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水式塾最終目的:対多人数戦八卦掌を伝承し強い人材を育成する

(※このページは2020年12月1日に更新されました。)

 八卦掌教授・水式塾では、塾設立にあたり最終目的(後述)を掲げました。最終目的実現を現実とするため、通過点たる中間目標を打ち立て、中間目標に到達するための具体的方策を挙げました。

 最終目的を実現するための伝承活動は機械的・無機的なものであってはならず、そこには一貫して高潔な指導方針が必要となります。高潔な指導方針が伝承過程で貫かれているからこそ最終目的は実現されやすくなると思います。指導方針は別ページで触れたいと思います。

 最終目的をこの場を借りて発表します。当塾の最終目的に共感し、八卦掌を学習したいと考えたあなたは、是非とも当塾の門を叩いていただきたいと思います。

 水式塾の修行過程は誰でも取り組むことができるものでなくてはならず、私はその前提を常に意識し続けることをこの場でお約束します。

水式塾の目指す最終目的

対多人数などの危機的状況を乗り切ることができる実戦八卦掌を次代に伝えることで、己の信念と大切な人を護りとおすことができる強い人間を育成する。

弱者が泣き寝入りすることで「丸く収まっている」ように見える社会

 戦後の日本は、基本的人権を「侵すことのできない永久の権利」とした日本国憲法のもとで、個人が意のままに自由に幸福追求をしうる、世界でも稀(まれ)な平和自由主義国家に生まれ変わりました。

 戦後もいくつかの凄惨な事件はあったのですが、国内の治安は世界各国のそれに比して極めて高い水準を維持し続けていました。

 しかし私たちは本当に安全な社会で暮らすことができているのでしょうか?残念ながら、政府統計やマスコミ報道内容に表れない場所では、いじめや軽犯罪などで多くの弱者が泣き寝入りを強要されています。それは紛れもない現実なのです。

 日常の様々な場面ではびこる小さな不条理は実に巧妙で、私たちはそれに目をつむるか、理念を曲げて従うことがなかば強制されています。弱者の泣き寝入りが世の中が丸く収めているように見せ、社会が何事もないかのように流れているのです。

現状を少しでもいい、変えたい、八卦掌の修行で得られた力で大切な何かを守りきることができるようになりたい

 私も学生の頃、友に対するいじめと教員の見て見ぬフリ、そして教育現場の忖度により、悔しい思いをしたことがあります。友をいじめる生徒側の多人数による暴力によって正義感から出た行動はねじ伏せられ、袋叩きにされました。その後友に対する噂や中傷などは一層加速し、ついに友は学校に来なくなりました。加えて、いじめ側ともめた私の行動に対する教師らの制裁で人間不信になったこともありました。

 拳法の修行で得られる力など、しょせんは暴力、という人もいます。しかしその力すらなかったために、私はあの学生時代に私にとって受け入れがたいものに屈したのだと考えています。それ以後、私は強さを求めて様々な先人の書籍を読み漁りました。そこで得た結論とは「理不尽にあがなうための力には様々なものがあり、各人が真摯に時間をかけて得た力をもって、各人なりのやり方をもって理不尽に対抗して世の中に貢献する」というものでした。

 私は、多人数戦八卦掌の深奥を追い求め続け、いまだ道の途中なれど、今ある力を次代に伝えることで世の中の同じ気持ちの人に貢献したいと決意しました。

 志に共鳴するあなた、そして八卦掌に興味のあるあなたも、水式塾にて汗を流してみませんか。

最終目的に到達するための中間目標

  • 走圏の習熟
  • 基本手技の習熟
  • 基本手技の各種武器への応用
  • 胆力の養成

走圏の習熟

基本手技の習熟

基本手技の各種武器への応用

胆力の養成

中間目標を具現化するための具体的方策

「走圏の習熟」を具現化するための具体的方策

  • 修行開始とともに走圏を練習し始める
  • 八卦掌の日々の練習の中で、必ず走圏の練習を欠かさず取り組む
  • 中盤走圏を基礎とし、併せて高速上盤走圏・低速下盤走圏も練習していく(※高齢者や体力に自信のない者は、下盤走圏に無理に取り組まない)

修行開始とともに走圏を練習し始める

 水式塾では、入門初日から走圏を指導します。まず最初に取り組むのは、中盤の走圏です。中盤走圏とは、後ろ足の曲げ角度を100度くらいにして歩き続ける姿勢の走圏をいいます。

 董海川始祖伝とされる八卦四十八法:37・掌法において、中盤は自由自在な姿勢であり、他の2姿勢(下盤・上盤)は中盤から変化するものだ、と言及しています。

 入門当初は、この中盤走圏で、八卦掌が要求する姿勢をしっかりと学びます。修行が進めば、一定の時間歩き続けることができますが、最初は中盤の姿勢でも足に疲労がたまります。筋肉強化の意図よりも、八卦掌の要求する姿勢を学ぶ、という気持ちで取り組むのがいいでしょう。

八卦掌の日々の練習の中で、必ず走圏の練習を欠かさず取り組む

中盤走圏を基礎とし、併せて高速上盤走圏・低速下盤走圏も練習していく(※高齢者や体力に自信のない者は、下盤走圏に無理に取り組まない)

「基本手技の習熟」を具現化するための具体的方策

  • 定式八掌・老八掌・単繰手の技を覚え習熟することを最優先とする
  • 目標物を置いた状態で、定式八掌・老八掌・単繰手の技を使いこなす練習をする
  • 自分にとって繰り出しやすい技のパターンを研究し、徹底的に反復練習する

定式八掌・老八掌・単繰手の技を覚え習熟することを最優先とする

目標物を置いた状態で、定式八掌・老八掌・単繰手の技を使いこなす練習をする

自分にとって繰り出しやすい技のパターンを研究し、徹底的に反復練習する

「基本手技の各種武器への応用」を具現化するための具体的方策

  • 老八掌・単繰手において、両手に短棒・子母鴛鴦鉞を持って練習し、武器を持つことに慣れる
  • 八卦掌の徒手技術を用いて短棒・双短棒・半尺棒・1尺棒・子母鴛鴦鉞・ダミーナイフ・盾を使い制敵・反撃・防御する練習をする
  • 相手を打撃しても大丈夫な棒を持ち、多人数戦の練習をする
  • 短棒・双短棒・半尺棒・1尺棒・子母鴛鴦鉞・ダミーナイフ・盾にそれぞれ変わる日常品・身の回りの物をもって制敵・反撃・防御する練習をする

老八掌・単繰手において、両手に短棒・子母鴛鴦鉞を持って練習し、武器を持つことに慣れる

八卦掌の徒手技術を用いて短棒・双短棒・半尺棒・1尺棒・子母鴛鴦鉞・ダミーナイフ・盾を使い制敵・反撃・防御する練習をする

相手を打撃しても大丈夫な棒を持ち、多人数戦の練習をする

短棒・双短棒・半尺棒・1尺棒・子母鴛鴦鉞・ダミーナイフ・盾にそれぞれ変わる日常品・身の回りの物をもって制敵・反撃・防御する練習をする

「胆力の養成」を具現化するための具体的方策

  • 不意の実戦に対応するための心の準備を養うシミュレーションを、練習会で積極的に採り入れる
  • 常に攻撃対象者が複数いることを想定した対人練習を行う
  • 1対複数人の自由攻防練習を修行の初期段階から行い経験を積む
  • 技術の優劣に関係なく、共に学ぶ仲間に礼節を尽くす

不意の実戦に対応するための心の準備を養うシミュレーションを、練習会で積極的に採り入れる

常に攻撃対象者が複数いることを想定した対人練習を行う

1対複数人の自由攻防練習を修行の初期段階から行い経験を積む

技術の優劣に関係なく、共に学ぶ仲間に礼節を尽くす

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