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斜め後退スライド身法|強者の力とぶつからない弱者護身術理

(※このページは、2023年11月17日に更新しました。)
後退スライド身法のイメージ

この動画には音声解説があります

弱者が、体格がいい敵・複数いる敵と戦う際の基本は「下がる」ことである。

しかし、ただ「下がる」だけでは、力任せの攻撃を避け続けることはできない。「こいつは逃げているだけ・・・」といずれ気づかれてしまう。そこに、何らかのアクションがあって、敵の動きをとどめさせることができる。

後退スライドすることで、敵と力がぶつかる事態を回避でき、結果、力任せの攻撃をかわし、その場からすぐ離れることで捕まるのを避けることができる。

後退スライド身法は、後ろから迫る敵をかわす際に生じる『「勢い」の減退』を最小限に食い止める知恵の結晶となる。弱者使用前提という突然変異的な拳法「清朝末式八卦掌」の中核技法である。

移動速度の遅い「横歩き(カニ歩き)」を避け、前方向移動を後退スライドで保つことで、勢いを落とさずに敵中を駆け抜けることができる。

後退スライドには、この動画で説明する、敵に背を向けないでスライドする方法「内転翻身」と、敵に一瞬背を向けてスライドする方法「外転翻身」がある。

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単換掌(たんかんしょう)の術理(単換掌理・たんかんしょうり)にもとづく斜め後方スライド撤退戦対敵身法とは

清王朝末期頃スタイルの八卦掌は、宦官(去勢された男子宮中官吏)であった八卦掌創始者・董海川開祖が作ったがゆえに、弱者使用が前提となっている。よって敵と力がぶつからないスタイルを徹底している。

そのスタイルの中核となるのが、老八掌(八母掌※名前は何でもいい)・単換掌(たんかんしょう)という基本型で習う「単換掌の術理(以下、単換掌理と呼ぶ)」である。

斜め後退スライドで敵の力に抗せず、猛追してくる敵と距離を保ちながら、後方へ向かって並走しながら攻撃することで、強者に対する効果的な反撃を実現させる他の拳法には見られない八卦掌独特の攻撃スタイルである。

単換掌理対敵身法には、「内転翻身(ないてんほんしん)斜め後方スライド」、「外転翻身(がいてんほんしん)斜め後方スライド」のふたつがある。しかし名称はどうでもいい。両スライド法とも、基本的には、下の写真の流れで後退スライドする。

『教程3:弱者生存武術・八卦掌から学ぶいじめ護身術における「構え方」』の、『最も近い敵と3m以上の距離を置き、3mを超えて接近してきたら移動遊撃戦開始(回避行動開始)』のところで学ぶ『構え』で敵を後ろにおいて向き合い、ここで学ぶ八卦掌の中核身法たる単換掌理による後方スライドで、一気に敵連中を引き離して逃げまくる。

よく聞いて欲しい。これは極めて大事なことである。いじめ連中に勝利する方法は「全員倒す」だけではない。この方法は弱者に大変厳しい方法だ。それよりも、逃げて逃げて逃げまくり、最後まで立っている方法をとる

多人数で襲ってくる連中の攻撃からひたすら逃げて、逃げて、最後まで倒されず立ち続けて、そのうえで「ほら、どうした!捕まえてみろ!」と一喝して、「多人数で襲ってるのに、日頃いじめてる奴を捕まえることすらできない情けない連中」の姿をクラスのみんなに見せつけてやることだ

君は見直され、連中の面目は丸つぶれとなる。これが最もハードルが低く、かつ効果的なんだ。この方法は、単換掌理対敵身法の「斜め後方スライド」をひたすら、徹底的に繰り返すことで可能となる。

基礎練習1|内転・外転翻身斜め後方スライドに用いる運足技術の練習

敵に自分の正面を向けながら後退スライドするのが「内転翻身斜め後方スライド」となる。内転翻身斜め後方スライドは、単換掌理対敵身法自体の基本なので、ここで運足方法のみをとりあげて説明しよう。

斜め後方スライド運足技術練習

単換掌理対敵身法を養う第一歩は「内転翻身斜め後方スライド」で踏み出すことになる。動画のように、技も何もつけず、手もだらんと下げた状態で、歩法を繰り返すことである。

八卦掌を極めるならば、単換掌理対敵身法を時間をかけて身体に染み込ませたあと、8つの転身式を練習する。しかし対いじめ護身では、そのような時間のかかることはやってられないので、まずここで足の運びを身体に慣らせ、その後、下動画における平穿掌による転身を学ぶ。

この動画で使用している後退スライドの歩法は、八卦掌の中核技法であり、命と言ってもよい。八卦掌では、実戦で我が身・わが命・大切な人を守るために最後まで立っているための命綱である。心して練習してほしい。

下の分解写真を参考にして詳しく説明する。

擺歩で開いていた自分(の身体)を扣歩することによって、自分の身体の正面前に収縮させるイメージで閉じる。その動作によって身体が敵方向へ少しでも向かってしまわないようにする。敵と力がぶつかってしまうため、少しでも後退させる。つまり、身体を気持ち後退させながら扣歩する(意識を持つ)のである(写真1~3)

扣歩動作によって収縮した身体を、扣歩した足と反対側の足を後方へ擺歩しながら後退展開させることで、身体も展開させる。初心のうちは、身体の収縮と展開のイメージを意識して練習するとよい(写真4~5)

身体が後方へスライド展開していく流れい合わせて、後ろ足となった足も前足に寄せる。この時膝をすりあわせるようにしながら前足横を通過させる(これを「磨脛・まけい」という)ように意識すると、身体が後方へスライドして行く際のスムーズな流れを邪魔しない(写真6)

写真6で前足膝横を磨脛にて寄せた足は、擺歩で着地することで、先ほど回っていた円と反対回りとなる(写真8)。反対側周りとなることで後方から来る敵の思惑を外しすことになり、より追撃をかわしやすくなる(実戦では、その時の状況に応じて反対回りとならないことも当然ある)。

基礎練習2|敵に背を向けないで斜め後方スライドする身法の練習(内転翻身斜め後方スライド・推磨掌転掌式)

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運足技術の習得だけの練習を終えたら、次は手を出して後退スライドする練習をする。ここでの手法は推磨掌転掌式(すいましょうてんしょうしき)を用いる。

敵に背を向けないで、自分の胸前で対処する後退スライドとなる。

推磨掌は、動作が大きく、繰出す軌道がシンプルで割と直線的なため、初心者にとっても練習しやすい。

後退スライドしなが敵方向に手を出して攻撃軌道をふさぎ、すかさず反対側の肩をいれけん制しながらスライドして敵から距離を遠ざける。

足は、小擺歩→小扣歩→大擺歩→大扣歩の順で滑らかに運び、この歩の連動によって後退スライドさせる。

カニのような「横歩き」や、まっすぐ後方へ下がる「退歩」移動では、追撃する敵の速さに負け、押し込まれてしまう。

後退しながらも、前方向移動のベクトルを後退スライド法で保つことで、勢いをさほど落とさずに敵中を駆け抜けつづけることができる。

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ショウ泥歩で旋回しながら、後方から敵が迫ってくるイメージを強くもつ。

敵が一気に距離を縮めてきたと仮定したら、斜め後方へ移動しながら手を差し、すぐさま肩を入れながらその手の手刀部を敵に押し出す。

押し出したと同時に完全に身体を転換し、先ほどの旋回と反対側の円孤上を歩き出す。

基礎練習3|敵に一瞬背を向けて斜め後方スライドする身法の練習(外転翻身斜め後方スライド・陰陽魚掌転掌式)

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敵に一瞬背を向けて思い切り後退スライドするのが「外転翻身斜め後方スライド」となる。主に用いるのが陰陽魚掌転掌式(いんようぎょしょうてんしょうしき)である。

敵が複数人で、一気に襲い掛かってきたとき、その場からとにかく離脱する必要がある。もしくは、後方から迫る敵に不意に間合いを詰められ手を出すことができない場合がある。その際に、身体だけをとりあえずその場から引き離す必要がある。

もしくは、大きな円を描いて旋回移動している最中に急に向きを変えたい時、陰陽魚掌転掌式の身体操作法に従い、身をひるがえして敵の予測している進行方向の裏をかき、引き離す。

陰陽魚掌転掌式は、移動遊撃戦を採る八卦掌において、欠かすことのできない身体操作法であることがお分かりだろう。

この欠かすことのできない身体操作法には、敵に背を向けて身体を移動させる八卦掌の3大身法のひとつである、急速転身の身法 「外転翻身法」を利用しよう。そして、力の発し方は、扣擺発力(こうはいはつりょく)となる。詳しくは、各ページを呼んでもらいたい。

この転掌式によって勢いよくその場から離脱することで、安全な領域へと一気に自分の身体を移動させることができる。斜め後方スライド動作に入る前に一瞬敵に背を向け回る遠心力を利用して身体をくるっと回し、その後スライド動作に入ることで、滑らかに大胆に、敵の予測を裏切ることができる。

勢いよくその場から離脱する方法を身につけるため、最初は大きく振りかぶって後退スライドをしよう。慣れたら、振りかぶり動作なしでの後退スライド技法も練習していこう。

この動画には解説音声があります

後ろから来る敵をとりあえず振り払わなければならない場合とは、一人ではなく複数人に追われている状況である。

複数人に追われて追いつかれそうな時、内転翻身斜め後方スライドでは対処が心もとない。内転翻身斜め後方スライドは、今まさに到達しそうな敵が一人である場合のスライド身法だからだ。

外転翻身斜め後方スライドは、スライド始動時の動作の意表性も相まって、今まさに迫っている危機的状況をゼロリセットすることが可能なスケールの大きい身法である。

外転翻身で一瞬敵との間合いを空け、スライドしながら悠然と大きく、定式八掌の各動作でけん制攻撃をすればいい。

一人練習をする際は、かならず迫りくる敵のイメージを頭に持つこと。外転翻身してから後退スライドする際、自分を追ってくる敵を想定し、その敵に対し下がりながらけん制攻撃を放つ。

外転翻身での一瞬離脱~斜め後方スライドまで下がりながら行うこと。敵の力のベクトルに対しぶつかってないのに、攻撃時だけ敵に向かうことで力がぶつかっている人がいる。弱者使用前提の中国拳法八卦掌をせっかく練習しているんだ。ここは最後まで、敵に抗する心構えを持とう。

敵と力がぶつかることで生じるデメリットを、少し触れておこう。体格差等の影響を受け、その敵に時間がとられ移動遊撃戦ができない、などの明確なデメリットが生じる。よって君みたいな八卦掌修行者は、より一層「下がりながら対敵」を意識して練習するといい。

敵に一瞬背を向ける後退スライド:動作スロー詳細解説

この動画には解説音声があります

ショウ泥歩で旋回しながら、複数の敵が後方から迫っているイメージを持つ。

敵が一気に距離を縮めてきたと仮定したら、円の外側の手を頭上に持ち上げて身をひるがえし、持ち上げた手を背中の後ろに移動させながら、もう片方の手を頭の上を回して顔前に推し出していく。

顔前に推し出しながら今まで回っていた円を外れ、反対回りに向きを変えて再び旋回動作に入る。

応用練習|目標物を使った対人想定練習の仕方と注意点

敵に背を向けない後退スライド:目標物を使った対人想定練習の仕方

目標物を使った対人想定練習の仕方

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目標物を敵に見立てて練習する対人想定練習の際は、必ず、目標物を通り過ぎてから後退スライドを開始すること。ここがもっとも重要である。手の出し方なんかは、さほど重要ではない。

このポイントを守って練習すると、スライド開始同時の差し出す手、そしてその後のけん制攻撃の手は目標物に当たることはない。

その状態こそが「敵の力とぶつからない」技法の練習が正しく行われている状態なのである。

後退スライドする際、目標物に手が届かず、かつ、後退スライドで目標物が遠ざかっていく状態であることを常に確認しながら、練習をしていく。実は、目標物を使った練習とは、自分が後退スライドしているか否かを、確認するための練習であるのだ。

目標物を使った対人想定練習の注意点(悪い例)

大事なことであるが、敵の攻撃を防ぐ方法は、あくまで「後退スライドして後ろに下がること」である。手を出す練習をし始めると、途端に手技によって敵を防ごうとする意識が働くから要注意である。

練習の充実感を得たいため、目標物の手前もしくは横でスライドし始め、防御の手を目標物にぶつけているならば、冷静に己を動作を観察してみてほしい。君の身体は、スライドどころか、敵に身体を向かわせながら手を出している。”悪い例”の動画を見てほしい。

この動画には音声解説があります

目標物に意図的に防御の手をぶつけること、それは敵の力のベクトルに向かっていることになり、敵の攻撃の我に対する到着速度を速めていることになり、自ら向かうことで、敵の攻撃威力を増加させていることでもある。このような練習で敵に向かうクセをつけてしまっては、程よく遠慮しあう対人練習の時ですら、相手の攻撃をくらったりくらわなかったりと安定しなくなる。

何度も言う。下がりながら手を出すだけ、である。手は、敵の突き(パンチ)が自分に届きそうな場合に、敵の突きの軌道上に出して、自分に当たらないようにするだけのイメージにとどめる。間違っても、出した手を無理に敵に当ててやろうなどと思わないこと。防御は、あくまで、自分が後退スライドすることで行うのだ。手技はおまけに過ぎない、と言ってもいい。

後退スライドの際に、自分の攻撃手を当てようとすると、最悪、敵に向かって自分の力のベクトルが働き、敵と力がぶつかる。敵と力がぶつかると、そこで移動推進力が遅くなり、その場にとどまることで、他の敵につかまったり、眼の前の敵の力任せの攻撃が自分に届いてしまったりする。

敵を倒そうとすると、特定の敵との攻防のやり取りが生じる。攻防は、急速転身や反転などの動作のオンパレードであるため、体力の消耗が激しい。いじめの際の暴力は、大方相手は複数人である。一人の敵に体力を使ってはいけない。後退スライドで、あっさりと敵の前から離脱すること。最後まで立っていれば、それで十分なのだ。

敵に一瞬背を向ける後退スライド:目標物を使った対人想定練習の仕方

対人想定練習をする際は、敵に背を向けない後退スライドの場合と同じく、後方の多方面より迫りくる敵のイメージを頭に持つ。

目標物を通り過ぎてから、敵の手を下から引っかけるイメージで目標物側の手を上に引き上げ、振りかぶって身をひるがえす。目標物を通り過ぎてから行うよう心掛けるのも、背を向けない後退スライドと同じである。

この動画には音声解説があります

手を引き上げ転身する動作は、刀を「持ち上げ斬り」し、上げた刀の下をくぐりながら後退スライドして斬りかかる八卦刀術の重要基本技をもとにしているんだ。

八卦掌は、清朝末期の太平天国の乱頃の、戦場藤牌(とうはい)刀術(藤製の盾を持った刀武装の歩兵のこと)をもとにした拳法。刀の動きが、ふんだんに盛り込まれている。

旋回の最中に後退スライドする対人想定練習の際は、まず、「振りかぶった後、後方から迫る敵を引き離すために旋回の進行方向を変える練習」に取り組むこと。

その動きにある程度慣れたら、今度は、前方に敵がいる場面に対処するため、単招式の遊歩連捶のような電撃戦につなげる練習を行っていこう。

弱者生存の護衛護身武術を極めたい方へ~清王朝末期頃の昔日の八卦掌を国内で唯一伝える水野先生の道場「八卦掌水式門」入門方法

1.弱者生存第一の「単換掌の術理」に貫かれた成立当初(清王朝末期頃)のままの八卦掌を国内で唯一追求し指導する、稀代の八卦掌家

八卦掌水式門代表・水野の写真
八卦掌水式門代表・水野義人先生

八卦掌水式門で八卦掌第7代を掌継させていただいた遠隔地門下生のsと申します(先生の指示で仮称とさせていただきます)。代継弟子の一人として、八卦掌水式門の紹介をしたいと思います。

石川県・遠隔地門下生

八卦掌水式門は、成立当初(清王朝末期頃)の「単換掌の術理(単換掌理)」に貫かれた「生存第一スタイル」の八卦掌を指導する、国内で極めて数の少ない八卦掌伝統門です。

八卦掌第6代の水野先生の伝える八卦掌は、敵前変化攻防の近代スタイル八卦掌が主流となっている現代において、対多人数移動遊撃戦による弱者使用前提撤退戦を貫いた異色の存在となっています。

先生の伝える八卦掌の最大の特徴は、やっぱり、「単換掌の術理(水式門で先生は、「単換掌理」と呼んで指導しています)」に徹している点。

「単換掌理」とは、敵と接触を極力さけ、敵の力とぶつからない方向へ移動しながら対敵対応をする術理です。間合いを取り、逃げることを正当な戦法とし、力がぶつからないため、女性やお子さん・お年を召した方にとって最も現実的な護身術となっています(※よって水式門では、私を含め、女性の修了者さんが多いです)。

単換掌理を理解するには、修行の初期段階に、掌理に熟練した指導者による対面での練習を通して対敵イメージをしっかりと構築することが必要不可欠、だと先生は言います。

「単換掌理系の技は、対人走圏で養った移動による間合い取りと、敵の引きつけ引き込み技術、転身技術とで実行する技。現実的で明確な敵のイメージを持って練習しないと、実戦でとまどうことになる」は先生の口癖ですね。

相手の侵入してくる角度や強度、そして敵動作に対する自分の身体の使い方を、先生の技を受け、または先生に試し打ち(!)をしながら自ら身体を動かして学んでいく必要があります。それは初心者には果たせない役割。水式門では、先生がいつも相手をしてくれるし、新しい技を始動するとき、使い方もしっかりと見せてくれるから、一人の練習の時でも、イメージが残るんです。

よって最初から全く一人で行うことは、リアルな敵のイメージが分からない点から、大変難しいものとなります。この問題は、私がこの場で、先生の指導を受けたほうがといいと強くすすめる理由となっています。

私も遠隔地門下生。先生が富山に来たときは、集中的に相手になってもらいました。石川県という遠くであっても、先生の教え方のおかげで、ブレずにここまで来ることができました。

単換掌理に基づいた弱者生存第一の八卦掌を指導する八卦掌の教室は、全国にほとんどありません(それか、公にしていません)。弱者使用前提がゆえの現実的方法で自分を守る武術に興味がある方。力任せの攻撃にも負けない八卦掌を極めたいと思う方は、水式門の扉を叩いてください。水式門なら確実に、弱気が生き残るための技術を学ぶことができます

2.八卦掌水式門は、入門審査を通った者が門下生となることができる純然たる「伝統門」道場

八卦掌水式門代表・水野の写真
八卦掌水式門代表・水野義人先生

八卦掌水式門は、代表である水野先生が、八卦掌第5代(梁派八卦掌第4代伝人)である師より指導許可を受けて門を開いた、純然たる「伝統門」です。それゆえ、入門資格を満たしているかを判断する入門審査(問いあわせ~体験までの態度を見ての総合判断)を、入門希望者すべての方に例外なく行っております。もちろん私も受けたうえで入りました。

水野先生が指導する八卦掌は、護身術であれど、一部に当然殺傷技法が伝えられ、昔の中国拳法と同じく実戦色が強い八卦掌。誰それ構わず指導することはいたしません。

特に先生は、拳法を始めた動機も真剣。自分を律することができない人間に伝えてしまい、それで人が傷つけられてしまう事態を招くことを、心から心配しています。

よって、以下で掲げてある「入門資格」を満たした人間だと判断した場合にのみ、先生は受け継いだ技法をお伝えしています。「八卦掌の伝統門として、門が負うべき当然の義務と配慮」。これも先生が常に話す口癖ですね。

水式門には『弱者生存の理で貫かれた護衛護身術「八卦掌」を日本全国各所に広め、誰もが、大切な人・自分を守る技術を学ぶことができる環境を創る』という揺るぎない理念があります。

先ほども触れたように、己を律することのできない人間に伝えてしまうことは、技法が濫用され第三者が傷つく事態を招き、理念実現に真っ向から反する結果を生んでしまいます。

水野先生は、門入口を無条件に開放して指導し門を大きくすることより、たとえ審査を設けて応募を敬遠されたとしても、少なからずいる暴力的・非常識な人間に伝わってしまう事態を避けることを重視しています。

ここまで書くと、なかなか入ることのできない難しい道場だと思うかもしれませんが、そんなことはありません。審査はありますが、一般的な常識と礼節、思いやりがあれば、心配する必要は全くありません

指導を受けてみれば分かるのですが、先生はいつも、門下生のことを考え、熱心に指導してくれ、怒鳴ったりもなく、笑顔です。安心してください(無礼な態度や乱暴なふるまいには、ベテラン・初心者関係なく厳しいですが)。

審査を通過した正式門下生には、「誰もが大切な人、自分を守ることができる八卦掌」の全てを、丁寧に、熱心に。真剣に教えてくれます

迷ってるあなた。水式門には、積み重ねるならば、弱者と言われる者でも高みに達することができる技術体系があります。先生の温かく熱心な指導で、「守る」強さを手にしてみませんか。

3.入門手続き

八卦掌水式門の正式門下生となるためには、個別指導科における近代八卦掌コースを除いたすべての科において、仮入門期間(体験入門日から一カ月経過もしくは体験入門を含めた3回の練習参加)を経る必要があります(指導内容が他人を傷つける技術を含むため)。この期間を経過した後、入門を希望する方は、以下の手続きに従い、入門申請をしてください。

手順1 申込フォーム記載申請と体験入門参加

各科とも以下の問い合わせフォームに必要事項を記載のうえ体験入門を申請する。

手順2 本入門希望者は、「本入門申請フォーム」より、本入門申請をする

体験入門を含めた仮入門期間経過後、本入門を希望する方は、各科共通の 本入門申請フォーム より、本入門申請をしてください。本入門を認めるかどうかの判断をさせていただきます。

「入門資格・入門時誓約事項・入門時特記事項」については、こちら にて必ず目を通し、理解したうえで本入門申請をすること。

「入門資格・入門時誓約事項・入門時特記事項」

本入門申請意思受領後、本入門審査を経て、結果のメールを送信します。本入門許可者には、入門案内のメ―ルを送信しますので、メール文中に記載されている弊門指定の銀行口座に初月指導料を振り込んでください。

※入門許可メール送信後、送信日を含めて14日以内に入金がない場合は、入門の意思がなくなったと判断し、申請はなかったものとさせていただきます。

※本入門が許可されなかった場合についてのクレーム・理由開示要求には、例外なく対応いたしませんのでご了承ください。

手順3 「入門誓約書」のダウンロード

下のリンクにて「入門誓約書」をダウンロードし、内容を確認。誓約書の内容に同意するならば、同書類を印刷し、必要事項を記載の上、本入門後の初回練習時に持参する。

「入門誓約書」のダウンロード

※ダウンロードができない方は、shiroikukmoajisai@gmail.com 宛にご連絡ください。

手順4 練習会に初参加

上記「入門誓約書」を持参の上、グーグルカレンダー記載の希望各科の練習会に参加する。

※「入門誓約書」を必ず持参すること。持参し忘れ2回目の者には例外なく指導しない。ダウンロードができなかった理由で持参出来なかった者は、必ずそのむねを告げること。

※カレンダーが、参加する科のカレンダーであるかどうかを、しっかりと確認すること。

※各科とも、参加希望日の前日の24時までに、に、参加メール「例文:○○です。○○日参加します」とメールを入れること(場所変更の可能性があるため)。

八卦掌水式門富山本科イメージ