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護身術通信講座科|宦官護衛武術「転掌式八卦掌」護身技術講座

徹底して相手と距離を置く超実用的護身技術の通信講座で、誰もが、短期に・一人で護身技術を高めることができる

(このページは、2024年9月6日に更新しました。)

八卦掌水式門指導部です。当ページでは通信講座部の「護身術通信講座科」の内容を詳しく説明していきます。

「護身術通信講座科」は、身の危険を感じ、短い時間で己を守るための技術を身につける必要のある方が、通信講座という形で、宦官(かんがん)護衛官の護衛武術だった「転掌(てんしょう)」の技術を継承した原初八卦掌「転掌式八卦掌」の護身技術を学ぶことができる科です。

「護身術通信講座科」では、ベースとなる転掌式八卦掌の技術体系から、学ぶうえで以下のメリットを受けることができます。

しかし、「最短」「シンプル」ではありますが、簡単に出来るものではありません。当然練習は必要となります。練習しない者は、いつまでたっても、護身技術を高めることなどできません。

また、護身術は万が一の場合に命を預ける技術。そして、使いようによっては、人の命を奪う技術です。いい加減な姿勢では、人をも傷つけるだけです。よって、他門やカルチャーセンターで行われて売るような、「お気軽」指導はしません。真摯に学ぶ方を募集擦る必要から、仮入門制を採用しています。

「護身術通信講座科」料金体系

月4,400円(税込)の月謝制(※護身術通信講座科における標準学習期間は7カ月~1年程度)。

毎月末日までに、以下の指定口座に、月謝をお支払いください(※振込代金は講座科生ご負担となります)。

【講習会代金 振込先情報】

銀行名  :三菱UFJ銀行

支店名  :知立(ちりゅう)支店 店番号 412

預金種別 :普通口座

口座番号 :1213489

口座名義人:ミズノ ヨシト

支払いが確認できない場合は、動画をこちらに送信しても、添削・指導をいたしませんので、前月末までの振込を徹底してください。未払月の末日までにお支払いがない場合は、退門の意思とみなし、当該通信門下生専用掲載ページを削除いたします。

護身術通信講座科通信門下生が、愛知本科・富山本科にて指導を受ける際は、その際の教授料を免除しますので、必ず事前に連絡をしてから本科へお越しください。

「護身術通信講座科」カリキュラム(履修課程)

転掌式八卦掌を、「護身」達成に焦点を当てて編成されたカリキュラムにて学習していきます。

仮入門教程

仮入門教程にて、八卦掌で護身するために根幹となる基本技術(基本功)を学習していきます。併せて、通信門下生が、武術を学ぶうえでの最低限の常識的素養を備えているかを見させていただきます。

  • 推磨式基本功(推・拍・蓋・平穿・劈・撩)
  • 走圏
  • 斜め後方スライドと推掌転掌式

推磨式基本功(推・拍・蓋・平穿・劈・撩))

推磨式基本功は、翻身旋理(ほんしんせんり)という、斜め後方スライドのキレを養う大変重要な身法を、6つの手技で練習する基本功です。

移動遊撃戦と採る八卦掌なれど、初学時に移動しながら股関節の使い方を理解するのは少し難しいため、ここで両足を固定した状態で安定した姿勢の中で、予習がてら練習します。

6つの手技は、「推(すい)」・「劈(へき)」「拍(はく)」・「蓋(がい)」「平穿(へいせん)」・「撩陰(りょういん)」となります。特に重要なのが、推と蓋そして拍です。八卦掌の中核技法たる後退スライドでは、敵に背を向けない斜め後方スライドで「推」を、敵に一瞬背を向ける斜め後方スライドで「蓋」を、そして振り向き様方向に居る敵に電撃攻撃を仕掛ける際に「拍」を用いるからです。

実際の戦いにおける斜め後方スライドは、当然、移動しながら行います。しかしここでは、足を肩幅くらいにして立ち、翻身旋法を用いて後ろを向きながら推・拍・蓋を打つ練習を数多く行っていきます。

基本姿勢走圏(基本姿勢・構え方・歩き方)

ニュートラルな「基本姿勢」を維持し、あらゆる局面に備える
この動画には音声解説があります

多人数の敵を相手に行う移動遊撃戦で生存するために最も有効な姿勢として考え出したのが、「基本姿勢」となります。

もっと具体的に言いますと、敵に追いかけられた時、敵に言い寄られた時、言い寄られながら追われている時に、とる姿勢となります。水式門本科では、多人数相手に旋回しながら回避行動する際に最も多用しています。

頭は必ず、前を向き続け固定し、頭をその都度回転させません。これは大原則です。そのうえで手は自然に下げ、各身体箇所に過度の力を入れないように意識します。全体的にリラックスします。リラックスの目安として、移動する際、手が移動の振動で揺れるくらいを目安にしてください。

胸をくぼませ、広背筋周辺がアーチ状に左右に広がる状態を作るなどの、いくつかの姿勢要求がありますが、近代格闘術八卦掌ほど、そられを極端に意識しません。あまりにそれらの姿勢要求を意識すると、それは姿勢を固め、柔軟性・臨機応変性を損なうからです。

つまりこれらの姿勢要求は、移動遊撃戦という持久力を使う戦いにおいて、スタミナを温存し、時にけん制し、時に電撃攻撃をして自分や守るべき人を守るために一定時間生存して囮(おとり)となるための技術なのです。

移動遊撃戦は、敵が一人の場合であっても行います。よって、水式門護身術を習うならば、基本姿勢走圏は、指導者の元で習いたい技術となります。

「構え」ないことで、居着かず移動し続け、生存を目指す

当講座で指導する一定時間生存の技術に、特定の構えはありません。「姿勢をとる=身体ごとその場所に居着く=素早く動くことができなくなる」からです。

転掌式八卦掌は、徹底して「生存」を目指します。よって、とにかく移動し続けるのです。「移動=防御」なのです。よって、特定の場所に立って特定の姿勢をとることがないのです。維持するのは、上記の「基本姿勢」のみ。基本姿勢であるため、両手は当然、下に下げられていますね。

よって、あえて言うならば、基本姿勢こそが、目に見える「構え」となるでしょう。当講座では、移動時の手を下げた状態から、迫る敵をやり過ごす技術を指導します。

悪路での安定性と、不意の危機にも転じることができる歩き方(ショウ泥歩)を徹底指導
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歩き方は、八卦掌独特の歩き方「ショウ泥歩(しょうでいほ)」を指導します。

有名サッカー選手、多人数想定練習を行う時の実戦合気道家なども、似た歩き方で、機敏さを確保しています。ショウ泥歩は、「抓地牢(そうちろう)」という根幹術理によって成り立ちます。

「抓地牢」は、ショウ泥歩による移動時、高速移動の速度を落とさないで急速転身を可能とし、悪路での横滑りしないための、命綱的技術です。当科では、

『転掌式八卦掌の土台は「抓地牢」、単換掌の術理の土台は「翻身旋理と刀裏背走理」』

とし、水式門の門を叩く門下生に詳しく厳しく指導します。

ショウ泥歩の土台たる「抓地牢」を習得することで、悪路や凍結路面でも、機動力の低下を最小限に抑えることができます。どこで護身技術が必要となるか分からない実戦における全環境型の移動法を当科で習得することは、身を守るうえで大きな自信となるでしょう。

対敵イメージ走圏

この動画には音声解説があります

護衛護身武術の転掌式八卦掌では、必ず走圏練習を行う際、前を見て歩きます。

そして、視界に入ってくる敵のみ対応します。視界に入ってない敵に自分の攻撃は当たらず、かつ視界に入ってない敵の攻撃も自分に当たらないからです。

前を向き移動することで、速い移動速度を確保できます。

「後方から来た敵に気づかないのでは?」という疑問について。転掌式八卦掌では、常に勢いを保って前方向へと進み続ける囮護衛の拳法です。つまり後方から迫って攻撃しようとする敵の攻撃は、勢いが落ちない限り当たらないから、顧みる必要がないのです。

この戦い方は、慣れないうちは大変な恐怖を伴います。しかしその恐怖に負け振り向くならば、その場で捕まり命を落とすでしょう。これは、練習時、男性指導者の模擬追跡で慣れる必要があります。

その恐怖に慣れることで、対敵イメージ走圏を練習する意味が初めて分かるのです。追跡してくる敵がいるのに、頭をあちこちに向けている暇はありません。前に進み、視界に入ってきた敵には、練習し抜いた単換掌で、一瞬にしてさばき、また移動していくのです。

斜め後方スライドと推掌転掌式

敵に背を向けない斜め後方スライドと、敵に一瞬背を向ける斜め後方スライド。このふたつを理解し、実行できれば、実戦で敵を倒せなくとも、倒されることはなくなります。

両斜め後方スライドの中で行うことができる攻撃は、撤退戦のみです。敵に向かいながら「さばく→攻撃する」をしていたら、他の敵と前の敵に押しつぶされます。

下がりながら攻撃する以上、敵が前に出てこない限り自分の攻撃はあたりません。しかし転掌式八卦掌の目的は、敵を倒すことではありません。一定時間生存することです。

倒すためには、こちらも敵に向かっていき、攻撃を加える必要があります。しかし自分の攻撃を、敵が倒れるくらいまで繰り出す、ということは、敵の攻撃射程圏内にとどまることを意味します。このリスクは、体格のいい、打たれ強い強者にしか負うことができません。

よって転掌式八卦掌では、後退スライドに伴う「撤退戦」のみを攻撃としているのです。そのエッセンスは、当護身術科でもしっかりと指導します。

転掌式八卦掌刀術「転掌刀」~八卦掌成立時の刀術に触れ、棒操術の術理を理解することで、身の周りの物を使いこなす

太平天国の乱当時の戦場刀術(藤牌兵刀術)がルーツの八卦掌。刀術を理解することで、八卦掌の持つ身体操作法を理解でき、練習で行き詰った際も大変役立ちます(代表は、刀術のことを「刀術先生」と呼んで、現際も刀術の練習に多くの時間を費やしています)。

当科では、八卦掌の原型・出発点となった「単換刀」と、清朝末式転掌刀術の頻出基本技たる「按刀」・「陰陽上斬刀」・「背身刀」を指導。この3つを正しい練習方法にて取り組むならば、素手による移動遊撃戦も一層理解できるでしょう。

本教程

仮入門教程修了後、「仮入門教程修了時選考」にて、本教程履修を許可するかの判断をさせていただきます。許可後、中核技法の学習が始まります。

本入門教程

  • 単換掌の術理を支える翻身旋理・刀裏背走理
  • 単換掌と内転翻身斜め後方スライド対敵身法
  • 双換掌と外転翻身斜め後方スライド対敵身法
  • 単換刀
  • 上斬刀
  • 背身刀
  • 按刀

「護身術通信講座科」の学び方

手順1:申込み~「申請時選考」の実施

専用申込みフォームにて申込みを行ってください。必要事項を記載してください。必要記載事項、特に「志望動機」には誠実・真摯にお答えください。

※志望動機の内容について、動機が公序良俗に反するものでない限り、選考結果には影響を与えません。ありのままをお答えください。

※選考結果につき、クレーム等は一切受け付けておりませんのでご了承ください。

手順2:「申請時選考」の結果メールの送信

申請時選考の結果をメールにてお伝えします。選考を通過し、仮入門教程に進む方には、希望のURL(ユーザー名)とニックネームをお尋ねします。

ご希望のものを用意し、お答えください。

手順3:youtubeチャンネルの開設

申込者様自身のYoutubeチャンネルを開設しておいてください。

※チャンネル開設作業には、グーグルアカントの取得と、Gメールの取得のうえに、youtubeに自身のチャンネルを持つ必要があります。各自用意しておいてください。

手順4:受講生専用アドレスに、課題技術と解説を掲載

受講生専用アドレスに、受講生に学んでもらう課題技術と解説を掲載します。

解説については、他の受講生と必ずしも同じ内容ではありません。受講生の進捗状況や技術レベルに合わせ、水野が解説をしております。

※課題動画は、Youtube限定公開動画となっており、水式門に著作権の存する動画となるため、無断で他の場所に掲載することはおやめください(無断流用・転載に対しては厳正な対応を致します)。

手順5:各自で練習後、練習後動画を非公開設定でyoutubeにアップ

技術動画・解説掲載から1週間、一人練習をしてください。その後、自身の動画が撮影し、必ず非公開設定にした状態で動画をアップロードし、アップロードを専用フォームにてお知らせください。

非公開設定の際には、その動画を特別に閲覧できる者のGメールアドレスを記載する欄があります。そこに八卦掌水式門の「shiroikukmoajisai@gmail.com」を貼りつけておいてください。

八卦掌水式門の「shiroikukmoajisai@gmail.com」を非公開設定動画の閲覧許可者として登録すると、水式門指導部が閲覧し、当動画に対するアドバイスを行うことができます。

コメント欄に、アドバイスのコメントをしますので、参考にして1週間程度の一人練習を行ってください。その後、再び非公開動画をアップし、お知らせください。

一定レベルまで上達したと判断したら、次の練習課題動画と解説を、専用アドレスに掲載します。以後、この作業を繰り返し、全履修を終えるまで行います。

「護身術通信講座科」の特徴(利点)

特徴1:愛知での対面指導を要しないため、思い立った時に、あなたの家で、成立当時のままの「八卦掌」で学ぶことができる

当科の最大の特色は、清王朝末期に成立した当時のままの技術体系たる原点八卦掌(以下「転掌式八卦掌」と呼ぶ)を、通信講座という形で、愛知に来訪することなく、あなたの家にて学ぶことができることです。

遠隔地生科のもう一つの科「転掌式八卦掌基本技術科」では、八卦掌第7代目を目指す科ゆえに、教程の修了ごとに、愛知本科もしくは富山本科にて対面指導を受ける必要があります(※代継門人となると、八卦掌水式門から、八卦掌第7代目代継門弟として公認されます)。

八卦掌の代継門人となりそれを公にすると、八卦掌の技法を学びたくてその人のもとを訪れる学習希望者も出てくるため、対人練習によって、人に教えるに足る技法レベルを一定ライン以上にとどめておく必要があるからです。

愛知から遠く離れた地域に在住し、かつ伝承者になることよりも護身術習得に関心のある希望者にとって、伝承者を目指す科は敷居が高い科となります。今まで複数の方の要望も参考にし、通信講座科では、全履修期間を通して愛知を訪問することなく、学習を進めることができ、かつ、修了することができるように仕組みを構成しなおしました。

通信講座という学習形態は、愛知を訪れることが経済的に厳しい学生などの学習希望者にも、宦官護衛武術たる転掌式八卦掌を学ぶことができる道を開くものです。

いじめ護身部~取り返すための技術講座や、最低限の時間で仕上げる八卦掌原型「転掌」式弱者専用護身術など、水式門ホームページ上で無料公開している護身ノウハウを学習している方にも、一歩上を目指す学習として、おすすめします。

特徴2:通信講座なれど、ほぼ一代30数年で清末頃の八卦掌を復活させ極めた達人・水野のノウハウが詰まっている本格講座

現在国内で行われている武道・武術は、屈強な男性が、審判のいる試合で勝つための「格闘技」術であるのがほとんどです。これらの格闘技の技術は大変高いのですが、弱者が強者から身を守るための技術・練習体系を持っていません。「護身術」ではないのです。

そして、国内で各格闘技道場が唱える護身術は、その道場の、屈強な人間向け格闘技術が元になっています。ゆえに、暴漢の暴力に真っ向から立ち向かう技法ばかりです。

理性のブレーキを失い、欲望達成のために人を傷つけることにためらいのなくなった暴漢(多くは、屈強な男性)の渾身の暴力を、非力な人間が真っ向から立ち向かって、防ぐことができるでしょうか?中国動乱期に護身術として認められた八卦掌(成立当時の名は「転掌・てんしょう」といった)は、そのようなことをしませんでした。

敵の目の前にとどまらない徹底した移動遊撃撤退戦身法によって、弱者に生存の道を開く、前代未聞の技術体系を打ち出したのです。

しかし、弱者護身の特徴は、創始者から次代に伝えられる頃からすでに薄れ始め、現代は、強者使用前提格闘技的武術となりました。

つまり、他の武術と同じく、近代格闘技化し、力任せの攻撃を防ぐための手段を、高度で習得困難な高級技法にて克服する「エリート武術」となったのです。弱者が学び、弱者が使うことができる武術ではなくなったのです。

代表・水野は、自身の武術を始めた理由から弱者護身に徹底的にこだわりぬきました。

例え周りが、映画や漫画の影響を受けて華麗さや若さ・筋力に頼る技法ばかりを追い求めても、例え師から教わる八卦掌が近代のそれであっても、八卦掌が本来持っていた特徴「弱者使用前提の護身武術」の特徴を追求し続けました。

そして三十数年という気の遠くなる膨大な時間の積み重ねで、ほぼ「基本技の反復」だけを頼りに悟りを開き、清朝末期頃の八卦掌を現代に復活させました。

成立当時のままの弱者使用前提護身術たる八卦掌を学ぶことができるのは、中国国内・日本国内はおろか、世界でもほぼ八卦掌水式門だけです。

代表は、昔日の八卦掌の持つ護身技術を初学者にも分かりやすく洗練させ、それを日本全国で護身術を必要とする立場の弱い人に届けたいと願い、「護身術通信講座科」を開始する決断をしました。

特徴3:昔日護身術の鉄則「距離(間合い)をとる技術」と「間合いをとるため技術習得のための一人練習方法」を指導する通信講座のため、女性・子供でも、一人で習得可能

「防御=手技で防ぐ」ではなく、「防御=移動による間合い取り」を貫く通信講座

相手の攻撃射程圏内にとどまり、華麗な手技などで防御するのは、カンフー映画の世界だけです。

もしくは、相手が刃物等を持ってなく、かつ審判が居て、ノックアウトされたら試合が止められる格闘技試合だけです。

実戦では、刃物を持つのは違反、などというルールはありません。審判もいません。襲う人間は、どんな手段を使ってでも欲望を達成しようとします。その欲望を達成するまで、暴力は続行されるのです。

襲う人間というのは、体格・筋力等で勝る場合がほとんどです。そして、襲う際も、自分より屈強な人間には手を出しません。非力そうで、己の欲望を達成できそうな人間を見定め、襲うのです。

非力な人間は、そのような冷酷な人間の攻撃射程内で、技や筋力で対抗してはいけません。

相手と距離を置くことです。武術でいう「間合い」どりのことです。相手と距離を保ち続けることができれば、相手が力があろうと、技術が高かろうと、刃物を持っていようと、我が身は傷つけられません。当科は、この「距離を保つこと(間合い取り)」を、最重要技法として指導する講座となっています。

この相手と距離を保ち続けるための身法こそ、八卦掌の原点スタイルたる「後退スライド」なのです。高速で移動しながら、敵が迫りそうになったら後退スライドで転身して足を止め、逆をつき・・・を繰り返し、相手が疲れたり、距離が開いた時の急速㎞単位離脱につなげます。

ただ「逃げろ」とうたう無責任・曖昧なネット上情報と一線を画す、明確な方法に沿った「撤退戦」技法を指導する通信講座

インターネットで「女性 護身術」などのキーワードで検索すると、「とにかく逃げろ」「大声をあげて逃げろ」「女性が護身術を習うことは意味がない」などの具体性・信ぴょう性に欠ける意見が非常に多く見られます(発言者の多くは、匿名にて、護身術を批判したいだけの人間)。

ただ逃げるだけでは追いつかれるだけです。欲望を満たすために、全身全霊をもって突進してくる暴漢の、リアルな現実を考慮していません。

これらの情報は、身の安全を保ちながら逃げる具体的な方法を説かないでただ「逃げろ」と叫んでいるだけの無責任な情報であり、信頼にするに足らない価値のないものです。

当講座では、上記の『徹底して距離(間合い)をとり続ける身法「後退スライド」』と、『迫る敵に後退スライドで勢いを落とさないで攻撃する身法「撤退戦」』技法を指導します。

清朝末式八卦掌には、2つの後退スライド身法と複数の撤退戦技法が伝わっていますが、当科では、2つの後退スライド身法と、2つのシンプルな撤退戦技法を明確に指導します。

これら技法は全て、太平天国の乱で国内が乱れた動乱期の中国護身術・清朝末式八卦掌の命がけの中核技法であり、信頼に足る技術です。

「間合いをとる対敵技術=対人練習より一人練習メインで習得する技術=一人練習で強くなることが可能」。その一人練習法を、しっかりと指導。

間合いを取ることは、敵の力や技術と張り合わないことを意味します。

敵と接触しなければ、相手がいくら力があろうと、手技攻防技術が高かろうと、我と相手との間に距離があるため、技術も力も伝わってきません。相手と接触さえしなければ、敵の筋力や体格の優位を克服するための螺旋や崩しの高級技法の練習が必要でなくなります。

相手と積極的に打ち合う戦闘スタイルならば、練習時から人を相手にして技法の練習を繰り返す必要があります。ここが、遠隔地で一人で練習するしかない人間が強くなることが難しい理由です。

清朝末式八卦掌の後退スライド撤退戦の技法習得は、メインは一人練習です。一人で、当科で指導する身法を、徹底的に繰り返し、いざという時に無意識に身体が動き、距離を保ち続けることができる状態を目指します。

無意識に身体が動くようになるまでには、一定の繰り返し練習が必要となります。しかし、一人で練習するため、どこに行く必要も、誰にも遠慮する必要もありません。練習時間を合わせたりする必要もありません。自分の好きな時、好きなだけ練習ができます。

当科を利用すれば、練習方法の修正も、動作の修正も代表・水野が行います。安心して繰り返し練習で実力をつけてください。

特徴4:本当に「身の周りの物を使って護身する」ために、水野が90㎝程度の棒操術を通信個別指導

護身術を説明する多くのホームページでは、「身の周りの物を使って護身する」ことを説きますが、具体的方法や技術体系はほぼ説明されていません。

私自身、代表に武器術を長年にわたり教わってきましたが、「知ってるだけでは使えない」ということを痛感しています。武器も素手技術と同じく、一定数の繰り返しを行って無意識に操ることができるくらいにまでならないと、使いこなすことができないのです。

身の周りの物を使って護身するには、片手で振り回す技術と、両手で振り回す技術をまず習得することです。両手で振り回す技術は、片手で振り回す技術の応用となるので、水式門ではまず、90センチ程度の棒を使って、八卦刀術の主要動作を学習するのです。

※当講座では、槍(棍)術は、初学者が一人で取り組みはじめるには難しいため、カリキュラムに入っておりません。

このように当科では、清朝末式八卦掌の弱者護身・生存のための武器操法につながる身法と刀術(棒操術)、それらの一人練習法を具体的に指導します。

転掌式八卦掌は、太平天国の乱当時の盾装備刀歩兵の戦場刀術がルーツです。棒操術は、戦場刀術から生まれた転掌刀術を学習することによって理解していきます。

当科では、水野が、保安職での実経験や組手の中で実践し、「これなら」として厳選した、初学者でも学習しやすい転掌刀術の主要技法を、棒を使って一人で練習することができるノウハウとして伝えます。

特徴5:教材を一括で購入して終わりではない、個別指導に限りなく近い「個別URLページによる課題技法指導」

水式門の通信講座では、教材を一括して売って終了、という売り切り形態の指導スタイルを採用しません。

この形式では、通信講座部門下生の意欲を維持できず、各人の必要に応じた指導ができないからです。

水式門では、通信講座部の各門人に、個別のURLを付与し、そこに、練習する動画と解説を掲載します。掲載される課題技法動画は、皆同じではありません。

護身術は、各人のおかれた状況で違います。

警備員などは、意外と特殊警棒は形態不可であり、かつ得意先にて過剰な対応ができないため、不審者をいなし続ける技法が求められます。

学生の護身術では、指先をで相手を突く必要は少ないため、他の技法を練習させます。また、狭い教室から、広い場所へと突破する、人を極力傷つけないエスケープ身法を学習させます。

女性の場合、多人数戦より、対強者・対一人対策の技法を優先して習得する必要があります。また護身具(特殊警棒など)の携帯も状況によって寛容されるため、道具を使った指導を組み入れると護身能力に優れた効果を発揮するでしょう。

このように、申込みをしてくる通信講座部門人ごとに、必要な技法・有効な技法は違うのです。代表・水野は、申込みにて申請してもらった護身術を習う動機に合わせて、技法とカリキュラムを組み、各人の上達状況に合わせて技法を掲載し、アドバイスをします。

この指導は、売り切り形態の教材使用通信講座では実現できないことです。

弱者生存の護衛護身武術を極めたい方へ~清王朝末期頃のままの八卦掌「転掌式八卦掌」を国内で唯一伝える水野先生の道場「八卦掌水式門」入門方法

1.八卦掌水式門~清朝末期成立当時の原初スタイル八卦掌「転掌式八卦掌」を国内で唯一指導する稀代の八卦掌家・水野先生の道場

八卦掌水式門代表・水野の写真
八卦掌水式門代表・水野義人先生

八卦掌水式門で八卦掌第7世を掌継させていただいた、掌継人のsと申します(先生の指示で仮称とさせていただきます)。掌継門人の一人として、八卦掌水式門の紹介をしたいと思います。

石川県・遠隔地門下生

八卦掌水式門は、清朝末期成立当時のままの原初スタイルの八卦掌「転掌式八卦掌」を国内で唯一伝える八卦掌専門道場です。「抓地牢」を土台とし、「単換掌の術理(単換掌理)」による「弱者使用前提」・「生存第一」の技術体系からぶれず、成立当時の目的を一心に貫く伝統門です。

八卦掌第6世の水野先生の伝える八卦掌は、強者使用前提・対一人・対試合想定の近代格闘術的八卦掌が主流となっている現代において、対多人数移動遊撃戦による弱者使用前提の撤退戦を貫いた極めて異色の存在となっています。

先生の伝える八卦掌の最大の特徴は、「単換掌の術理(水式門で先生は、「単換掌理・たんかんしょうり」と略して指導しています)」に徹している点です。

「単換掌の術理」とは、敵と接触を極力さけ、敵の力とぶつからない斜め後方へスライド移動しながら対敵対応をする、「相手次第」を排し「自分次第」にシフトした術理です。

間合いを取り、敵と力がぶつからない場所へ移動しながら「去り打ち」することを正当な戦法としているため、女性やお子さん・お年を召した方にとって極めて現実的な護身術となっています(※よって水式門では、私を含め、女性の修了者さんが多いです)。

単換掌の術理を理解するには、修行の初期段階に、術理に熟練した指導者による対面での練習を通して対敵イメージをしっかりと構築することが必要不可欠、だと先生は言います。

『八卦掌は「勢(せい)」が命の武術。前に向かってひたすら進み続けることで勢を維持せよ。後ろ敵は勢があれば追いつけない。横敵には単換掌の術理・斜め後方スライドで対応せよ。電撃奇襲をすることで、守るべき人に手を出させない、囮(おとり)護衛による中国産護衛護身武術なんだ』は先生の「口癖」化した説明ですね。

相手の侵入してくる角度や強度、そして敵動作に対する自分の身体の使い方を、先生の技を受け、または先生を試し打ちをしながら自ら身体を動かして学んでいきます。 先生は、「私の技を受けるのが最も上達する近道となる。しっかりと見てイメージを作り、独り練習の際、そのイメージを真似するんだぞ。」と語り、常に相手になってくれます。 それは初心者には果たせない役割。水式門では、先生はいつでも技を示してくれます。相手もしてくれるし、新しい技を指導するとき、使い方もしっかりと見せてくれるから、一人の練習の時でも、イメージが残るのです。

よって最初から全く一人で行うことは、リアルな敵のイメージが分からない点から、大変難しいものとなります。この問題は、私がこの場で、先生の指導を受けたほうがといいと強くすすめる理由となっています。

私も石川県在住時は遠隔地門下生でした。先生が富山に来たときは、集中的に相手になってもらいました。石川県という遠くであっても、先生の教え方のおかげで、ブレずにここまで来ることができました。

単換掌の術理に基づいた弱者生存第一の八卦掌を指導する八卦掌の教室は、日本国内では水式門だけです(それか、公にしていません)。

弱者使用前提がゆえの現実的方法で自分を守る武術に興味がある方。力任せの攻撃にも負けない護身術や八卦掌を極めたいと思う方は、水式門の扉を叩いてください。水式門なら、弱者が生き残る可能性を生じさせる八卦掌中核技術を、明快に学ぶことができます

共通申込みフォーム入口

2.八卦掌水式門は、仮入門制の有る純然たる「伝統門」道場

八卦掌水式門代表・水野の写真
八卦掌水式門代表・水野義人先生

八卦掌水式門は、代表である水野先生が、八卦掌第5世(梁派八卦掌第4世伝人)である師より指導許可を受けて門を開いた、純然たる「伝統門」です。それゆえ、入門資格を満たしているかを判断する仮入門制(仮入門期間中の人柄・態度を見て本入門を判断する制度)を、入門希望者すべての方に例外なく適用しています。もちろん私も仮入門期間を経て本入門しました。

水野先生が指導する八卦掌は、綺麗ごとのない護衛護身武術。一部に当然殺傷技法が伝えられ、昔の中国拳法と同じく実戦色が強い八卦掌。誰それ構わず指導することはいたしません。

特に先生は、拳法を始めた動機も真剣。他者への思いやりに欠ける人間に伝えてしまい、それで人が傷つけられてしまう事態を招くことを、心から心配しています。

よって各科に掲載された「入門資格」を満たした人間だと判断した場合にのみ、先生は本入門を認め、受け継いだ技法をお伝えしています。「八卦掌の伝統門として、門が負うべき当然の義務と配慮」。これも先生が常に話す口癖ですね。

水式門には『弱者生存の理で貫かれた護衛護身術「八卦掌」を日本全国各所に広め、誰もが、大切な人・自分を守る技術を学ぶことができる環境を創る』という揺るぎない理念があります。

先ほども触れたように、他者への思いやりに欠ける人間に伝えてしまうことは、技法が濫用され第三者が傷つく事態を招き、理念実現に真っ向から反する結果を生んでしまいます。

水野先生は、門入口を無条件に開放して指導し門を大きくすることより、たとえ仮入門制を設けて応募を敬遠されたとしても、他者への思いやりに欠ける人間に伝えてしまう事態を避けることを重視しています。

ここまで書くと、なかなか入ることのできない難しい道場だと思うかもしれませんが、そんなことはありません。仮入門制はありますが、一般的な常識と礼節、思いやりがあれば、心配する必要は全くありません

指導を受けてみれば分かるのですが、先生はいつも、門下生のことを考え、熱心に指導してくれ、怒鳴ったりもなく、笑顔です。安心してください(無礼な態度や乱暴なふるまいには、ベテラン・初心者関係なく厳しいですが)。

仮入門期間を経て本入門となった正式門下生には、「誰もが大切な人、自分を守ることができる清朝末式八卦掌」の全てを、丁寧に、熱心に、真剣に教えてくれます

迷ってるあなた。水式門には、積み重ねるならば、弱者と言われる者でも高みに達することができるシンプルで明快な技術体系があります。先生の温かく熱心な指導で、「守る」強さを手にしてみませんか。

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八卦掌水式門富山本科イメージ