八卦掌水式館の「転掌八卦門」|世界武術・転掌の北陸本科道場

八卦掌原型・清朝護衛官武術たる世界武術「転掌」を世界で唯一伝える水式館の北陸本部

転掌八卦門 北陸本科について

本科は、董海川先師から、福建省厦門楊家そして八卦掌水式館館長・水野義人への伝播された清朝護衛官武術「転掌」の全伝を学ぶ、本格的な科です。

転掌八卦門で学ぶには、申請時選考と、仮入門選考をクリアする必要があります。なぜなら、本門は、人の生き死にさえも左右する重大技法も教授するシリアスな伝統門であり、常識・礼節・他者を思いやる気持ちを持つことができない人間に伝えることはできないからです。

水野の先代・転掌第7世の楊師は、転掌を教えるに際し、厳しい基準をもって弟子を選んでいました。水野も楊師より掌継人を認められる時、以後の絶え間ない修練と、然るべき人間への伝承を義務付けられました。

水野はしばらく、門戸を広くし、転掌の普及を第一に活動してまいりました。しかし

  • 知識のみ豊富で頭でっかちであるだけで、練習しない者
  • あちこちの武術に手を出し核もなく、今目の前にある課題に向き合わない者
  • 最低限の礼節すら守ることができず、お客様感覚で武術を学ぶ者

最低限の礼節を持たない者が多く、真摯に武術を学ぶ者が極めて少ない現状を肌で感じたのです。また、多忙で生き方も多様かつ平和な現代人には、武術を究める意味も時間も無くなりました。

水野は改めて楊師の「然るべき人間への伝承」を思い出し、自分護衛術としての護身術をも含めた、転掌の全伝を伝える人間との出逢いを大切にしようと考え、「転掌八卦門」として指導を開始することを決意しました。

申込みは、「shiroikukmoajisai@gmail.com」に、以下の項目を誠実に記載し、応募してください。内容を鑑み、申請時選考を致します。※選考結果に対する苦情は、例外なく受け付けませんのでご了承ください。

  • 本名(漢字・フルネーム・本名で記載すること)
  • 生年月日
  • 現住所(正確に記載すること)
  • 連絡用メールアドレス
  • 志望動機(※ケンカに強くなりたいなどの公序良俗に反するものでない限り、内容は選考結果に影響しません。)
  • 転掌を習得したら、どのような活動がしてみたいのか(※公序良俗に反するものでない限り、内容は選考結果に影響しません。)
  • PRポイント

結果は記載いただいたメールアドレスにお届けします。勧誘等でメールすることはございませんので安心してご応募してください。

転掌八卦門 初級者向け護身術一日教室について

護身術一日教室で指導するのは、転掌に伝わる「一定時間生存術」です。一定時間生存術は、過剰防衛に敏感で、護身グッズすら自由に所持できない現代の日本の護身術として最適です。

「転掌」は、ふたつの護衛方法で、要人と自分を守ります。

ひとつ目は、徹底した移動遊撃戦を展開し、敵の力に抗しない方向に移動し続けることで一定時間自分を護身し、一定時間生存し続けて囮(おとり)となって護衛する移動攻防によるおとり護衛。ふたつ目は、襲撃者の移動に合わせ後方スライドしながら変則連打で翻弄する、並走スライド変則撤退戦による護衛。これは転掌マスター(転掌掌継人)レベルの上級技法です。

北陸本科の初級者科では、ひとつ目の護衛における「一定時間生存術」の技法を護身術として伝えます。「一定時間生存する」ということは「一定時間を護身する」技術だからです。

開催日時

日曜日10時30分~13時30分(休憩は各自で自由に) 不定期開催(月1~2回)。2025年4月は4月20日(日)。2025年5月は、5月4日(日)。

※開催日曜日直近の木曜日までに専用フォームにて連絡すること。

※キャンセルする場合は、「shiroikukmoajisai@gmail.com」までご連絡ください。無断でキャンセルした方の次回以降の参加はお断りしていますのでご注意ください。

開催場所

石川県開催場所:石川県金沢市大和町広場(だいわまちひろば)

〒920-0046 石川県金沢市大和町1ー1

参加料金

一回定額制:3,300円(税込)

※無料体験はございませんので、ご注意ください。

指導内容

『最低限の時間で仕上げる護衛武術「転掌式八卦掌」弱者護身術』の技術部分。具体的には

  • 基本功「回肩功・伸肩功・肩回し功」
  • 推掌定歩基本功(劈・推・拍・平穿・撩陰)
  • 基本歩法1(滑らない・居着かない歩き方)
  • 基本歩法2(斜め後方スライド時の運足法)
  • 推掌転掌式(※単換掌から生まれたシンプル型)
  • 蓋掌転掌式(※単換掌と双璧をなす、転掌武器術にも通じる一大基本型)

となります。

日頃『最低限の時間で仕上げる護衛武術「転掌式八卦掌」弱者護身術』 もしくは独学システム部 にて独学をしている方は、この機会ご参加ください。