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23/12/8 逃げ続け「捕まえてみろ!」と一喝し戦う自分をイメージせよ
いじめ連中との戦いでは、キレイに鮮やかに「勝つ」必要なんて一切ない。そんな無駄なことは目指す必要が全くないことをここで確認しておく。
逃げ打ち、転身し、とにかく逃げること、つまり、撤退戦を正規の攻防手法とする武術・八卦掌を練習するならば、逃げ続けていじめ連中をほんろうしている自分をしっかりとイメージするんだ。
逃げ続けて逃げ続けて、「コイツ!捕まらねぇ!」と言って肩で息をして、こっちを見ているだけのいじめ連中の情けない姿をリアルに想像するんだ。そのイメージをもって練習することで、本当にそうなっていく。
「逃げ続けるだけでいじめが収まるのか?」と思うかもしれない。確信して言える。きっと収まる・・・・続きを読む
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23/11/21 後退スライド身法は、弱き者同士で模索した形。今からだ!
相手の状況や技術、体格などに影響されないこと。
そのためには、相手と接触することは極力さけること。私が習ってきた武道・武術・護身術は、皆、敵の力とぶつかるものばかりだった。
敵の攻撃を、手で防御している時点で、すでに敵の力とぶつかっている。武術・武道をやる男性の中で、私は確実に体格が劣る。体重は少なく、背も低い。自分の未来を変える戦いの後、ずっと、力任せの攻撃に、弾き飛ばされてきた・・・・続きを読む
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行動し続けるだけで未来は変わる
23/04/24『これだけでいいんでしょ?』女性と八卦掌
「これだけでいいんでしょ、違うの?」とこの子はいう。
私が人に教え始めの頃、まだ自信とか、指導方針が定まっていないころ、この子は確かめるようにこう質問をしてきた。
今ならば、はっきりと「これだけでいい」と答える。
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23/01/27『成らぬは人のなさぬなりけり~練習!練習!知識二の次』
知識だけ増やしても、うまくいった試しがなかった。
長いこと八卦掌にほれ込んで練習してきたが、できないこともあった。そしてある時、改めて振り返ってみて、出来なかったことを検証してみると・・・・
大して練習もせずに、自分で「こりゃぁ無理だ」と判断したものばかりだった。できるようになった技や身法、技術に比して、圧倒的に練習に費やした時間が少なかった・・・続きを読む
22/12/31『対多人数遊撃戦八卦掌は「失敗」で出来あがるから、大丈夫!』
対多人数遊撃戦を想定した八卦掌の成立の歴史は、「失敗(敗北)」の歴史であったと言ってしまってもいいです。
それくらい、試してきたことのほとんどは、失敗や(組手・散手・実闘での)敗北となった。しかし、本当にまれに、うまくいくことがあるんですね。しかしうまくいったことって、あまり覚えていない。
失敗した時だと、原因や理由を考えざるを得ないから、よく覚えているんですが、成功の時ってついつい熟考を怠るので・・・・続きを読む
22/11/27『「あの技ができるようになった」ごとにその都度行動してきた』
次から次へと行動して、数多くの失策や嘲笑(あざわらい)を受けてきた。
辛いこともあったし、人前で恥をかいたこともあったけど、行動して得たものの方が圧倒的に多かったと、今この時点で振り返って思う。
いつも、今までできなかった技や身法ができているとふと気づいた時、「これはいける、チャンスだ」とよりどころにして行動してきた。例えば、その技をメインとして講習会を開いたり、その技の動画を元に生徒募集動画作って、生徒を募集したり。
今思うと、その時は今より一層未熟だったので、生徒さんの前で失敗したり、答えた内容に整合性がなく矛盾を生じたり・・・、そんなミスばっかり・・・・続きを読む
貫くことの大切さ
23/10/30 清朝末式八卦掌は、”相手次第”を排したから護身術たりうる
八卦掌という武術に興味を持ち、八卦掌を護身術として考え、取り返すために練習をし始めた君へ。
この拳法は、他の拳法と、大きく異なるところがある。それは、相手の状況いかんにも屈しない対処法を身につける、という点である。そのことを念頭に入れて、少し長いが、読んで欲しい。
私の八卦掌修行の過程は、常に「”相手次第”を排すること」に費やされてきた。
八卦掌は護身によって護衛を実現する拳法。護身術である以上、相手次第の要素が多いのは致命的である。相手の状況によって、生死が決するならば、そのような技術に時間を費やす意味がない。
その点について、話していきたい・・・・続きを読む
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23/07/25 やめない。人が来ない以外全てうまくいってる。君も進め。
新しい科を立ち上げれば、しばらくずっと、人がひとりも来なかったり。
SNSを始めれば、毎日役立ち情報を上げても、フォロワーもいいねも、お気に入り登録も、全く増えない。
そうすると、外野は決まって、もう止めた方がいいんじゃない?と言ってくる。しょせん無理なんだって、と言って・・・・続きを読む
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23/05/16 独学では無理?描いた未来を得るカギは独学に有り
「本当の「最初」から本当の「最後」まで、全部ひとりで学ぶ。
それはあまりに大変である。まず、学ぶための教材を用意しなければならない。
教材の選別作業はかなり大変である・・・・続きを読む
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23/02/17『歩いている道が自分の道なら、どこに出ようが問題なし』
これから先、自分はどうなってしまうのか?自分の道、とか言ってるけど、いったいどこに向かっているのか?
自信満々そうに見えて、常に不安とも向きあっている。その中でたどりついた境地は、「どこに出ようが、自分の道を歩いた末にたどり着いた場所ならば問題ない」ということだった。
不安と希望の友と共に行動する君の背中を押す。
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23/01/30『どうせなら、グランド・マスター(一代宗師)になろうぜ』
惚れ込んだものがあるならば、徹底的に練習しまくって、独自の境地に至ろう。
強くなるのは間違いないから。超達人(グランド・マスター)になって、大好きなあの人、守っていこうぜ。
泣いて感謝される英雄的な瞬間が、きっとやってくる。その時、今から練習の旅で味わう苦労が、一層幸せな気分をもたらして・・・・・続きを読む
22/12/3『取り返すために大事なこと。手を出し続ける。動き続ける。』
対多人数遊撃戦。まったく練習したことがない者にとっては、荒唐無稽な絵空事のように思うこと。
しかし、今まさにいじめや対多による暴力にさらされている者は、その技術が不可能なものだとは決して思いたない切羽詰まった状態にある。
よって、自分の本当の気持ちを通し、平穏な生活を取り戻し、同級生らと笑いあえる日々を取り返すために戦う際、対多の暴力から身を守るためのポイント・・・・続きを読む
22/11/18『なぜ君にとって対多人数遊撃戦は「実現可能」な戦法なのか』
強くなりたいと願い行動し始めた君は、毎日少しづつ、自分の身体が変わっていくことを実感している。
この前までできなかった行動が、ある日ふと、できるようになっていることに気づく。
自分で撮影をしてみたら、ダメだと思っていた動作が、手本動画の動きとほぼ変わらなくなっていた。自分は、結構うまくなっているんだな、と否が応でも気づく。
練習時「ここ!」という場面で、スッと手が出る。身体が崩れた状態でも、手が届くならば、自然と打っている。考えて見れば、こんなこと、以前では想像できなか・・・・続きを読む
22/10/20『「レッテル」なんて何の価値もない。君の道を進め!』
高校を卒業した後、卒業証明書が必要となり、母校に取りに行ったことがあった。
いい思い出と嫌な思い出が交錯する場所。嫌な思い出の中に、高校2年の時の担任の先生に見下ろされていた記憶、があった。
だから、高校に行くならば、その先生だけには遭遇したくないなと思っていたのだけれど、よりによって、遭遇してしまったんだよね、それも校舎に入った瞬間に。
その時出会い頭に言われた言葉・・・・続きを読む
22/9/28『自分だけで考えた理念だけが、苦境を乗り越える理念となる』
君の理念は、本当に君だけが考え出したものなのだろうか。
何を当たり前のことを・・・と思うかもしれないが、自分の理念、意外と人の意見を丸写しのものが多い。極端な場合、偉人やインフルエンサーの言葉をそのまま利用している例もある
人間が10人十色なので、同じ考え方をする人はほぼいない。性格を見ているとわかるのだが、本当にいろんな考え方をしている。そのような状況で、考え方や生き様が顕著に表れる「理念」なるものが、同じなはずがない。
他人からの借り物の理念では・・・・続きを読む
22/8/23『ジェダイのようじゃなく、ジェダイになるんだよ』
少年との会話です。少年は言っていました。
「将来、何になりたいの?」
「ジェダイの騎士になりたい」
「あれは映画の中の話だよ。でも、剣道とか習ったら、ジェダイのような動きができるかもね。」
「フォースの練習をしているが、なかなかものが動かないんだ。スプーンも曲がらないよ」
「なかなか行動してるね。もっと現実的に、素振りでもしたら。なんなら、竹刀でも買ってあげるよ。雰囲気は味わえるかも」
「雰囲気とかどうでもいいよ。それよりフォースのやり方教えてくれる本・・・・続きを読む
辛い時どうする?
23/05/17『原動力は、君だけのもので。君だけの原動力が、未来をひらく』
原動力。人に言うのが恥ずかしいようなものでもいいのではないか。
犯罪めいたものや、人を悲しませたりするうえで成り立つようなものでない限り、君だけのオリジナルでいいと思っている。
長年、八卦掌を練習してきたが、その原動力は、常に学生時代のいじめだった。自分に対するものではなかったが、自分の弱さが原因で人が苦しみ、自分が思いつめて抱えたことが原因で、人の未来が変わった・・・・続きを読む
22/11/3『思い込みは現実へ~靴底が平らに減る私は将来達人』
物事を成すうえで最も大事なことは、己のやっていることを信じ抜くこと。
言い古された、耳にタコができそうな言葉だが、大変難しいことでもあります。
己の信念に揺さぶりをかけてくる出来事は、まるで、天は私のことだけを狙い撃ちしているのではないか?と思うくらい、次から次へと起こる。
天のみならず、周りの人間も、絶妙なタイミング(最もメンタルがやられている時)で、適当な批判や中傷を浴びせて・・・・続きを読む
22/10/30『心に残る言葉は、きっと真理。信じて前に進もう。』
「大丈夫だと思うよ。」
優しいその言葉に、長いこと助けられてきました。人の優しさから出たささやかな、そんな短い言葉が、長い時間、今もずっと心に残り続け、私を励ましてきてくれました。
その言葉をかけてくれた時の場所、表情、天気・・・克明に覚えている。多くを忘れてしまったが、優しい言葉は忘れられない。
「誰からも相手にされない」「みんなにバカにされる」「何にも期待されない」
自己否定の言葉に溺れてしまったあなたでも、ふとした時、誰かから優しい言葉をかけられたこともあると・・・・続きを読む
22/10/3『成果が感じられず辛い時は、サイトを見て欲しい』
「強くなりたい」「現状から抜け出したい」「もういじめられたくない」
そう願って動き始めたが、毎日練習してもしてもうまくいかない。進んでいる実感が感じられない。どうして僕は、私は、こんなこともできないんだ。どうしてダメなんだ・・・・。
そう思うこと、実はいつもなんだ。行動している人間こそが味わう、栄光の未来への通過点なんだ。
だから安心して、また明日から・・・・と言いたいところだが、落ち込む時の気持ちの辛さというのは、想像をはるかに・・・・続きを読む
22/9/6『「孤独で味方なんて誰もいない」~それは強さへの最短経路!』
味方になってくれる友達とかが誰もいない。いつものけ者にされている。いつも一人で時間を過ごしている。
戦う決意をしたはいいが、誰も近寄ってこない。近寄ってくるのは、いじめられる時やバカにされる時だけ。こんなの辛すぎる・・・。
はっきり言ってしまうよ。あなたが辛い時に寄り添ってくれない同級生なんて、間違いなく友達じゃない。上っ面で「友達」を演じているヤツなんて、強くなる過程で邪魔なだけだからちょうどいいんだ。
あなたがいじめられているその渦中にいるならば、現時点で、誰もあなたに降りかかる理不尽な暴力に声を上げてくれなかったのだろう?・・・・続きを読む
22/9/4『ふさぎ込んでいると余計辛い。一回でいい。立ち上がって穿掌を突いてごらん。』
打ちのめされて、辛くて、頭も身体もぼうぜんとして、ただふさぎ込むことしかできない時。
戦う決意をしたあなたなら、きっとその時が来る。その状況になってない時、口で言うのは簡単だが、いざなったら、その苦しみは尋常じゃない。
ポジティブ思考もできない。ありとあらゆる自分否定の言葉があなたを襲うだろう。これでもか、これでもか、と、自分のダメなところが見えてきて、自分をゴミ扱いする。
どうしようもない状況。その状況の中で、私はあなたに、「それでも立ち上がれ」と言う。なんと酷なアドバイスか、と思うでしょう。
しかし焦らずに聞いて欲しいんだ。立ち上がってポジティブになれ、いつものすべきこと(ルーティン)をさぼるな、甘えるな、と叱っているわけではないよ・・・・続きを読む
22/8/14『強くなりたい。でも練習するのすら悲しい時は。』
いじめや理不尽な暴力になすすべもなく、どうすることもできないと感じた時。
そのことを考えるだけで、辛くて悲しくて、涙が止まらない時。決して楽ではなく、楽しいことばかりでもなく、成果を感じることが難しい拳法の練習は、そんなとき、とてもじゃないけど、向き合うことができるものではない。
私も、何度も何度も、そんなことを繰り返してきたんだよ。
中学生の頃から、今に至るまで。自分は何をやっているんだろう?こんなことが、何の意味を持つのか?これから先、一度も、今練習していることが意味を持つ瞬間が来ないのではないか・・・・続きを読む
弱者生存の護衛護身武術を極めたい方へ~清王朝末期頃のままの八卦掌「清朝末式八卦掌」を国内で唯一伝える水野先生の道場「八卦掌水式門」入門方法
1.八卦掌水式門~清朝末期成立当時の原初スタイル八卦掌「清朝末式八卦掌」を国内で唯一指導する稀代の八卦掌家・水野先生の道場
八卦掌水式門で八卦掌第7世を掌継させていただいた、掌継人のsと申します(先生の指示で仮称とさせていただきます)。掌継門人の一人として、八卦掌水式門の紹介をしたいと思います。
八卦掌水式門は、清朝末期成立当時のままの原初スタイルの八卦掌「清朝末式八卦掌」を国内で唯一伝える八卦掌専門道場です。「単換掌の術理(単換掌理)」による「弱者使用前提」・「生存第一」の技術体系からぶれず、成立当時の目的を一心に貫く伝統門です。
八卦掌第6世の水野先生の伝える八卦掌は、強者使用前提・対一人・対試合想定の近代格闘術的八卦掌が主流となっている現代において、対多人数移動遊撃戦による弱者使用前提の撤退戦を貫いた極めて異色の存在となっています。
先生の伝える八卦掌の最大の特徴は、「単換掌の術理(水式門で先生は、「単換掌理・たんかんしょうり」と略して指導しています)」に徹している点です。
「単換掌の術理」とは、敵と接触を極力さけ、敵の力とぶつからない斜め後方へスライド移動しながら対敵対応をする、「相手次第」を排し「自分次第」にシフトした術理です。
間合いを取り、敵と力がぶつからない場所へ移動しながら「去り打ち」することを正当な戦法としているため、女性やお子さん・お年を召した方にとって極めて現実的な護身術となっています(※よって水式門では、私を含め、女性の修了者さんが多いです)。
単換掌の術理を理解するには、修行の初期段階に、術理に熟練した指導者による対面での練習を通して対敵イメージをしっかりと構築することが必要不可欠、だと先生は言います。
『八卦掌は「勢(せい)」が命の武術。前に向かってひたすら進み続けることで勢を維持せよ。後ろ敵は勢があれば追いつけない。横敵には単換掌の術理・斜め後方スライドで対応せよ。電撃奇襲をすることで、守るべき人に手を出させない、囮(おとり)護衛による中国産護衛護身武術なんだ』は先生の「口癖」化した説明ですね。
相手の侵入してくる角度や強度、そして敵動作に対する自分の身体の使い方を、先生の技を受け、または先生を試し打ちをしながら自ら身体を動かして学んでいきます。 先生は、「私の技を受けるのが最も上達する近道となる。しっかりと見てイメージを作り、独り練習の際、そのイメージを真似するんだぞ。」と語り、常に相手になってくれます。 それは初心者には果たせない役割。水式門では、先生はいつでも技を示してくれます。相手もしてくれるし、新しい技を指導するとき、使い方もしっかりと見せてくれるから、一人の練習の時でも、イメージが残るのです。
よって最初から全く一人で行うことは、リアルな敵のイメージが分からない点から、大変難しいものとなります。この問題は、私がこの場で、先生の指導を受けたほうがといいと強くすすめる理由となっています。
私も石川県在住時は遠隔地門下生でした。先生が富山に来たときは、集中的に相手になってもらいました。石川県という遠くであっても、先生の教え方のおかげで、ブレずにここまで来ることができました。
単換掌の術理に基づいた弱者生存第一の八卦掌を指導する八卦掌の教室は、日本国内では水式門だけです(それか、公にしていません)。
弱者使用前提がゆえの現実的方法で自分を守る武術に興味がある方。力任せの攻撃にも負けない護身術や八卦掌を極めたいと思う方は、水式門の扉を叩いてください。水式門なら、弱者が生き残る可能性を生じさせる八卦掌中核技術を、明快に学ぶことができます。
2.八卦掌水式門は、仮入門制の有る純然たる「伝統門」道場
八卦掌水式門は、代表である水野先生が、八卦掌第5世(梁派八卦掌第4世伝人)である師より指導許可を受けて門を開いた、純然たる「伝統門」です。それゆえ、入門資格を満たしているかを判断する仮入門制(仮入門期間中の人柄・態度を見て本入門を判断する制度)を、入門希望者すべての方に例外なく適用しています。もちろん私も仮入門期間を経て本入門しました。
水野先生が指導する八卦掌は、綺麗ごとのない護衛護身武術。一部に当然殺傷技法が伝えられ、昔の中国拳法と同じく実戦色が強い八卦掌。誰それ構わず指導することはいたしません。
特に先生は、拳法を始めた動機も真剣。他者への思いやりに欠ける人間に伝えてしまい、それで人が傷つけられてしまう事態を招くことを、心から心配しています。
よって各科に掲載された「入門資格」を満たした人間だと判断した場合にのみ、先生は本入門を認め、受け継いだ技法をお伝えしています。「八卦掌の伝統門として、門が負うべき当然の義務と配慮」。これも先生が常に話す口癖ですね。
水式門には『弱者生存の理で貫かれた護衛護身術「八卦掌」を日本全国各所に広め、誰もが、大切な人・自分を守る技術を学ぶことができる環境を創る』という揺るぎない理念があります。
先ほども触れたように、他者への思いやりに欠ける人間に伝えてしまうことは、技法が濫用され第三者が傷つく事態を招き、理念実現に真っ向から反する結果を生んでしまいます。
水野先生は、門入口を無条件に開放して指導し門を大きくすることより、たとえ仮入門制を設けて応募を敬遠されたとしても、他者への思いやりに欠ける人間に伝えてしまう事態を避けることを重視しています。
ここまで書くと、なかなか入ることのできない難しい道場だと思うかもしれませんが、そんなことはありません。仮入門制はありますが、一般的な常識と礼節、思いやりがあれば、心配する必要は全くありません。
指導を受けてみれば分かるのですが、先生はいつも、門下生のことを考え、熱心に指導してくれ、怒鳴ったりもなく、笑顔です。安心してください(無礼な態度や乱暴なふるまいには、ベテラン・初心者関係なく厳しいですが)。
仮入門期間を経て本入門となった正式門下生には、「誰もが大切な人、自分を守ることができる清朝末式八卦掌」の全てを、丁寧に、熱心に、真剣に教えてくれます。
迷ってるあなた。水式門には、積み重ねるならば、弱者と言われる者でも高みに達することができるシンプルで明快な技術体系があります。先生の温かく熱心な指導で、「守る」強さを手にしてみませんか。