると、映画で出てくるような華麗な技法で戦うことはほとんどなくなります。そもそも敵の攻撃を真向から受けません。後ろに下がりながら受ける。受けているようにみえるが、実際は下がりながら、補助で手を出して敵の攻撃軌道をふさいでいるだけなのです。受けているのではありません。

上のイラストを見てほしい。門下生との実際の稽古中の写真をイラストにしたものです。後方から迫り手が届きそうなところで押し込んだのを、この子は後方へスライドして離脱しています。自分(私)の手が当たるのを防ぐために、補助的に手を出して私の攻撃軌道をふさいでいるのだ。

単換掌理の概念や全体像を知らない人間が見ると、敵の攻撃をがっちり受けているよう見えるが、擺歩にて後方へ身体を展開させる推進力を殺さないようにして、スライドしながら手を出しているだけなのです。

よって、これ以上この子は、自分との間合いが近くなることはないため、接近短打による応酬攻撃などはできません。

この点が、男性格闘家らを失望させます。逃げることはできる。しかし激しい一撃で倒す、というスタイルを採ることはできない。攻撃による必倒スタイルに未練があるため、昔日の八卦掌に命運を託すことができないのです。

女性は、自身が筋力面等において男性にかなわないことが分かっているため、攻撃に未練なく、「逃げ」戦術を受け入れることができます。斜め後方スライド離脱の身法を極めた女性の動きは、軽快で、身体的な丸さ・しなやかさも加わって、容易に捕えることはできません。

後方スライド離脱の身法には、「内転翻身斜め後方スライド離脱・外転翻身斜め後方スライド離脱(指導するうえでわかりやすく名付けた名称)」があります。この2パターンを極めると、前に現れて進行軌道をふさいだ敵に、身法を利用した電撃攻撃が可能となります(順勢掌理対敵身法・じゅんせいしょうりたいてきしんぽう)。

動画を見ていただくと、この2身法に華やかな要素は一切なく、どのように攻撃に結びつくかものメージが湧きにくいでしょう。多くの男性格闘愛好家は、単換掌理の目先に見える逃げの動きに囚われ失望し、そこで技の追究を止めてしまう。しかしそれは、ほんの入り口を見ただけで判断したも同然であります。

改めて言いましょう。八卦掌は逃げるのが最終目的ではありません。八卦掌は「生存」こそが最終目的。そしてこの目的を実現するために、順勢掌理対敵身法という派生技術にして強力な電撃攻撃の術理が考えられ、対多人数移動遊撃戦における「攻」と「防」の一翼を互いに補っているのであります。

理由4:男女によって差の出にくい「持久力」が重要要素となるため、日頃持久力を鍛えていけば、逃げ戦術による持久戦で圧倒できるため

瞬発力と持久力があります。瞬発力は、年齢や筋力など、身体的能力によって左右されますが、持久力は、日頃の積み重ねることによって、体格等で不利な者でも、持久力向上の準備をしていない者を圧倒できます。

以前ノルディックスキー距離競技(クロスカントリースキー競技)をしていた時だが、20代の私に対し、明らかに70代を越えていそうな初老の男性が、軽やかに軽快に滑り続けているのを目の当たりにしました。

これは、クロスカントリースキーの中で行われる単純なスキー滑走動作の熟成・雪上でスキーをはいたうえでの長距離滑走に対する慣れ、そして日頃から滑りこんでいる基礎体力によって、年が70を超えても、若者らを圧倒することができるいい例であります。

八卦掌で対多人数移動遊撃戦の渦中に入ると、そこはもう、持久力の勝負です。格闘技を練習している男性でも、移動遊撃戦で耐えることができるのは、いいとこ1分程度である。さほど練習をしていない初心者や、素人であれば、耐えられる時間は30秒足らずと、もっと短くなります。

普通の生活をおくっている人間は、歩きながら、もしくは走りながら突く・蹴るという動作というをほぼ経験してません。格闘技を練習している者であっても同様であります。

敵を追い詰めるために押し込み攻撃をするために、3~4歩前進しながら打ち込んでいる、程度である。

八卦掌は、自ら敵を引き込み、追わせ、後方へ移動して引き込みながら攻防する。前述したが、後方スライドによって敵を引き込み、その状態で攻防することができるための技、歩法、身法を事前に徹底して繰り返し、万全の状態にしてから、引き込みによる持久戦の土俵中へ敵を引きずり込むのです。

理由5.八卦掌成立過程のいきさつ~宦官だった創始者は、必然的に弱者使用前提拳法を考えざるを得なかった

力がぶつかるのを徹底的に避けている点が、昔日スタイルをすすめる最大の理由である。なぜ八卦掌がここまで、敵の力とぶつかるのを避けるのでしょうか?

それは創始者の事情によるものだとも言われています。

八卦掌成立当初のスタイルが敵との力のぶつかり合いを徹底的に避けていた理由

八卦掌創始者・董海川先生

八卦掌の創始者・董海川先生は、宦官(かんがん)でした。宦官とは、宮中に入り皇族の世話や護衛をする、去勢(きょせい)された男性官吏のことです。女性皇族との性的スキャンダルを避けるため、そのような措置を採る風習が、古代より存在しました。

世界各地で宦官制度は存在していますが、清王朝までの中国では特に宦官制度が盛んでありました。去勢された男性は、術後の経過が悪ければ筋力が女性以下となることもありました(切除手術による感染症で命を落とすことも多々あった)。

伝承によると、董先生は、何らかの理由をもって宮中に入ったと伝えられます。その理由は諸説ありますが、正確な理由は不明です。

もともと武術を修めていたため、やがて宮中内でその技術が知られることとなり、護衛とともに後進への技術指導もするようになりました。

そこに名声を聞いた多くの弟子が集まり・・・八卦掌が産声を上げた、というのが成立の過程であります。

宦官や女性など、力が弱き者が使うことが前提の拳法であるため、力と力がぶつかる技法は徹底的に避けられています。力で対抗していては、王族を守り、賊徒を排する任務を果たすことはできません。

この歴史的背景によって導かれた八卦掌の技術体系こそが、女性が昔日スタイルの八卦掌を選ぶことをすすめる最大の理由となります。

より詳しく。数多くの八卦掌道場の中で、八卦掌水式門が存在価値を示している理由

理由1:清王朝末期成立当時のままの弱者護衛護身武術の八卦掌を貫き、国内で唯一指導しているから。

複数人の強者の力任せの暴力に破れ、人を守る目的を果たすことができなかった代表が、40年近い修練の果てにたどり着いた答えが、清王朝末期成立当時のままの、対強者・対多人数・対武器想定の、シンプルスタイル八卦掌でした。

その成果を確信し、隠すことなく発信・発表し、責任をもって指導している国内唯一の八卦掌伝統門こそが、八卦掌水式門です。水式門の門を叩けば、確実に弱者が強者の暴力から身を守る技術を学ぶことができます

近代スタイル八卦掌は、強者使用前提の格闘技術体系となり、護身術体系から離れた

現在の八卦掌の戦闘スタイルには、ふたつのものがあります。

階級制散手(組手)や他流試合の発達によって生まれた、近代近接格闘スタイルの八卦掌。そして成立当時(清朝末期ごろ)のままに、弱者生存の理・単換掌理の後方スライド戦法で戦う、昔日の移動遊撃戦スタイルの八卦掌。

弊門で指導するスタイルは、後者となります。弊門の理念である

『弱者生存の理で貫かれた護衛護身術「八卦掌」を日本全国各所に広め、誰もが、大切な人・自分を守る技術を学ぶことができる環境を創る』

を実現するためには、前者の近代スタイルでは難しいと、近代スタイル八卦掌をもやり込んだ代表が悟りました。

近代スタイルで常に勝つためには、絶え間ない対人練習によってつちかった高い対敵技術が必要となります(そのような練習環境が身近にある人は少ない)。練習量不足によって技術が中途半端であると、相手が初心者であっても、その者が体格が大きかったり、筋力が強かったりしたら、勝ったり負けたりと、結果が安定しません。

近代と昔日の両スタイルの違いは、以下の通りであります(※この表はスタイル違いを分かりやすく示したものであり、近代スタイルの批判ではありません)。

強者使用前提の近代スタイル八卦掌は、選ばれし技術熟練者・体格優位者だけのエリートの武術

八卦掌が世に広まり、通常の男性も創始者・董海川先生のもとで修行するようになってから、技術力で制する前に出るスタイル(近代八卦掌スタイル)へと変わっていきました。

近年ますますこのスタイルが隆盛を誇っています。時代の流れとともに、昔日スタイルを指導する八卦掌門はなくなりました。

近代スタイルは

  • 八卦掌が有名となり、宦官使用拳法にとどまっていた八卦掌を通常の屈強な男性が修行するようになったから
  • 中国国内における階級制散打(組手)試合が広く普及したことで体格強者と戦う機会が減ったから
  • 使用する場がリアルな実戦でなく、一定のルールと遠慮が入り、審判もいる他流試合となったから
  • 使う場は「試合」なので武器による落命の脅威が消え距離を置いて生存を図ることが不要となり、映画や漫画の影響もあり敵の目の前で打ち合うスタイルになったから

の理由から急速に発展していきました。理由をみてお分かりのように、他流試合や階級制試合で威力を発揮する、激しく打ち合うスタイルです。

「打ち合う」ことは、格闘ロマンを求める男性武術愛好家の興味を引きます。これらの理由で、(指導者レベルの人間を含む)多くの修行者が昔のスタイルを知らずに、近代スタイルを練習しています。

昔日に武術で名をあげ門を発展させるためには、軍に徴収された平民・農民出身兵の短期養成に有効な、生存重視・シンプル重視な技術体系を備えた武術を提供し採用される必要がありました。まさに成立当初の八卦掌です。

しかし現代において名声を高めるには、他流試合で激しく打ち合って、ロマン性を見せ、打ち勝つことが必要です。打ったり打たれたりの中でも倒されないため、筋力を鍛え、体格を増し、相手を圧倒する技術を備える必要があります。

このような潮流の中でも、「相手次第」の要素が入り込む格闘ロマン的戦闘スタイル路線に走らず、「自分次第」で生存を可能とする現実的戦闘スタイル路線を貫いてきました。

理由2:水式門で指導する八卦掌は、簡易な護身術化は一切していない。八卦掌そのものであり、習得後は、正式な八卦掌の伝承者(第7代目)となる

女性護身術科で指導する技術体系は、内容を省いて簡易な護身技にしたものではなく、厳然とした八卦掌そのものの技術体系となります。

八卦掌はその技術体系こそが、護身術と直結する、実戦護身に特化したまれな拳法なのです。

よって、女性護身術科で全課程を修了すれば、れっきとした八卦掌の伝承者「八卦掌第7代」となります。これは他の短期速習護身教室では得られないやり甲斐であり、誇りたい点です。

つまり、八卦掌の第7代目として、指導者として近い未来に活動することもでき、かつ、伝承者になるという、明確な実績を実感することができるのです。

八卦掌伝承系統にその名を乗せ、正式な指導認可のもと、堂々と中国拳法指導者として活動するのは、有意義な人生を送る一要素となるでしょう。

理由3:弱者使用前提の護身武術である八卦掌の原点から、一切ぶれていないこと。昔日スタイルの八卦掌をしっかりと伝えていること。

女性にとって大きな脅威となる男性の力任せ・体格任せの攻撃。その現実に対抗し得るのが、「斜め後退スライド離脱による撤退戦」で生存する昔日スタイルの八卦掌であると確信しています。そして、開門当時から、その指導姿勢は一切変わっていません。

現在主流の、眼前攻防・変化攻撃の八卦掌は、見ていて華やかであり、八卦掌の特徴とまで言われています。しかし力がぶつかるスタイルであり、弱者使用前提から変化したものです。

水式門の理念は「大切な人と自分を守るため」であるため、弱者使用前提の八卦掌からぶれることは決してありません。以後もその点にこだわり、誠実・真面目に伝承していきます。

よって心の底から「自分の身を守ることができる女性用護身術」を習いたい人には、頼もしい存在となります。

繰り返します。弊門は、フィットネス目的を目的とした教室ではありません。八卦掌の正式な指導許可を師から得て開門した八卦掌伝統門です。仮入門~正式入門の「入門許可制」もあります。指導は、徹底した移動遊撃戦のため屋外となります。

しかし指導内容は、清王朝末期成立当時のままの人をも殺傷し得る厳格で実戦的・現実的な技術のみ。誠実に向き合うならば、きっとあなたの身を守り、大切な人をも守る強力な拠り所となるでしょう。

理由4:シンプルで超現実的路線な、実用一辺倒の学習内容カリキュラムであること

女性護身術科では、「ななめ後方スライド→反転→電撃攻撃を素手と武器で実行する」を遂行して護身目的を果たすために、攻防の流れにもとづいた技法段階を以下の4つに分け、各段階ごとに沿ってシンプル・ストレートに練習していきます(難しく考えないで、とにかく実行していきます)。

  • 第1段階|限りなく真後ろに近い位置に敵を置きながら安定をたもって間合いをとりつつ、肩越しに敵を捕らえながら防御移動
  • 第2段階|敵の急速接近と同時に、その場から斜め後方スライドし、撤退戦による攻防(斜め後方スライド撤退戦対敵身法)
  • 第3段階|後方スライドを経て振り向いた先にいる敵に、移動の推進力を殺さない状態のまま、差し出す手に移動推進力と体重をのせて、前敵スライド攻撃(前敵スライド回避攻撃対敵身法)
  • 第4段階|両対敵身法の動作で、刀(傘・特殊警棒などの60~90センチ棒)・棍(のぼり・工事現場バーなどの180センチ棒)・双短棒(折り畳み傘など)を自在に操って対武器・対多人数・対強者において生存し抜く

各段階に対応した以下の重要練習を徹底的に繰り返します。

  • 第1段階実現のための練習|斜め後方を横目で流し見る練習を、基本姿勢による軸を意識しながら歩き練習するをする(基本姿勢をとりながらによる後敵イメージ走圏の練習)
  • 第2段階実現のための練習|敵を見ながら後方スライドする場合(内転翻身)と、敵に一瞬背を向けて後方スライドする場合(外転翻身)の斜め後方スライド離脱動作を練習する(単換掌理対敵身法の練習)
  • 第3段階実現のための練習|後方スライドから振り向きざまに、振り向いた先にいる敵に電撃攻撃をする練習(順勢掌理対敵身法の練習)
  • 第4段階実現のための練習|後方敵に対しスライド離脱撤退戦・前敵に対するスライド攻撃と急速離脱の動作を、90センチ棒・180センチ棒・30センチ棒2本を持って実行できるように練習する

女性護身術科では、女性が護身を実現するために携帯品を武器として操ることを重視しているため、上記各段階の最後の段階である「第4段階」目を最終到達点に見すえた練習過程となります。

第1段階実現のための練習

斜め後方を横目で流し見る練習を、基本姿勢による軸を意識しながら歩き練習していきます。これが、昔日スタイル八卦掌の第一段階の練習にして、これから学ぶエッセンス的術理たる単換・順勢両掌理を成功させるための土台となります。

走圏はなんのために練習するか?運足技術を上げるため?ステップ力を上げるため?目の動体視力を上げるため?それならば、他の練習で代用できます。これらは副次的な目的にすぎません。

走圏を練習する意味とは、「敵を(かなり)斜め後方に置いた状態でも敵を制敵範囲内に置くことができる能力」を磨くこと、それに尽きます。走圏の練習の中でひたすら、敵を(かなり)斜め後方において敵と対するクセ、間合いの感覚を養うのです。

なんでわざわざ、敵を(かなり)斜め後方などという、自分にとって見えにくい(ほぼ見えない)不安な場所に置くのか。それは、後方スライドの単換掌理対敵身法を成功させるためです。この位置に敵がいることで、もっとも自然に、かつ力もさほど必要なく単換掌理の斜め後方スライドによる撤退戦を実行することができるのです。

多くの修行者(特に格闘技経験のある男性)は、ここで「(かなり)斜め後方に置く」というポイントを説明し、修正しても、斜め前方に敵を置いてしまいます。

敵を斜め前方に置く、ということは、後退スライドする際、身を転じる必要が生じロスが生じ、かつ、身を転じる過程で敵の力とぶつかることになるのです。

おわかりでしょうか?対峙した敵(特に、攻撃意思むき出しの男性)の突然の突進に力をぶつけずに後方スライドするためには、すでに身体を入れ、敵を背中越しに置き、敵との間合いを取りながら、                     から後方スライドする必要があります。

走圏とは、最初の力任せの突撃攻撃から身体を守るための極めて重要な護身能力を磨く、生命線たる練習なのです。よって第一段階で学び、かつ他の段階の練習を同じく、修行期間を通して、練習し続けていくのです。水式門では、このような明確な理由を説明して、重点的に指導していきます。

第2段階実現のための練習

自分の正面を敵に向けながら(敵を見ながら)後方スライドする場合(内転翻身)と、敵に一瞬背を向けて後方スライドする場合(外転翻身)の斜め後方スライド離脱動作を練習していきます。

弊門では、昔日スタイルの力がぶつからない身法が単換掌で学ぶ術理で学習することから「単換掌理・たんかんしょうり」と略したり、そのまま「斜め後方スライド術理」と呼んで指導しています。

第一段階が昔日スタイル八卦掌の技術の「土台」であるならば、この第二段階は、八卦掌技術の「中核」となります。

この「中核」部分をマスターすることで、第三段階における「順勢掌理対敵身法」が理解できます。そして、このふたつの身体操作方法で武器を操ることができるようになれば、女性でも、身の周りの物を使って、現実的対抗力をもって護身を果たすことができるようになります。

単換掌理の動作は、その内容が極めて簡素であり、かつ、敵と力がぶつからない対敵法であります。一見すると、逃げているようにしか見えず、単換掌理のさわりだけを演じれば、攻撃すらできないように感じるでしょう。

講習会に参加した多くの男性受講者、そして見学者は、このさわりのみを見て、失望するようです(習いに来たのに、派手な八卦掌をやりたがり、次から二度と来ない)。

しかし修行初期たる練習の第二段階で、後方スライドの術理を身体に染み込ませておけば、次の順勢掌理対敵身法学習の第三段階にて、攻撃的な八卦掌を体現することもできるのです。

その点、敵と激しく打ち合うことに未練も憧れもない女性の方が、昔日スタイルの八卦掌を続けやすいでしょう。実際、弊門にて八卦掌第7代目となり、かつ伝承者たる「掌継人」となっているのは、ほとんどが女性修行者ばかりです。

弊門八卦掌修了者に、刀術に長けた修行修了者が多いのは、この第二段階から、刀を使った練習を本格化させている点(第一段階から、基本刀術は指導する)。ここで斜め後方スライド技術の基礎を練り、第三段階にて応用たるスライド離脱の順勢掌理対敵身法を理解したら、その時点で、武器術の深奥技術をその身体に受け入れる態勢が整ったことになります。

素手攻防・武器攻防においても、昔日スタイル八卦掌の単換掌理から生まれる技に複雑な技はなく、実用重視の技ばかり。しかしその実用技は、相手の体格などに関係なく、しっかりと攻撃を防ぎ、あなたの身を守るでしょう。

第3段階実現のための練習

斜め後方スライドから振り向きざまに、振り向いた先にいる敵に電撃攻撃をする練習段階です。この動作にかかわる身体の操作を、弊門では「順勢掌理(じゅんせいしょうり)」と呼んでいます。

単換掌理の「力がぶつからないスライド技法」を、我の進行方向に存在する敵に用いる、単換掌理の応用掌理となります。第三段階の練習では、単換掌理の練習によって身につけた術理を、前方敵に用いる練習をしていきます。

前方敵に向かう以上、力がぶつかる要素をすべて排することはできません。しかし単換掌理で磨いたスライド技法を、前敵に攻撃する瞬間に用いることで、移動遊撃戦の速度を落とすことなく、移動戦を展開し続けることができるのです。

そして、順勢掌理対敵身法を学ぶことの大きな理由がもう一つあります。八卦掌が護衛術としての側面を持つ大きな理由ともなります。

順勢掌理による電撃奇襲技の繰り出し動作は、対多人数移動遊撃戦において、敵が守るべき人に手を出すことができない「プレッシャー」としての役割を果たします。

単換掌理による対敵動作だけでは、敵は「こいつは逃げることしかしない」と考え出し、守るべき人に危害を加えようとする可能性が生じてしまいます。順勢掌理によって、電撃奇襲攻撃をする可能性を見せつければ、自分が倒されず立っている間は、敵はいつ襲ってくるか分からないため、うかつに守るべき人に手を出すことができません。

第4段階実現のための練習

本当に使うことができる護身術に仕上げるための、最終到達点です。やはり素手では、男性でも護身は困難です。

後方敵に対しスライド離脱撤退戦・前敵に対するスライド攻撃と急速離脱の動作を、90センチ棒・180センチ棒・40センチ棒2本を持って実行できるように練習します。

この三種類の武器術をマスターすると、あなたの身の周りにある道具を使って対処することが可能となります。相手がナイフ等の武器を持っていても、生存する可能性が大きく高まるのです。

女性の場合、危険なシチュエーションが日常生活に存在するなどの理由があれば、特殊警棒の携帯をしていても、合理的な理由があり、と判断される可能性も高くなります(男性は判断されにくい)。

棒操術は、あなたの身を守り、加えて、八卦掌の術理を理解する大きな助けともなります。八卦掌は、刀の拳法。単換掌理・順勢掌理の各動作に対応した刀術(棒操術)ををマスターすることで、八卦掌の各身法がより深く理解できるようになるのです。

そしてこの身体操作方法で武器を操ることができるようになれば、身の周りの物を使って女性でも、現実的に、護身を果たすことができるようになるのです。

理由5:格闘技用語をよく知らない女性に配慮し、指導中で難しい武術用語・中国的比喩を用いず、日本語で理論を説明していること。

呼称は日本語で簡易に分かりやすく

女性は、格闘技好きの男性と違い、格闘技用語・武術用語を知りません。

水式門の代表は、女性に対する指導経験が豊富(水式門の掌継人は、すべて女性)ゆえ、その点につき、日常生活で使う一般的な言葉を用いて、八卦掌の戦闘理論等を説明します。

八卦掌に伝わっている、難解で理解しにくい中国的比喩・中国語を用いた説明をしません。日常生活中のなかで用いる一般的日本語にて、明快に想像できる例を示します。難しく考えず、シンプルに理解し学習を進めることができます。

理由6:八卦掌の原点である刀術を、初日から練習するため、速い段階で棒操法を習得でき、身のまわりのものを使った護身術を実行できること。

八卦双身槍(棍)の練習風景

弊門女性護身科では必ず、90センチ棒を使用した八卦刀術・2000センチの八卦棍(槍)術・30センチの2本の棒である双匕首(双短棒)・2000センチ棒を大刀に見立てた遊身大刀術を学んでもらいます。

この4つの武器は、本科でも当然必須の武器術となります。

昔日の八卦掌は、この4種類の武器操法がメインであったと考えられ、かつ初心者の術理理解に大いに役立つからであります。

単換掌理対敵身法と順勢掌理対敵身法を棒・棍(槍)を持っても行うことが出来るように仕上げ、身の回りのもので戦う実用・実戦護身術へと昇華させます(90センチ棒を使う技術は、双身槍術・双短棒術・大刀術の基礎ともなる)。

護身術を扱ったホームページや本では、「身の回りのもので戦う」ことに触れたものが多くあります。しかし実際に、それを実行できるまで詳しく解説しているものはほとんどありません。

また、身の回りの物で戦うことができるためのカリキュラムをもった護身術道場もほとんどありません。

水式門では、代表・水野自身が、身の回りの物(シャッター閉め棒・特殊警棒)で徒党を組む不法侵入中の輩をけん制し施設を守り、イノシシや罹患し狂暴化した野犬などの野生動物から身を守ったリアルな経験が活かされています。

そのため、八卦刀術を初日から指導します

繰り返しますが、90センチ棒の操法を習得すれば、長い棒や短い棒を自在に使う基礎が身に付き、リアルに「身の回りの物で身を守る」ことができるようになるのです。

8.八卦掌水式門・代表 水野義人 略歴

八卦掌水式門代表・水野の写真
八卦掌水式門代表・水野義人先生

10代中ごろ、佐藤金兵衛先生の「中国拳法 八卦掌」を地元の小さな本屋で見つけ、本の情報とカンフー映画(のちに『武林志』と知る)の動きを頼りに、独学で八卦掌を練習し始める。

28歳までは、地方の道場で柔道、やや健康志向のカンフー道場で弾腿と八卦掌(しかし実は形意拳だった)に取り組む。習っているものが八卦掌でないことに気づき、八卦掌を習うため、再び独学をしながら八卦掌を教えている道場を捜す日々が続く。

29歳の時、馬傳旭先生拝師弟子の先生の道場があるこを知り、すぐに入門する。十数年の時を経て、初めて正式路線に沿って八卦掌を習い始めることになる。

会社におけるトラブルで、道場をいったん離れることを余儀なくされるが、その間も練習し、再び2012年に再師事する。

2019年に指導許可を得たので、初めて生徒をとり指導活動をし始める。「八卦掌水式塾」と名づけ、地元で指導開始。

2022年1月、師の勧めた道場に行き梁振蒲伝八卦掌伝人となる道に進むか、八卦掌成立当時(清朝末期頃)の対多人数移動遊撃戦のスタイルを追い求めるかを選択する局面に立つ。しかし一切の迷いもなく清朝末期成立当時のスタイルを追い求める決断をし、「八卦掌水式門」と名前を変更して本格的に志の実現に向けて再出発する。

・・・より詳しいプロフィールへ

中国拳法八卦掌伝承系統図

9.八卦掌水式門・女性修了生の声~「弱者生存の護衛護身術を極めたい方へ。昔日(清王朝末期頃)の八卦掌を伝える水野先生の道場」

石川県・30代女性・会社員・富山本科女性部修了門下生・八卦掌第7代掌継人

1.「単換掌の術理(単換掌理)」に貫かれた成立当初(清王朝末期頃)の八卦掌を追求し指導する、国内でまれな八卦掌家・水野先生

石川県・遠隔地門下生

八卦掌水式門は、成立当初(清王朝末期頃)の「単換掌の術理(単換掌理)」に貫かれた生存第一の八卦掌を指導する、国内で数少ない八卦掌伝統門です。

八卦掌第6代の水野先生の伝える八卦掌は、敵前変化攻防の近代スタイル八卦掌が主流となっている潮流において、対多人数移動遊撃戦による撤退戦を貫いた異色の存在となっています。

先生の伝える八卦掌の最大の特徴は、やっぱり、「単換掌の術理(水式門で先生は、「単換掌理」と呼んで指導しています)」に徹している点。

「単換掌理」とは、敵と接触を極力さけ、敵の力とぶつからない方向へ移動しながら対敵対応をする術理です。間合いを取り、逃げることを正当な戦法とし、力がぶつからないため、女性やお子さん・お年を召した方にとって最も現実的な護身術となっています(※よって水式門では、私を含め、女性の修了者さんが多いです)。

単換掌理を理解するには、修行の初期段階に、掌理に熟練した指導者による対面での練習を通して対敵イメージをしっかりと構築することが必要不可欠、だと先生は言います。

「単換掌理系の技は、対人走圏で養った移動による間合い取りと、敵の引きつけ引き込み技術、転身技術とで実行する技。現実的で明確な敵のイメージを持って練習しないと、実戦でとまどうことになる」は先生の口癖ですね。

相手の侵入してくる角度や強度、そして敵動作に対する自分の身体の使い方を、先生の技を受け、または先生に試し打ち(!)をしながら自ら身体を動かして学んでいく必要があります。それは初心者には果たせない役割。水式門では、先生がいつも相手をしてくれるし、新しい技を始動するとき、使い方もしっかりと見せてくれるから、一人の練習の時でも、イメージが残るんです。

よって最初から全く一人で行うことは、リアルな敵のイメージが分からない点から、大変難しいものとなります。この問題は、私がこの場で、先生の指導を受けたほうがといいと強くすすめる理由となっています。

私も遠隔地門下生。先生が富山に来たときは、集中的に相手になってもらいました。石川県という遠くであっても、先生の教え方のおかげで、ブレずにここまで来ることができました。

単換掌理に基づいた弱者生存第一の八卦掌を指導する八卦掌の教室は、全国にほとんどありません(それか、公にしていません)。弱者使用前提がゆえの現実的方法で自分を守る武術に興味がある方。力任せの攻撃にも負けない八卦掌を極めたいと思う方は、水式門の扉を叩いてください。水式門なら確実に、弱きが生き残るための技術を学ぶことができます

2.八卦掌水式門は、入門審査のある純然たる「伝統門」道場ゆえ、単なる護身術で終わらない。未来は八卦掌後継者としての未来もあり。

八卦掌水式門は、代表である水野先生が、八卦掌第5代(梁派八卦掌第4代伝人)である師より指導許可を受けて門を開いた、純然たる「伝統門」です。それゆえ、入門資格を満たしているかを判断する入門審査(問いあわせ~体験までの態度を見ての総合判断)を、入門希望者すべての方に例外なく行っております。もちろん私も受けたうえで入りました。

水野先生が指導する八卦掌は、護身術であれど、一部に当然殺傷技法が伝えられ、昔の中国拳法と同じく実戦色が強い八卦掌。誰それ構わず指導することはいたしません。

特に先生は、拳法を始めた動機も真剣。自分を律することができない人間に伝えてしまい、それで人が傷つけられてしまう事態を招くことを、心から心配しています。

よって、以下で掲げてある「入門資格」を満たした人間だと判断した場合にのみ、先生は受け継いだ技法をお伝えしています。「八卦掌の伝統門として、門が負うべき当然の義務と配慮」。これも先生が常に話す口癖ですね。

水式門には『弱者生存の理で貫かれた護衛護身術「八卦掌」を日本全国各所に広め、誰もが、大切な人・自分を守る技術を学ぶことができる環境を創る』という揺るぎない理念があります。

先ほども触れたように、己を律することのできない人間に伝えてしまうことは、技法が濫用され第三者が傷つく事態を招き、理念実現に真っ向から反する結果を生んでしまいます。

水野先生は、門入口を無条件に開放して指導し門を大きくすることより、たとえ審査を設けて応募を敬遠されたとしても、少なからずいる暴力的・非常識な人間に伝わってしまう事態を避けることを重視しています。

ここまで書くと、なかなか入ることのできない難しい道場だと思うかもしれませんが、そんなことはありません。審査はありますが、一般的な常識と礼節、思いやりがあれば、心配する必要は全くありません

指導を受けてみれば分かるのですが、先生はいつも、門下生のことを考え、熱心に指導してくれ、怒鳴ったりもなく、笑顔です。安心してください(無礼な態度にはわけへだてなく厳しいですよ)。

審査を通過した正式門下生には、「誰もが大切な人、自分を守ることができる八卦掌」の全てを、丁寧に、熱心に。真剣に教えてくれます。迷ってるあなた、ぜひいっしょに仲間になりませんか。先生の温かい指導で、いっしょに強くなりましょう。

愛知県・60代女性・主婦・女性護身術科修了門下生・八卦掌第7代掌継人

亭主の勧めもあり、参加した教室でした。武道なんてのは初めてでしたが、練習相手も、先生や亭主がいたため困らず、それが良かったと思います。

とにかく褒めてくれるので、先生の言ってる「7代目」が、いつでもリアルに感じられて、それが継続につながりましたね。無事卒業できました。

仕事がら、周りに護身術など興味を持っている人もいるので、勧めてみたい教室です。

ただ、健康志向という点では、少しずれているかもしれません。実用重視の方にはいいでしょうが。あと、実際に使うには、日頃のジョギングも必要?

八卦掌水式門富山本科イメージ