『「本当に使える」女性護身術の独習教書』とは?
宮女開祖の説く『10の教え』とは?
本書は女性のみならず、身体的全盛期を過ぎた方・学生にもおすすめです
本書で学ぶメリット~ダイエット効果・体幹力強化・確実な護身力
本書で学ぶデメリット~美しく華麗な魅せる技は一切ない
本書を使った学習の仕方
『「本当に使える」女性護身術の独習教書』の目次
『「本当に使える」女性護身術の独習教書』とは?

2025年10月、水式館は、転掌・転掌式八卦掌・護身術独学シリーズの第3弾として、「本当に使える女性護身術」に焦点をあてて解説した『「本当に使える」女性護身術の独習教書』を出版しました。
サブタイトルは、『「転掌式八卦掌」創始清朝宮女護衛官の教え』。転掌式八卦掌を創始した、転掌八卦門のグランド・マザーたる、転掌3世の宮女開祖が現在日本によみがえり、護身術に限界を感じている女性に技を伝承する話となっています。『宮女の教え』として、宮女開祖は10の教えを女性修行者に説きます。
本書は題名の通り、女性が男性強者の襲撃から、生存するための手段(護身術)を解説しています。2つの技である単換掌と双換掌がベースとなるため、今までの書籍以上に、この2つの技を分析・解説しています。
一般の護身術道場で指導されている、敵と向き合って対処する護身技術を、実際に実行できる者はごくわずかです。昔は、今そこにある危機に対応するために、とにかく今まで居た場所から移動することが重要でした。物理的な間隔を緒戦でいきなり創り出し、間隔が生じた状態から繰り出される戦いに活路を見いだすのです。その戦いは、移動技術という、土台的技術たる歩き方の上に積み上げられた単換掌と双換掌だったのです。
本書は、購入した女性読者が独学で習得することができるような「独習の教科書」として作成されました。
宮女開祖の説く『10の教え』とは?
宮女開祖は、清朝末期、近代格闘術化の波の中で、弱者護身護衛を貫き、時代の流れに逆行することで、転掌式八卦掌の衰退に直面します。失意の中で、その生涯を閉じるのです。
大いなる、説明のつかない存在は、この技術体系の失伝を惜しいと思ったのでしょうか?現在日本において、一般の護身術に限界を感じている稀有な日本女性の元に、宮女開祖を転生させます。そこから物語は始まるのです。
- 宮女の教え1(女性護身術の選択方法):女性が護身を果たすなら、「弱者使用前提の技術体系を持つ武術をもとにした護身術」を選べ
- 宮女の教え2(護身成功の秘訣1):「何があっても掴(つか)まれない」と決意し、掴まれない技術のみを磨き続けよ
- 宮女の教え3(護身成功の秘訣2):シンプルな2つの返し技を、無意識レベルでとっさに出るまで繰り返せ
- 宮女の教え4(護身成功の秘訣3):女性護身術は「移動で間隔創出→迫る敵にけん制攻撃→敵の足が止まったら離脱」の一択。「先制攻撃→ひるんだスキに逃げる」は非現実的
- 宮女の教え5(護身成功の秘訣4):女性護身術に必要な技術は、移動技術・斜め後方スライド転身技術・緒戦技術・移動攻防技術の4つのみ
- 宮女の教え6(4技術「移動技術」解説):移動防御を実行するならば、どのような路面状況でも意のままに移動し得る移動技術を習得せよ。
- 宮女の教え7(4技術「斜め後方スライド転身技術」解説):敵の力に抗しない位置に滑らかに移動して、移動速度を落とさない技術
- 宮女の教え8(4技術「緒戦技術」解説):女性護身術に必要な最初の行動は、「とにかく逃げろ」ではなく、「とにかく移動せよ」である。
- 宮女の教え9(4技術「移動攻防技術1(単換掌)」解説):敵に背を向けない斜め後方スライド撤退戦型・単換掌をマスターする
- 宮女の教え10(4技術「移動攻防技術2(双換掌)」解説):敵に一瞬背を向ける斜め後方スライド撤退戦型・双換掌をマスターする
宮女開祖の教え1:女性でも本当に使うことができる護身術を教えている道場の選び方

最初に宮女は、命を預ける武術の選び方を詳しく説明します。ここでのキーワードは、弱者使用前提の武術 から選ぶこと。
しかし、道場の宣伝文句で選ばないこと。「女性でもできる」「弱者の護身技術の決定版!」等の言葉ではなく、その内容(技術)を見るべきだと説きます。
「移動で間隔創出→迫る敵にけん制攻撃→敵の足が止まったら離脱」敵の面前にとどまって、敵の手を払ったり、つかまれた手を技でほどき、逃げるようなものは、男性強者しか出来ない技法なのです。
宮女開祖はここで、読者が女性の目であっても真に使える護身術道場を選ぶことができるように、以下の明確な基準を示し、女性修行者に説明をします。
- 襲撃者の力に抗しない(手技による技術で対抗しない)
- 襲撃者を近づけさせない
- 襲撃者を倒すことを計画していない
- 生存することを唯一の目的としている
- 自身の身体資源的不利を補う工夫(身の回りのモノの武器化術・一人練習法など)が、修行過程に組み込まれている
宮女開祖の教え2~5:女性が護身術を成功させるための秘訣
女性が護身を果たすうえで最も有効な目的は、『絶対に掴まれないこと』だと説明し、その理由を示します。
目的の設定が終った後、それを具現化するための練習(行動)方法を示します。目的の設定だけで勝手に体が動くことはないため、それを実現させるための練習法を示していきます。
とっさに出るまで身体に染み込ませ、その状態で、敵をやり過ごすための順序を大まかに示します。
「移動で間隔創出→迫る敵にけん制攻撃→敵の足が止まったら離脱」
この流れを実行するために必要な技術として、4つの技術(移動技術・斜め後方スライド転身技術・緒戦技術・移動攻防技術)を紹介。各技術練習におけるコツを教えます。

宮女開祖の教え7:地味だが「強者の力とぶつからない」ために絶対に習得が必要な、「移動技術」を包み隠さず伝授
いよいよ、宮女開祖が伝える技法を学んでいきます。
八卦掌や中国拳法を知っている方は、八卦掌の基本は「単換掌」や「走圏」であると思っている場合が多いですが、転掌ならびに転掌式八卦掌の基本は、「移動技術」となります。
移動技術という土台の上に、単換掌・双換掌などの移動攻防技術・斜め後方スライド技術などを積み重ねていくのです。
「移動技術」とは、「ひとつの場所に居着かない」「どのような路面であっても滑らない」を実現する、移動武術の転掌の根幹たる技術です。移動することで生存を確保する拳法が、移動に不安があってはなりません。どのような路面状況にあっても、平素の機動力を発揮するために、転掌・転掌式八卦掌は、つま先着地に独自の工夫を加え、機動力武術の本領を発揮できるようにしてあります。

宮女の教え8:女性が護身を果たすことができない最大の箇所「緒戦」のクリアの仕方を、どの書籍よりも詳しく解説

そして本書で忘れてはならないのが、「緒戦(戦いの始め)」の過ごし方を詳しく解説していること。実は、弱者が護身を果たすことができない最大の原因は、「緒戦」において敵の力と抗する道、つまり、敵の攻撃に対し向き合い、技で対応しようとすることにあるのです。
本書では、「とにかく移動せよ」のキャッチフレーズを掲げ、その場から移動し、敵との間に距離を創出することを指導しています。いきなり距離を創り対応することは、流麗華麗な技で敵の攻撃をいなす対応と異なり、称賛されることはほぼありません。しかし暴徒や賊徒が横行し、弱者が暴徒らの武器などの脅威にさらされていた時代は、距離を創出して護身を果たすのが当たり前だったのです。
ここでは、緒戦において距離を創出する方法を、しっかりと解説。テレビやアニメ・漫画の影響で、向き合って戦うのが当たり前となった近代格闘技的護身術の示す常識を打ち壊し、あなたの護身の成功を飛躍的に高めます。
宮女の教え7・9~10:斜め後方スライド転身技術を固め、揺るぎない対敵法2技(単換掌・双換掌)の構築をする
斜め後方スライド転身技術は、移動戦の中で敵が急接近して攻撃してくるという、もっとも危険な場面で、移動速度を落とさずに単換掌・双換掌などの敵対応技で対処するために土台となる技術です。
本書では、移動技術の次にこの必須技術を習得し、単換掌・双換掌につなげていきます。本書の指導では、転身技術・単換掌・双換掌の型のみの解説だけにとどまりません。敵対処法の中核術理(転掌・転掌式八卦掌の中核術理・単換掌理のこと)を納得ができるまで指導するためページ数を割き、質の高い一人練習ができるように配慮しています。
「なぜこの動きをする必要があるのか」「なぜここでは、このようにしてはいけないのか」。「転掌で代々受け継がれてきたから」のような曖昧な説明はしません。先人の流血と引き換えに得られた生き残るための知識を、あなたに届けます。

本書は女性のみならず、身体的全盛期を過ぎた方・学生にもおすすめです
一般の女性護身術に疑問を感じ、もしくは通う環境のない女性の方

護身術教室に体験に行って、「これ、私にできるかな?」と直感的に疑問に思った女性の方。あなたの直感は正しいです。「なんかむずかしそう・・」と思った技は、武術などしたことがない普通の女性の方には、大変習得が難しくなっています。
「習得」とは、男性が全力で襲ってきても、対処できる状態に至った技術段階を指します。一般の護身術は、決して習得が不可能ではありません。しかし、習得には、護身術教室に毎日のように通い、男性強者と対人練習をして、その高度な技を繰り返す必要があるのです。多くの女性にとって、そのような学習環境はあるでしょうか?
本書において展開される転掌式八卦掌の対敵法は、敵の手を掴まない、敵に捕まらない技術をひたすら磨くもの。練習は、一人で行うのがメインです。斜め後方スライド転身技術に合わせた基本対敵法(単換掌・双換掌)をひたすら磨き、時折、対人練習や対人想定練習をして、その技術の進歩を確認する過程。
練習も実戦における生存の道も、「自分次第」で切り拓く技術体系なのです。地方在住で道場や護身術教室に頻繁に通うことができない、もしくは通うことに抵抗のある女性に、本書はとても強い味方となってくれるでしょう。
体格に自信の無い男性の方、身体の全盛期を過ぎた方
護身術道場で組手(自由打ち合い練習)を経験し、体格のいい男性の圧力に圧倒され、自信を無くしている男性諸氏にも最適です。本書の技術は、襲撃者の力に抗しないための移動身法を養うもの。その技法は、男性女性を問わず、誰にも生存の可能性を供するものです。
転掌式八卦掌の技術を遂行するには、持久力が必要となります。単換掌・双換掌等というシンプルだが全身で行う運動を、し続ける持久力。それは、単換掌・双換掌を毎日少しづつでもいいので、続けることで養われます。忘れてはならないのが、「持久力という身体能力は、弱者や身体の全盛期を過ぎた者が、身体旺盛なる者に唯一対抗できる身体能力である」ということ。
転掌式八卦掌は、その点を最大限に活かし、襲撃者を、移動戦という彼にとって慣れない持久戦の泥沼に引きずり込み、弱者の生存の可能性を生じさせるのです。
いじめられている学生

転掌式八卦掌は、相手に先制攻撃を仕掛けたり、相手を倒して護身を果たす武術と少し違います。もちろん、王族を襲撃者から守った武術ゆえ、人の生き死にを左右する重大な技法も、修行終期に習うことになります。
しかし本書は、武術経験のない宦官や宮女が、一定時間襲撃者から生き延びるためにまず習う「一定時間生存術」を指導する本です。一定時間生存術のメインは、移動戦の最中に急接近し攻撃してくる敵をやり過ごす技術。
もしあなたがいじめの暴力にさらされている学生であるならば、本書でまず、暴力を仕掛けてくる同級生らに決して捕まらない技術を、本書を通して身につけてしまいましょう。決して捕まらなくなったあなたは、他の同級生らから違った目で見られ、かつ、いじめていた同級生らは「よってたかっていじめていた奴ですら、捕まえることができない意外と大したことない連中」と見られ権威を失墜し、あなたのいじめに大きな変化をもたらします。
あなたはその移動技術を使って、例え先生に止められようとも、いじめ側が集団で襲ってこようとも、逃げ切ることです。本書の技術は清朝王族の命を奪い来た暗殺のプロから生き延びるための、生粋の生存術。信じて練習すれば、学校で同級生をいたぶっていい気になっている連中など、すぐに相手でなくなってしまいます。
本書で学ぶメリット~ダイエット効果・体幹力強化・確実な護身力
持久力が向上します。本書で指導する「一定時間生存術」は、専門の歩き方による「早歩き」もしくは「小走り」で練習します。定期的に練習することで、自然と持久力がつきます。
定期的な転掌式八卦掌の練習は、持久運動を行っているのと同じです。それゆえ、ダイエットに大来な効果をもたらします。定期的に練習するということは、日常生活中に「中国拳法」という全身運動を採り入れること。護身力の向上におまけして、身体の余分な脂肪が落ちスリムになるという、女性に採って大変嬉しい効果が期待できます。
持久力の向上とともに、忘れてはならないのが、身体能力の全体的な上昇。特に、体幹力の強化につながります。斜め後方へ下がりながらの対敵法の練習は、身体を安定させる練習にもなります。定期的な練習によって体幹力は強化され、日常生活においてバランスよく軽やかに、居着かずスッと軽やかに、動くことができるようになるでしょう。がに股は解消され、つま先歩きの美しい動きとなります。
そしてやはり、最大のメリットは、高度で確実な護身力を得られること。それにより万が一の際の安心感が得られます。襲撃者に高度な技法をかける護身術と違い、自分がサッと動くことができれば、護身成功の確率は格段に上がります。襲撃者の状況に左右されない、昔であれば当たり前の、実用のみの「自分次第」の護身技術の習得が為されます。
本書で学ぶデメリット~美しく華麗な魅せる技は一切ない
華麗な技を習うことを期待すると、地味すぎて面食らうことになります。本書で指導する技は、皆シンプルでかっこよくありません。カンフー映画に出てくるような、魅せるための派手な技は一切ありません。実際の戦いでは、美しさはもっとも不要な要素だからです。
「転掌」という生粋の中国武術なのですが、昔日において生き残り、賊を殺傷し王族を守ることを第一にしているため、無駄な動きが一切なく、動きが地味となります。
華麗に演じて練習したい方には不向きです。実用志向の方でないと、継続は難しくなります。それが最大のデメリットでしょうか。
このデメリットを克服するためには、毎日少しづつの練習時間にするなど、取り組む上でのハードルを下げることが有効となります。
本書を使った学習の仕方
まず真摯に書き下ろされた本書を買うこと。「一定時間生存術」を理解するため、出し惜しまないで!
本書を使って学習すつための第一歩は、この紹介ページを何度も読み返し、本書の目的を理解したうえで、期待を胸に注文をすることです。私が中学生の時、1,500円以上の本「中国拳法 八卦掌」を、ためらわず買ったように。私はその時、同級生をいじめから守るために、勇気と希望を持って書店でその本を買ったのです。
八卦掌水式館は、人の命を奪う技術も伝える、生粋の中国拳法伝統門です。そこには、内部の弟子にしか伝えない、危険で反社会的な技法も含まれます。
「みだりに伝えず」は、出し惜しみをしているのではなく、不誠実もしくは粗暴冷酷な人間に転掌の殺傷技法が伝わるのを避けるためです。本書においても、公開を避けるべき、生死を分かつ技法までは掲載しておりません。基礎のできてない初心者には尚早であるし、そのような反社会的な技法をみだりに公開しない道義的責任が、武術指導団体には求められるからです。
しかし、あなたが一定時間生存するための「自分を活かす技法」は、本書を手に取ってくれたあなたのために、惜しみなく公開しています。先ほども言いましたが、本書は「一定時間生存術」を女性のあなたがマスターするために発刊された本です。マスターするための技法と理論は、ここにすべて載っています。安心してご購入ください。
女性が護身を成功させるための前提知識を、宮女の教え1~5で理解すること。
あなたの頭の中には、テレビの格闘技中継や漫画、アニメによって知らぬうちに植え付けられた概念があります。それは「敵と戦う際は、向き合って戦う」という概念です。
これは真理ではありません。一対一の格闘技試合が生んだ、1つの試合の形式にすぎません。時代劇も何もかも、そのように戦い始めるため、ほとんどの人間が「向き合って戦う」ことを真理としてしまっているのです。
宮女の教え1~5では、その常識をあなたの頭から追い出します。この厄介な常識こそが、多くの弱き者を、強者の犠牲へと導いているからです。
「一定時間生存術」の土台でもあり転掌式八卦掌の土台でもある「移動技術」をしっかりと練習すること
転掌式八卦掌は、決して止まることのない移動によって、対強者・対武器・対多人数の圧倒的不利な状況を生き抜く武術です。
移動武術である以上、どのような環境下でも、日頃練習している移動能力を発揮する必要があります。
移動技術の習得は、その状態を実現させるためのもの。安心してください。本書では、だれもがこの技術を理解できるよう、徹底的に指導しています。

もっとも女性護身術を失敗させる「緒戦」を越える「緒戦技術」の概念を頭に入れること

戦いの中で最も難しい瞬間。実はそれは戦い始め、「緒戦」なのです。多くの人間は、緒戦でためらうため、襲撃者の犠牲となってしまうのです。
転掌における「一定時間生存術」では先制攻撃をしないため、緒戦でためらうことなく、日頃練習してきた行動を実行することができます。それは、弊館出版本の紹介において、常に述べている大きな利点です。
敵が少しでも接近してきたら、斜め後方へスライドすればいいのです。相手の言うことなどは一切無視し、動きにのみ注目し、少しでも近づいてきたら、全力で斜め後方へスライドし、間隔を創出します。
私たちに不審がらせる行動を採る相手は、その責任を採る必要があります。接近してきた時点で疑われても仕方ないのです。ここで紹介する、原則の移動方法と、向き合ってしまった場合からの移動行動を、まず学習しましょう。
私たちは、相手の思惑を知る術がありません。相手が本当にあなたを襲うつもりで近づいてきた可能性は、ゼロパーセントですか?そうであったとしても、それは私たちには分からないのです。外部状況を見てゼロパーセントでなかったら、ためらってはいけません。最悪の場合を想定して、あなたはためらわず緒戦行動を起こしてください。
転掌式八卦掌の術理を知ったうえで、斜め後方スライド転身技術・移動攻防技術を学ぶ
女性護身術は短期習得が命です。しかしそれは、原理原則を無視していいことにはつながりません。
短期習得が望まれるからこそ、「なぜそのように動くのか」なる原理を理解する必要があります。原理を知ることで、練習自体が、内容の濃い、効果的なものとなります。
シンプルであるのです。すぐに理解できます。手始めに、上の動画を見てください。
『「本当に使える」女性護身術の独習教書』の目次
- はじめに~今まさに「本当に使える護身術」を必要としているあなたへ
- 宮女との出逢い
- 宮女の教え1(女性護身術の選択方法):女性が護身を果たすなら、「弱者使用前提の技術体系を持つ武術をもとにした護身術」を選べ
- 女性は、護身術選びにこだわれ。弱者使用前提の護身術・武術を選択せよ
- 宮女の教え2(護身成功の秘訣1):「何があっても掴(つか)まれない」と決意し、掴まれない技術のみを磨き続けよ
- 「何としても掴まれない」ための技術を、何としても習得する。この決意を最初にすることだ
- 宮女の教え3(護身成功の秘訣2):シンプルな2つの返し技を、無意識レベルでとっさに出るまで繰り返せ
- 2つの技とは、単換掌と双換掌である。指先で突くのが怖いなら、手刀で攻撃する推掌転掌式を学べ
- 宮女の教え4(護身成功の秘訣3):女性護身術は「移動で間隔創出→迫る敵にけん制攻撃→敵の足が止まったら離脱」の一択。「先制攻撃→ひるんだスキに逃げる」は非現実的
- 「逃げる」段階につなげる方法に無理がある護身術に気を付けること
- 女性が使うことが困難だと容易に想像しうる護身術が、多くの護身術教室で当たり前に教えられてしまっているのはなぜか?
- 宮女の教え5(護身成功の秘訣4):女性護身術に必要な技術は、移動技術・斜め後方スライド転身技術・緒戦技術・移動攻防技術の4つのみ
- 2つの技を実行し、撤退戦を成功させるための「4」の技術
- 移動技術(どのような状況でも自在に身体を移動させ得る技術)
- 斜め後方スライド転身技術(敵の力に抗しない位置に滑らかに移動して、移動速度を落とさない技術)
- 緒戦技術(戦い始めにおける技術)
- 移動攻防技術(移動による身体操作・けん制攻撃によって敵の攻撃を避け続ける技術)
- 宮女の教え6(4技術「移動技術」解説):移動防御を実行するならば、どのような路面状況でも意のままに移動し得る移動技術を習得せよ。
- 運足技術解説のはじめ~転掌の土台技術は、あくまで移動の運足技術である。単換掌ではない。
- つかまれない移動技術の概説~路面を選ばず居着かない転掌移動技術「ショウ泥歩」
- つかまれない移動技術の解説1:「抓地牢(そうちろう)」で路面状況を選ばない移動技術を得る
- つかまれない移動技術の解説2:「平起平落(へいきへいらく)」で、「居着く」状態を避け機敏に動き回る
- 宮女の教え7(4技術「斜め後方スライド転身技術」解説):敵の力に抗しない位置に滑らかに移動して、移動速度を落とさない技術
- 2つの技を生み出した、斜め後方スライド転身技術による「単換掌理」
- 単換掌理は、翻身旋理(斜め後方スライド運足技術)と刀裏背走理(刀を身体の後方で振り回す技術)で構成される
- 宮女の教え8(4技術「緒戦技術」解説):女性護身術に必要な最初の行動は、「とにかく逃げろ」ではなく、「とにかく移動せよ」である。
- あなたが女性であるならば、「とにかく逃げろ」のアドバイスは信じるな!
- 緒戦における敵との向き合い方~敵の言葉はすべて無視せよ
- 「とにかく移動する方法」を習得することで、転掌式八卦掌の伝える「撤退戦」の基礎を得ることができる
- 緊急緒戦法「とにかく移動する方法1」を習得するための基本練習と実戦模擬練習の解説
- 緊急緒戦法「とにかく移動する方法2」を習得するための基本練習と実戦模擬練習の解説
- 宮女の教え9(4技術「移動攻防技術1(単換掌)」解説):敵に背を向けない斜め後方スライド撤退戦型・単換掌をマスターする
- 移動攻防技術は、主に2つの斜め後方スライド転身技術で構成される
- 単換掌の型を覚えてしまおう~最も多用し、持久戦になった時に最も頼りになる対敵法を習得しよう
- 伸ばした指(穿掌)で突くのが怖いなら、推掌で突け~女性のための「推掌転掌式」解説
- 単換掌・推掌転掌式を練習する際の注意点
- 宮女の教え10(4技術「移動攻防技術2(双換掌)」解説):敵に一瞬背を向ける斜め後方スライド撤退戦型・双換掌をマスターする
- 全方向対応型・武器操法の源泉など、本当の意味で、転掌式八卦掌の基本となる双換掌
- 双換掌の型を覚えてしまおう~全方向対応・武器術への橋渡し型である対敵法を習得しよう
- 双換掌は長い移動による攻防を学習する重要型である。とにかく移動せよ。
- 宮女との別れ
- エピローグ~師よ、再び
- あとがき
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