ふさぎ込んでいると余計辛い。一回でいい。立ち上がって穿掌を突いてごらん。

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打ちのめされて、辛くて、頭も身体もぼうぜんとして、ただふさぎ込むことしかできない時。

戦う決意をしたあなたなら、きっとその時が来る。その状況になってない時、口で言うのは簡単だが、いざなったら、その苦しみは尋常じゃない。

ポジティブ思考もできない。ありとあらゆる自分否定の言葉があなたを襲うだろう。これでもか、これでもか、と、自分のダメなところが見えてきて、自分をゴミ扱いする。

どうしようもない状況。その状況の中で、私はあなたに、「それでも立ち上がれ」と言う。なんと酷なアドバイスか、と思うでしょう。

しかし焦らずに聞いて欲しいんだ。立ち上がってポジティブになれ、いつものすべきこと(ルーティン)をさぼるな、甘えるな、と叱っているわけではないよ。

「立ち上がって」とは、気持ちを奮い立たせて、苦しみから目を背けるな、というのではない。ふさぎ込んでいるまさにその場所(布団の上や机の横)で立ち上がることなんだ。

そして、その場所で、私が教えた技の中で、最も得意な技を突いて(蹴って)ごらん。実はそのわずかな動作をすること自体に、大変重要な意味があるんだ。

あなたは、戦う決断をして、八卦掌水式門のホームページを見て、サイト上で公開されている技を練習している。だから、立ち上がって、八卦掌の技で一突きすることができたんだ。

君は決断をして行動をしているから、どん底で辛くてもその動作ができた。戦う決断をしなかったら、今のあなたにできたことは、ふさぎ込んで泣くことだけだったはず。決断をしたあなただから、護衛拳法八卦掌の実戦技を繰り出すことができた。

覚えているだろうか。水式門の八卦掌は、プラス査定の拳法だと言ったことを。練習すればするほど、その分、確実に積み重なって実力に変わっていく。

有名先生や著名選手の伝説めいた練習量をこなす義務は一切なく、苦しい練習ができなかったからといって、どんどん弱くなるわけではない。あなたは立ち上がってその場で一突きした。今まさに、その分、強くなったんだよ。

もし辛さが激しすぎて、もう突くこともできないなら、再びふさぎ込んでいい。しかし覚えていてほしい、その時立ち上がった事実を。どれだけ辛い時でも、あなたは前に進んだ。安心してほしい。あなたはまた一歩望む世界に一歩近づいた。

だれにも知られなくていい。見ている人はどこかで見ているものだよ。少なくとも、私が見ている。誰かがこの記事を読んだことは、間接的な形で足跡として残る。

「ああ、また全国の同志が、見てくれた。練習をして前に進んでくれた。ありがとう。ともに進んでいこうぜ」って、いつもひとり言ってる。どんどん見てほしい。どんどん、練習してほしい。

何かをやった、こんな時でも何かをやった。そんな、ささやかだけど偉大な充実感を味わってほしい。たった一度立ち上がるだけで、それだけの変化が生まれるんだ。

私は十数年、練習を休んだことがない。毎日ずっと、ずっと練習している。しかし辛い時もあった。というか、辛い時の方が多かった。辛い時は、私も練習量を落とした。ほんのわずかな時もあった。

でもやり続けてきたから、今の自分がある。伝説の武道家のような、人間離れした練習などしてないが、やってきたから、今こそ!というとき、心の中で堂々と言えた。

「ずっとやってきたんだ、かかってこい!」本当に、自然と、そう思うことができた。

ほんの少しの行動が、辛くてたまらないあなたを救う。その行動が、積み重なって、大きな「なにか」につながる。間違いないよ。

間違いないよ、一回でいい、立ち上がって、突いてごらん。

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