物事を成すうえで最も大事なことは、己のやっていることを信じ抜くこと。
言い古された、耳にタコができそうな言葉だが、大変難しいことでもあります。
己の信念に揺さぶりをかけてくる出来事は、まるで、天は私のことだけを狙い撃ちしているのではないか?と思うくらい、次から次へと起こる。
天のみならず、周りの人間も、絶妙なタイミング(最もメンタルがやられている時)で、適当な批判や中傷を浴びせてくる。
打ち立てた目的に到達する過程では、きっとそんなことだらけだろう・・・事前から覚悟もしていたし、分かってもいた。事実、歩き出した瞬間に、人は怒涛の如く消え去り、ほぼ誰も居なくなってしまった。
やっぱりそうか・・・仕方ないこと。割り切っているのだが、そんなことにずっとずっとさらされているので、毎日、不安や焦りを感じない日はないんですね。
そんな時に考えること。
「自分は天才だから、誰からも理解されないんだ。」
そう考えるのは自由だし、誰もにも迷惑もかけない。自分は真剣にそう考えているし、ずっと取り組んでいると、その考えを裏付ける出来事が起こってくる。
練習し始めの30年以上前、拳法の練習は靴への負担が大きくて、一カ月くらいでダメになっていた。はっきりと覚えているだが、左足の親指付け根付近だけが減り、それで靴寿命が縮まっていた。
長いこと、その状態が続いたが、ふっとした瞬間に、靴の減り方に変化が起きたのです。まず、左右の親指付け根わずか下が均一に減るようになり、立て続けに、今度は、靴底全体が、ほぼ均一に減るようになってきたのですね。
遊撃戦練習における、外転翻身・内転翻身・半斜翻身、そして滑歩外転が左右両方、時計回り反時計回り両方とも、対多人数遊撃戦総合練習の中で自在に用いることができるようになったあたりからです。
昔、下駄の歯が均一に減ってないのを見た達人が、挑戦者に「未熟者、出直してこい」と言った逸話を思い出し、「ってことは、自分は達人になったってことか?」と思ったのです。
実際、そのあたりから、態勢がバラバラでもいかようでも打つことができるようになったし、身体流の慣性状態から、全方向への身体展開ができるようになってきました。そして何より、型どおりでなくなったこと。大きな変化を感じました。
それ以後、辛いことや無気力状態が訪れるたびに、靴底全体減りを己を鼓舞する材料としてきました。
現在、靴の寿命周期は、40日くらい。少しだけ伸びました。均一に減るため、どこが一番最初に穴が空くかわからない状態ですね。一番減りやすいのは、土踏まずより少し前方。
思い込んだもん勝ち。信じたもん勝ち。それは誰にも迷惑もかけない。そして、なにより、思い込むことができるなら、それは間違いなく真実になってしまうということ。
そうならば、自分にとって都合のいい出来事を材料に、自分にとって望ましい内容を思い込んでしまおう。それは間もなく、真実となる。
もし君が、あなたが、自分のサイトや、他の情報をもとに、真摯に練習をしているなら、きっと強くなるし、未来に大きな変化が起きる。もうすでに起こり始めている。それは「そうなるといい」のレベルではなくて、「間もなくやってくる」こと。
さっそく思い込もう。俺は、私は、強くなる。取返し、望む生活を送る。想い出を作る。好きなあの人の前に堂々と立つ。
思い込んでしまえば、望むものは近づいてくる。苦しいことが起こっても大丈夫。その都度、思い込んだらいい。
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