歩いている道が自分の道なら、どこに出ようが問題なし

「どこに行ってしまうのか?」「俺はどこに向かっているんだろうか」

何からしらの目的を立て、行動している人なら、必ずと言っていいほど、このような不安を感じたことがあるだろう。

私はいま、人生で最も厳しい状況にあるため、このような不安を感じない日はない。その不安が湧き上がると、未来への希望を胸に強引に湧き上がらせ、自分を鼓舞している状態だ。

自信満々のように見えて、いつも君とまったく同じ。仲間だぜ。

「ゴーイング・マイ・ウェイ」。私が今まで過ごしてきた学校や職場では、この言葉は常にマイナスの言葉として使われてきた

職場で嫌われている人を揶揄する言葉として使われたり、悪い社員の典型例として上司がたとえ話として使ったりしていた。

日本語に訳せば「我が道を行く」だが、なぜそれが悪口になるのか、全く理解ができなかった。とっても潔くて、とっても心が躍る言葉だったのに。

「同調圧力(どうちょうあつりょく)」が特に強い日本、と言われるが、まさにその通りで、周りに合わせることを強く意識する国民性と相まって、考えることや行動様式はまったく同じと化していく。

例えば、パワハラ研修をしている研修中の研修員によるパワハラに、こちらが「おかしい」というと、なんと誰も賛同者は出ず、かつ賛同者どころか「そんなこと言って・・めくじら立てて・・」と周りからひんしゅくを買う。

そんな涙がちょちょぎれるようなことが、何度も行われていた。学校や会社というのは、掲げている理念こそ「生徒(社員)の個性を重んじ豊かな発想による・・・」が多いが、やっていることは「没個性」作業そのもの。

自分の目指すものに理解を示さず、それならまだしも、攻撃したりけなしたりする集団から、私はある時から、徹底的に距離を置くようになった。集団の中で戦うのもよいが、中で戦う必要がないなら、あえて外に出て、我が道を行く、そう決めた。

「毎日まいにち、望む道に進むための行動をしていないのに、自分の決めた道を歩いてないのに、未来に自分の望む場所にたどり着くはずがない。今だとどんどんずれている」と考えた。

飛び出した後の日々は、不安と、当たり前だったことが当たり前でなくなった、嵐の中に裸でいるようなむき出しの状況だったけど、その中では常に、自分の望むことができる状態だった。

そして実際に歩いてみると、飛び出さず中途半端だったころにはわからなかった色んなことが判明した。それが到達点であろうと思っていた景色・方向性を若干変える。その変化は、まさに自分が歩いた証となる。自分が他人を導く立場になったら、現場での奮闘の中で生まれた変化・独自性こそが武器になる。

自分で工夫し、編み出した技や練習方法、戦法や技の連環スタイルが、従来他人が行ってきたものと違っていたとしても、己の歩んできた結果であるならばどうどうとしていればいい。

どこに行くかは重要ではなかった。どこに行くか、どの場所にたどりつくか、なんて、途中の道の過ごし方でいくらでも変わってしまう。

それは、自分の道を歩いてなくとも、である。ならば、自分の道を歩いていた方がいい。君は現状が嫌で、このサイトにたどり着き、単招式や連招式を練習しているんだろう?また今までの道に戻るか、そのまま進むか、君次第だが、違う景色にたどり着きたいならば、違った道を歩くのが一番だ。

いじめが辛い君へ|八卦掌の単招式・連招式で取返しに行こう

試合に勝つため、ブランドを得るため、遊撃戦スタイルにこだわるのではなく既存の道を歩くのも一つの価値ある道。

しかしそれは今の自分が望むことではない。私は、この瞬間も、自分の道を歩くがゆえのスリリングさと高揚感を味わっていたい。

苦しいこともある。だけど、黙って進む。苦しいと言えば「好き勝手やってるんだから、文句言うなよ。俺なんてもっと苦しい」なんて言われるだけだし、人に言っても何も解決もせず気も晴れることはないため、そんな無駄な時間は過ごさない。

自分の道を歩んで、それがまったく相手にもされないものならば、それは確実に独自性があふれる「自分ウェイ」なので、大喜びだ。

君が取り組んでいる八卦掌は、今でも日本では珍しい存在。だから迷わず進め。上手くなって独自性が出て来たら、それはますます「君ウェイ」となる。何も考えないでいいから、とにかく八卦掌を信じて進め。

待っているのは、いじめや暴力、理不尽を圧倒的に超えていくマインドだ。英雄的な結果が待ってるぞ。伝説になるぞ。楽しみにまっていようぜ。間もなくやってくるその現実を。

『いじめに苦しむ君へ贈る、勇気が出るメッセージ集』のトップ

ブログトップ

八卦掌水式門ホームぺージのトップ

いじめが辛い君へ|八卦掌の単招式・連招式で取返しに行こう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です