◆トップページ>◆ブログ「対多人数遊撃戦八卦掌という護衛護身法を求めて」トップページ>◆カテゴリー「いじめに苦しむ君へ贈る、勇気が出るメッセージ集」トップページ>◇ジェダイのようじゃなく、ジェダイになるんだよ
少年との会話です。少年は言っていました。
「将来、何になりたいの?」
「ジェダイの騎士になりたい」
「あれは映画の中の話だよ。でも、剣道とか習ったら、ジェダイのような動きができるかもね。」
「フォースの練習をしているが、なかなかものが動かないんだ。スプーンも曲がらないよ」
「なかなか行動してるね。もっと現実的に、素振りでもしたら。なんなら、竹刀でも買ってあげるよ。雰囲気は味わえるかも」
「雰囲気とかどうでもいいよ。それよりフォースのやり方教えてくれる本ないかな?」
「フォースにこだわるね、でもこれは創作だからね・・・ないかもよ」
「どうしようかな・・・ベーダ―卿も、オビワンも、みんなフォース使ってるのに・・・自分だけできないと、ジェダイになれないよ」
「とりあえず、剣術・・いや、剣道でも練習したら?ジェダイになることできなくても、その努力とか・・・無駄にならないよ、もっとリアルにならなきゃ。ジェダイみたいになれればいいんじゃない?」
「俺がなりたいのはジェダイだけ。ジェダイみたいな、じゃなくて、ジェダイになりたい。」
その少年、もうすぐ50歳になるけど、未だジェダイになるべく練習中。長い年月の中で、ジェダイの中で最も好きな戦闘スタイルを見つけ出し、練習はより具体的に。ダース・モールのような動きがいいと、思ったのです。
周囲の大人は、創作と現実のはざまの中で、現実を見ることを強いるが、少年はあくまで、己の思い描いた夢をリアルに考え、何が今できるかを考え、実行に移し、そして継続している。
ジェダイのような仕事がこの世にあらわれたら、もっともその仕事に近い位置に立つことができるのは、その少年だ。
ジェダイになるうえで、己の夢を信じ準備を重ねてきた少年は、誰よりもジェダイになりやすい位置にいる。