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本当に使える護身術通信講座|移動戦による生存術を徹底指導

危機管理重視護身術とつかまれた後の護身術の間にある、昔日の護身術「つかまれない移動戦護身術」を指導する唯一の講座

「本当に使える護身術通信講座|移動戦による生存術を徹底指導」は、身の危険を感じ、短い時間で己を守るための技術を身につける必要のある方が、通信講座という形で金沢に来ることなく、、宦官(かんがん)護衛官の護衛武術だった「転掌(てんしょう)」の技術を継承した原初八卦掌「転掌式八卦掌」の護身技術を、あなたの家の近所で、家で、学ぶことができる科です。

「本当に使える護身術通信講座|移動戦による生存術を徹底指導」では、ベースとなる転掌式八卦掌の技術体系から、学ぶうえで以下のメリットを受けることができます。

  • 相手と距離を置く「掴まれない」「捕まらない」に徹するため、相手の手をとって技をかける練習が必ずしも必要でなく、一人でどこでも練習でき、地方在住でも護身力を高めることができる
  • 弱者使用前提の非常に珍しい技術体系であった清朝末の八卦掌原型「転掌」の技法で構成された「転掌式八卦掌」ゆえ、武術未経験者・初学者であっても、習得する技術体系に無理がない
  • 宦官(かんがん)・宮女(きゅうじょ)ら身体的弱者がが短期間で使用できることを前提にして王宮に採用され、実績を残した護衛武術であったため、シンプルで学びやすく、短期で習得できる

しかし「短期習得」「シンプル」ではありますが、簡単に出来るものではありません。当然練習は必要となります。しかし練習する者には、その成果を感じさせるのが弊館指導の転掌と転掌式八卦掌に伝わる護身術(自分護衛術)です。

護身術は万が一の場合に命を預ける技術。清朝末期には、時に人を殺傷し護衛・護身を果たすこともあり、その技術は今も弊館に全伝が伝わっています。よって、カルチャーセンターで行われている護身術教室のような「お気軽」「楽しく」をモットーにした指導とは異なり、清朝末期のままの戦っていたころの技術を指導します。

「本当に使える護身術通信講座」の始め方・進め方

手順1:申込み

専用申込みフォーム入口から申込みフォームに移り申込みを行ってください。必要事項を記載してください。

手順2:水式館指定口座への受講料金をお支払い

「申込みを承りました」メールを申込者様メールアドレス宛までお送りいたします。

メール到着後、メール到着日を含めて10日以内に、受講料金を以下の弊館指定口座までお振込みください。

【通信講座受講料 振込先情報】

銀行名  :三菱UFJ銀行

支店名  :知立(ちりゅう)支店 店番号 412

預金種別 :普通口座

口座番号 :1213489

口座名義人:ミズノ ヨシト

手順3:講座受講開始

申込者様メールアドレス宛に、講座受講ページを閲覧するための、IDとパスワードをお送りします。本IDとパスワードを利用して、受講ページに入り、学習を開始してください。

※技術の漏えいと無権利不正利用者の利用を防ぐため、受講生以外の閲覧を固くお断りしております。アクセス解析等で不正利用が確認された場合、ID変更、関係機関への問い合わせなどの措置を採らせていただきます。

※不正利用を防ぎ公平を期すため、定期的にIDを変更する措置を採り、真摯に学ぶ受講生の皆様の安心な受講を目指しています。お手数をおかけしますが、なにとぞご了承ください。

手順4:添削指導

「本当に使える護身術通信講座」には、現在5つの課題技術(移動技術・斜め後方スライド転身技術・緒戦技術・単換掌・双換掌)があります。各技術過程を学習後、自らの動きを撮影し、弊館メールアドレス「shiroikukmoajisai@gmail.com」まで送信してください。

水式館指導部所属の掌継人(転掌式八卦掌免許皆伝の正式伝承者)が、お送りいただいた動画を添削し、修正ポイント・今後の練習法などをアドバイスいたします。お送りいただいた動画は、すべて館長が目を通し適切な添削が維持されるよう努めています。

当該課題技術については受講開始後すぐに閲覧できますが、課題提出動画の提出順を守り、一度の提出ごとに、一技術の動画提出としてください。複数動画をお送りいただいても、1つの動画しか添削しませんのでご注意ください。

※課題動画・通信講座内説明テキストはすべて、Youtube限定公開動画となっており、かつ水式館に著作権の存するテキストコンテンツです。無断転用・無断掲載・無断埋め込み等著作権を侵害する行為は絶対におやめください(これらの行為に対しては引き続き厳正な対応をとり続けて参ります)

課題動画の提出について

動画を撮影する際は、マスクをする、サングラスをするなど、自身の顔が一部隠れる措置をとってください。特に女性の門下生の方には強くお願いをしております。

動画を撮影したら、弊館メールアドレス「shiroikukmoajisai@gmail.com」まで『「〇〇技術」の練習課題動画、送信しました』と件名を付し、送信してください。

館長・掌継人がその動画を見て、修正点・上達のためのアドバイス・アドバイスをする意味、を、転掌・八卦掌の術理に沿って指導します。

アドバイスを理解できない場合は、メールで折り返して質問してみてください。質問に間隔制限・回数制限はありませんが、質問が集中した際、返信が大きく遅れる場合もあります。

1回の動画提出で、練習課題がクリアとなることはほぼありません。アドバイスを受け再度自習し、撮影のすえ動画を提出することになります。この際は、自習期間を、最低1週間はとって練習してください。それくらいの反復が無いと、身体に技法の改善効果が及ばないからです。添削課題提出に、回数制限はありません。一定レベルクリアまで、何度でもトライ可能です。

一定レベル(完璧レベルではないので安心してください)まで上達したと判断したら、次の練習課題を、専用アドレスに掲載いたします。以後、この作業を繰り返し、全履修を終えるまで行います。

「本当に使える護身術通信講座」料金体系

受講料金のお支払い方法

受講料金:15,400円(税込)を、以下の指定口座に、「申込みを承りました」メール到達後、メール到達日を含めて10日以内に、お振込みください(振込手数料は各自にてご負担ください)。

【通信講座受講料 振込先情報】

銀行名  :三菱UFJ銀行

支店名  :知立(ちりゅう)支店 店番号 412

預金種別 :普通口座

口座番号 :1213489

口座名義人:ミズノ ヨシト

受講料金のお支払いにおける注意点

・当講座には、延長による追加料金はございませんので、当受講料金のみとなります。

・弊館通信講座は、前払制をとっております。「申込みを承りました」メール到達後、メール到達日を含めて10日以内に、下記弊館指定口座に、受講料金をお支払いください(振込手数料は各自にてご負担ください)。準備完了メール到達日を含めた10日以内にお支払いいただけない場合、申込みは無かったものとみなさせていただきます。

・受講開始、もしくは前回の添削動画提出日より2年、何ら音沙汰がない場合は、受講を停止させていただきますのでご注意ください。なお、その際返金等の措置は致しませんのでご了承ください。

・受講開始後(ID・パスワード受領後)、いかなる理由があろうと返金は致しかねます(すでに受講ページ内容を閲覧することが可能であったため)。キャンセルする場合は、ID・パスワード受領前にお申し出ください。

・キャンセル可能期間中のキャンセルに伴う返金に際しては、振込手数料は申込者様にてご負担ください。

「本当に使える護身術通信講座」カリキュラム(履修課程)

転掌・転掌式八卦掌を、「護身」達成に焦点を当てて編成されたカリキュラムにて学習していきます。

移動技術学習教程

転掌・転掌式八卦掌で護身するために根幹となる土台技術たる「移動技術」を学習していきます。移動技術を習得することで、どのような路面状況下でも、ここで習得する「徹底した移動戦」が実行できるようにします。

転掌式八卦掌は、移動が命の武術です。よってどのような路面状況にあっても、速い移動を実行できなければなりません。転掌式八卦掌では、全路面対応型の移動技術を「土台」技術として、最初に指導し、修行期間中常に磨き続けます。

真の護身技術を修めるための本講座でも、その練習スタンスは変わりません。本教程で、全路面対応型の移動技術をしっかりと指導いたします。

移動武術の命となる歩き方を学習する教程

斜め後方スライド転身技術学習教程

「斜め後方スライド転身技術」は、移動旋回の最中に直面し続ける襲撃者の急接近による攻撃を、移動速度を落とさず、極力体力を使わず、かわし続ける技術です。

転掌式八卦掌では、敵の攻撃をかわし続けるために「移動速度を落とさないこと」が最重要課題となります。「敵が急接近して攻撃してくる」という、移動速度を維持するうえで最大の危機をやり過ごすための技法として、土台技術たる移動技術の次に習う技術となります。

この教程で習得する「斜め後方スライド転身法」は、護衛官武術転掌が、護衛官自身を一定時間生存させるために編み出された、命を賭けた護身の重大技術でありながら、誰でも実行可能なものです。多くの武術門派では、重大技法は秘伝とする傾向があります。しかし水式館では、その技法を多くの人間に公開し、弱者が泣きを見る現状に立ち向かいます。

あなたが当教程で転身技術を学習し習熟した後は、移動速度の維持技能が向上し、敵につかまることが無くなるでしょう。そして「つかまれた際に○○する護身術」への批判を見ても、不安におちいることがなくなるのです。それは心の平安をもたらすでしょう。

生存の要「移動速度の維持」技術を学ぶ教程

緒戦技術(戦い始めの技術)学習教程

実際の戦いにおいて、最も難しいのが「緒戦技術(戦いのはじめにおける技術)」です。緒戦においては、襲撃者の言葉による圧力など、襲撃される側の生存を脅かすいくつかの危険が潜みます。

本教程では、襲撃者による言葉の暴力をやり過ごし、身体を速やかに安全に移動させる技術を、明快に示し、戦い始めから受講者が迷うことが無いよう、丁寧に指導します。

緒戦の過ごし方は、実戦経験を経た者でないと指導できない内容。水式館観長・水野は、海外における豪邸警備・夜間公園の保安警備要員として、数多くの困難・危険をくぐってきました。その戦い相手は、時に集会行為をする複数の若年者であったり、野生動物であったりしました。

多くの人間が、襲撃者の言葉の暴力によって身体が委縮したり、護身行動をためらったりして、護身を達成できません。転掌式八卦掌では、先制攻撃をせず、先制移動によって主導権を握る武術。転掌護衛官らが伝えた、先制移動によって護身を成功させるための技術と心構えを、しっかりとお伝えします。

戦い始めで護身成功の可能性を高める技術を学ぶ教程

敵に背を向けない斜め後方スライド対敵法(単換掌)学習教程

斜め後方スライド転身技術学習教程で学習した転身法を利用して、最もシンプルな対敵技法「単換掌(たんかんしょう)」を学習します。実際に手を出して敵の攻撃を妨害し、けん制攻撃で敵の足を止め、再び引き離す、最も初心にして最も使用する技です。八卦掌を学習する者では知らない者がいないくらいの有名技術となります。

現代の八卦掌は、男性かつ武術経験もある強者向けの武術であり、そこで指導される単換掌も男性使用前提となっています。これでは弱者は使用することができません。

「本当に使える護身術通信講座」では、清朝後宮の宮女護衛官がその技術を完成させた単換掌。練習を重ねるならば女性をはじめ誰でも、その技術を持って襲撃者の攻撃をかわし続けることができます。

独学諸氏が最も苦労するのが、実際の使い方、成立の起源を知らないこと。単換掌は、成立の起源を知り、期待される効果を知るだけで、技術上達の速度が大きく向上します。型の手順を覚えながら、その動きが示す意味をかみしめ、学習しましょう。本講座は、単換掌の指導を通してその道を示し続けます。

もっともシンプルにして多用な技「単換掌」の学習教程

敵に一瞬背を向ける斜め後方スライド対敵法(双換掌)学習教程

単換掌だけでは対応しにくい方向からの敵の急接近を、敵に一瞬背を向けて間隔を創出することで単換掌につなげる、全技術の応用的型が「双換掌」です。

双換掌は、中国の戦場における盾持ち兵たる「藤牌兵(とうはいへい)」の刀術から成立した型です。刀を用いたイラスト等を織り交ぜながら、その術理を明快に示し、心底納得した状態で、高い学習意欲の中で、総まとめ技術たる双換掌を習得してもらいます。

身の周りのモノを使った護身術。護身術に興味のある方であれば、聞いたことがある言葉かもしれません。サムライは、腰に常に刀を差し、かつ抜くことができる状態で居続けることが許されたから、剣術を習うことが有効だったのです。しかし現代では殺傷力の高い武器を常時携帯することは、(特に日本では)許されません。身の周りのもので対抗するしかないのです。

本教程では、モノを使った護身技術のすべてを論じることはありませんが、双換掌を理解するうえで刀術の理解は欠かせません。それをいい機会ととらえ、武器術の基礎型としての双換掌の術理を示し、モノを使う技術につながる知識を提供します。

全方向対応かつ武器術の基本型でもある「双換掌」の学習教程

「本当に使える護身術通信講座|移動戦による生存術を徹底指導」を自信を持ってすすめる理由

八卦掌水式館が、全国の護身術独学諸氏に自信をもってすすめる理由は

です。

以下で各理由を、詳しく説明します。じっくり読んで、当通信講座の魅力を知ってください。

特徴1:金沢での対面指導を要しないため、思い立った時に、あなたの家で、成立当時のままの転掌技法「八卦掌」で学ぶことができる

「本当に使える護身術通信講座」の最大の特色は、清王朝末期に成立した当時のままの技術体系たる原点八卦掌(以下「転掌式八卦掌」と呼ぶ)を、通信講座という形で、金沢に来訪することなく、あなたの家にて学ぶことができる、ということです。

金沢から遠く離れた地域に在住し、かつ伝承者になることよりも護身術習得に関心のある希望者にとって、伝承者を目指す科「転掌八卦門」に通うことは、大変な労力と伴います。今まで複数の方の要望も参考にし、「本当に使える護身術通信講座」では、以下の点を改善し、リリースすることとなりました。

単換掌・双換掌の2大型の習得を通じた学習に絞り、型の学習を通して最低限の護身技術を身に付ける、中国拳法の効果的にして王道な短期学習手法を採用した(昔日は短期習得が絶対条件であったため)。 転掌式八卦掌を指導している国内外の指導団体は存在しないため、全国の誰もが気軽に始めることができるよう、審査制など入門に際してのハードルを撤去した。 難関なYoutube動画チャンネル開設作業を受講開始の作業から排し、メールにて撮影動画を弊館メールアドレスに送信し、それに添削指導メールを返信するというシンプルな添削手順制度に改めた。 以上に挙げた、本通信講座を始めやすい環境を整理することで、全国にて「学んでみたい」「指導者の指導を受けながら学習したい」と願う有志の期待に応えます。

通信講座という学習形態は、金沢を訪れることが経済的に厳しい学生などの学習希望者にも、宦官・宮女直伝の護衛官武術たる転掌式八卦掌を学ぶことができる道を開くものです。

最低限の時間で仕上げる八卦掌原型「転掌」式弱者専用護身術・弊館出版『八卦掌原型・清朝護衛官武術「転掌」から学ぶ自分護衛術』など、水式門ホームページ上や出版書籍で無料公開している護身ノウハウを学習している方にも、一歩上を目指す学習として、おすすめします。

特徴2:一代40年で八卦掌原型武術「転掌」を復活・体系化させ「転掌」解説本を国内外で初めて著した達人のノウハウが詰まっている本格講座

現在国内で行われている武道・武術は、屈強な男性が、審判のいる試合で勝つための「格闘技」術であるのがほとんどです。これらの格闘技の技術は大変高いのですが、弱者が強者から身を守るための技術・練習体系を持っていません。「護身術」ではないのです。

そして、国内で各格闘技道場が唱える護身術は、その道場の、屈強な人間向け格闘技術が元になっています。ゆえに、暴漢の暴力に真っ向から立ち向かう技法ばかりです。

理性のブレーキを失い、欲望達成のために人を傷つけることにためらいのなくなった暴漢(多くは、屈強な男性)の渾身の暴力を、非力な人間が真っ向から立ち向かって、防ぐことができるでしょうか?護衛官武術の一定時間生存術による弱者生存技術の確かさを認められた転掌は、そのようなことをしませんでした。

敵の目の前にとどまらない徹底した移動遊撃撤退戦身法によって、弱者に生存の道を開く、前代未聞の技術体系を打ち出したのです。しかし、弱者護身の特徴は、創始者から2代目伝承者に伝えられる頃からすでに薄れ始め、現在は、強者使用前提格闘技的武術となりました。

つまり、他の武術と同じく、近代格闘技化し、力任せの攻撃を防ぐための手段を、高度で習得困難な高級技法にて克服する「エリート武術」となったのです。弱者が学び、弱者が使うことができる武術ではなくなったのです。

八卦掌水式館の館長・水野は、自身の武術を始めた理由から弱者護身に徹底的にこだわりぬきました。中学時代に機縁を与えられた八卦掌原型スタイル転掌技法を貫き、確立し、解説本を出して普及活動まで行っています。

八卦掌原型・清朝護衛官武術「転掌」から学ぶ自分護衛術』の紹介ぺージへ

八卦掌原型・清朝護衛官武術「転掌」から学ぶ自分護衛術』のAmazon販売ぺージへ

例え周りが、映画や漫画の影響を受けて華麗さや若さ・筋力に頼る技法ばかりを追い求めても、例え師から教わる八卦掌が近代のそれであっても、八卦掌が本来持っていた特徴「弱者使用前提の護身武術」の特徴を追究し続けたのです。

そして40年近くの気の遠くなる膨大な時間の積み重ねで、ほぼ「基本技の反復」だけを頼りに技術の深奥に至り、清朝末期成立当時の転掌・転掌式八卦掌を現代に復活させました。その体系は、上述の本に記載されています。

成立当時のままの弱者使用前提護身術たる八卦掌原型「転掌」と、転掌三代目の宮女護衛官が創始した「転掌式八卦掌」の真伝を学ぶことができるのは、中国国内・日本国内はおろか、世界でも八卦掌水式館だけです。

代表は、昔日の八卦掌の持つ護身技術を初学者にも分かりやすく洗練させ、それを日本全国で護身術を必要とする立場の弱い人に届けたいと願い、「本当に使える護身術通信講座」という1つの伝承形態にたどり着きました。

特徴3:昔日護身術の鉄則「間隔(間合い)をとる技術」と「間合いをとるため技術習得のための一人練習方法」を指導するため、女性・子供でも一人で練習が可能

「防御=手技で防ぐ」ではなく、「防御=移動による間合い取り」を貫く通信講座

相手の攻撃射程圏内にとどまり、華麗な手技などで防御するのは、カンフー映画の世界だけです。

もしくは、相手が刃物等を持ってなく、かつ審判が居て、ノックアウトされたら試合が止められる格闘技試合だけです。

実戦では、刃物を持つのは違反、などというルールはありません。審判もいません。襲う人間は、どんな手段を使ってでも欲望を達成しようとします。その欲望を達成するまで、暴力は続行されるのです。

襲う人間というのは、体格・筋力等で勝る場合がほとんどです。そして、襲う際も、自分より屈強な人間には手を出しません。非力そうで、己の欲望を達成できそうな人間を見定め、襲うのです。

非力な人間は、そのような冷酷な人間の攻撃射程内で、技や筋力で対抗してはいけません。

相手と距離を置くことです。武術でいう「間合い」どりのことです。相手と距離を保ち続けることができれば、相手が力があろうと、技術が高かろうと、刃物を持っていようと、我が身は傷つけられません。当科は、この「距離を保つこと(間合い取り)」を、最重要技法として指導する講座となっています。

この相手と距離を保ち続けるための身法こそ、八卦掌の原点スタイルたる「斜め後方スライド転身技法」なのです。高速で移動しながら、敵が迫りそうになったら斜め後方スライドで転身しながらけん制攻撃で敵の足を止め離し・・・を繰り返し、相手が疲れたり、距離が開いた時に初めて、離脱を敢行し、生き延びるのです。

ただ「逃げろ」とうたう無責任・曖昧なネット上情報と一線を画す、明確な方法に沿った「撤退戦」技法を指導する通信講座

インターネットで「女性 護身術」などのキーワードで検索すると、「とにかく逃げろ」「大声をあげて逃げろ」「女性が護身術を習うことは意味がない」などの具体性・信ぴょう性に欠ける意見が非常に多く見られます(発言者の多くは、匿名にて、護身術を批判したいだけの人間)。

ただ逃げるだけでは追いつかれるだけです。欲望を満たすために、全身全霊をもって突進してくる暴漢の、リアルな現実を考慮していません。

これらの情報は、身の安全を保ちながら逃げる具体的な方法を説かないでただ「逃げろ」と叫んでいるだけの無責任な情報であり、信頼にするに足らない価値のないものです。

地味だが欠かせない基礎を、明快に指導

当講座では、上記の『徹底して距離(間合い)をとり続ける身法「斜め後方スライド」』と、『迫る敵に後退スライドで勢いを落とさないで攻撃する敵対処法「撤退戦対敵法」』技法を指導します。

転掌・転掌式八卦掌には、2つの斜め後方スライド転身法と複数の撤退戦技法が伝わっていますが、当科では、「これさえ押さえておけば対応できる」原点的な2つのシンプルな撤退戦技法を明確に指導します。具体的には、2つの技を成功させる秘訣たる「斜め後方へスライドして敵をやり過ごすための足の運び方」などの技術を、上掲のような運足時の足の運び方や動画を併せて、視覚を通して明快に指導します。

これら技法は全て、太平天国の乱で国内が乱れた動乱期の命がけの一定時間生存術であり、生死を分かつものばかり。命を賭けた信頼に足る技術です。本講座では、護身を願う諸氏にしっかりと届けます。

「間合いをとる対敵技術=対人練習より一人練習メインで習得できる技術=誰にも知られず一人練習で強くなることが可能」。それを実現する一人練習法を、しっかりと指導。

本講座では、敵に対処する身体の動かし方を一人で練習する一人練習型(単換掌・双換掌)を、受講生に余すところなく伝授し、かつ添削します。

その一人練習法は、中国拳法の世界でやたらと有名なれど、多くの方が、使い方や原理原則を指導されず、形ばかり練習させられている現状。本講座を受講する方は、「本当に使える護身術」を求める方ばかりなので、そのような不誠実な事はしません。練習の仕方はもちろん、使い方、成立の理由などを詳しく解説し、単調になりがちな一人練習に意義とリアリティを持たせます。

この2つの一人練習用型は、自分と敵との間に「間隔」を創り、それを維持する技術を練習させます。なぜここまで、間隔を創ることにこだわるのか。

それは間隔さえ空いていれば、敵の力や技術と張り合わないで済むからです。

敵と接触しなければ、相手がいくら力があろうと、手技攻防技術が高かろうと、我と相手との間に距離があるため、技術も力も伝わってきません。相手と接触さえしなければ、敵の筋力や体格の優位を克服するための螺旋や崩しの高級技法の練習が必要でなくなります。

相手と積極的に打ち合う戦闘スタイルならば、練習時から人を相手にして技法の練習を繰り返す必要があります。ここが、遠隔地で一人で練習するしかない人間が強くなることが難しい理由です。

転掌式八卦掌の斜め後方スライド撤退戦の技法習得のための練習は、ほとんどが一人で行われます。それは私も同じでした。本講座では、一人で、講座内で指導する2型を、館長・水式館掌継人の指導のもと徹底的に繰り返し、いざという時に無意識に身体が動き、距離を保ち続けることができる状態を目指します。

無意識に身体が動くようになるまでには、一定数の繰り返し練習がどうしても必要となります。練習せずして熟練はないのです。

しかし、一人で練習することで護身力を身に付けることができる、ということは、どこに行くこともなく、誰かと練習を約束することもなく、先に進み続けることができることを意味します。自分のペースで上達することができるのです。練習時間を合わせたりする必要もありません。自分の好きな時、自分の好きな場所で、好きなだけ練習ができるのです。

本講座を利用すれば、練習方法の修正も、動作の修正も館長・転掌式八卦掌掌継人(正式伝承者)が責任をもって示し続けます。安心して真の護身技術を身に付けてください。

免責事項

 弊サイトは、利用者がサイト内に掲載された情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。

 サイト内における理論解釈等の説明は、管理人が学習過程における研鑽によって得たものからなされるものであり、その内容は他の流派の理論等を否定するものではありません。

 現在国内外において、多くの流派の高名で技術の高い伝承者の先生方が御指導を展開されておられます。あくまで当サイトの内容は、一つの考え方として利用していただけたら幸いです。