『八卦掌原型・清朝護衛官武術「転掌」から学ぶ自分護衛術』
~西洋格闘術でない身体柔弱東洋人専用護衛術による真の自分護衛術(サブタイトル)
あなたはこの本を読むと、私に恐怖を感じさせるあの人間から身を守るための、頼もしい技術を得るでしょう
大げさではありません。インターネットで、「女性護身術 意味ない」の言葉を見て不安なのではありませんか?ご安心ください。それらは何も知らない者たちの根拠のない意見にすぎません。
あなたはこの本に書かれている、シンプルなふたつの、つかまれない技術を身に付けるだけでいいのです。相手がどのような人間であっても、貴女を守ることができるようになるのです。
馬で縦横無尽に戦場を駆けめぐりながら、弓を射て戦う騎馬兵の戦い方を見たことがありますか?回転し回り込みながら空中戦を演じる、日本のゼロ戦の戦い方を見たことがありますか?
貴女が今興味を持った本には、自分の2本の脚でその戦い方をするための方法が書かれているのです。あなたはこの本で、その技術をつかみ縦横無尽に駆けめぐるのです。
華やかではありません。シンプルです。練習しなければなりません。持久力も必要です。しかしだからこそ、貴女にもできるのです。誰にも知られず、貴女はあなた自身のボディーガードとなることができるのです。
さあ一緒に、可能性に満ちた自分護衛術の世界を見に行きましょう!

「はじめに」全文~『八卦掌原型・清朝護衛官武術「転掌」から学ぶ自分護衛術』より抜粋
『八卦掌原型・清朝護衛官武術「転掌」から学ぶ自分護衛術』とは
本書を使った学習の仕方
Q:本書で独学できるの?~A:「練習するなら習得できます」
もっと詳しく知りたい方へ~『八卦掌原型・清朝護衛官武術「転掌」から学ぶ自分護衛術』詳細
「はじめに」全文~『八卦掌原型・清朝護衛官武術「転掌」から学ぶ自分護衛術』より抜粋
以下は、『八卦掌原型・清朝護衛官武術「転掌」から学ぶ自分護衛術』の「はじめに」です。皆様のご購入時の参考になさってください。
「はじめに」~本文より抜粋
本書は、八卦掌の原型である清朝宮中内護衛武術「転掌」と、転掌術理によって再編成された八卦掌「転掌式八卦掌」における護衛技術段階のひとつ「一定時間生存し続け囮(おとり)となって護衛する」技術の習得方法を説くものである(本書では、転掌と転掌式八卦掌は同じ術理で構成された技術体系のため「転掌」と呼ぶ)。日本初の、八卦掌原型武術「転掌」の基本部分を解説する内容となる。
「一定時間自分を生存させることで囮となり護衛する」段階は、「自分を一定時間護衛する段階」とも言い換えることができる。自分護衛の段階、つまり護身術の段階である。よって転掌を護身術として学び利用したい方、もしくは近代八卦掌を護身術をして学びなおしたい方に、本書は大いに役立つだろう。
そのような目的の読者に「一人で練習することができる基本部分」を、型だけでなく術理をも公開し、型の理由を知ったうえで練習に取り組むことができるように解説した。よって、小手先技術の習得でない身法から理解し習得する、本物の護身術を志す者にとっての教科書となり得るのである。
本書では、転掌における根幹的技術である斜め後方スライドの対敵身法「単換掌の術理」を公開している。護衛武術たる転掌の、自分護衛の技術段階を直接実現するものゆえ、ここでしっかりと学んでいただきたい。指導者に就き学んでない独学の諸氏らに配慮し、単換掌のシンプル版ともなる「推掌転掌式」で、敵に背を向けないで行う斜め後方スライドを練習していただき、「蓋手掌転掌式」で、敵に一瞬背を向けて(ひるがえって)行う斜め後方スライド身法をも理解してもらう。
このふたつの身法を理解することで、移動戦の最中に接近してくる敵に、必要以上に近づかせない技術、身体を逃がしながらあしらう技術、不意に急接近された時に掴(つか)まれるその直前まで回避し得る技術を習得できる。
転掌の技法は、敵の力とぶつからないスタイルを採用している。言い換えると、敵の突進に対し、自分の身体を反対側へ移動させ、「共に下がりながら」打ち合わない状態で攻防するのである。よって、現代主流の、変則華麗な技法で敵と打ち合い倒すことを主眼とする格闘技化した八卦掌(以下「近代格闘術八卦掌」と呼ぶ)の精密高度な制敵技法を学ぶよりも格段に一人練習がしやすくなっている。近代格闘術八卦掌であれば、制敵練習において人を使った対人練習が常に必要となるが、転掌では、身体に動作をしみ込ませる際、一人練習による膨大な繰り返しで、その技術の精度をある程度高めることができるからだ。
しかし当然、その全部を独学で極めることができるものではない。転掌も、間合い(敵との距離)が離れていても、制敵技法を要する武術であることに変わりはないからだ。独りよがりを避け、実際の戦いの場で「こんなはずではなかった」と感じないためにも、転掌に精通した者の指導を受ける必要がある。
本書にて示す内容は、創始者・董海川師が転掌を創った当時のままの、転掌の護身技術のエッセンス(ここに出し惜しみはない)と、それを理解したうえで取り組む一人練習である。対人想定練習は、対敵をより具体的に想定した練習ではあるが、実際に打つ動作や間合いの精度を高めるための「独り練習」である。もし学ぶ環境に身を置くことができる術があるならば、そこから先は、指導者との対面学習を通して、実戦における感覚を養ってもらいたい。
お住まいの地域に指導者がいなく、かつ遠方へ行く術もない者(例えば学生など)もいるであろう。その場合は、本書の術理解説部分をしっかりと読み、動作を学習した後、知人・友人・家族に、実際に追いかけてもらい、技で対抗する経験をしてもらいたい。それだけでも、水式館ホームページ内で公開している、敵に対する私の動きとの比較ができるはずである。敵目線から見た私の動きをイメージしながら練習するのが、指導を受けられない独習者にとって最良の方法となるであろう。
水式館が年に数回開催する転掌・転掌式八卦掌の講習会を利用するのもいいだろう。転掌の指導門は水式館以外には無い状態ゆえ、時間が許す方は、金沢もしくは愛知まできて対面で指導を受けてもらいたい。水式館の通信講座部にて一人練習法を学習し、人に追ってもらった練習を指導部に見てもらってアドバイスを受けるのもいいだろう。独学者は、今できる範囲内のことをし続け、機会を見て思い切り飛び込んできて欲しい。
自分護衛術たる護身術とは、最も大切な「自分の命」を守るための、最もシビアな技術体系である。命がかかった技法ゆえ、「お気軽に」「楽に」「わずかの時間で」済ますことはできない。転掌はその成立背景から、割と短期間で「一定時間生存術」を習得できる技術体系を持っている。しかし繰り返しによる積み重ねが必要なのは変わらない。当書籍を手に取ったあなたが、実際に戦うことまで想定して指導することが可能な、良き転掌の指導者の下で学ばれることを願っている。
『八卦掌原型・清朝護衛官武術「転掌」から学ぶ自分護衛術』とは
誰もが「本当に使える」護身術とするため、襲撃者につかまれない身法を習得することが本書の目的

本書の目的。それは、誰もが本当に使える「自分次第」の護身術を普及させること。その目的を実現するために、本書で、転掌に伝わる襲撃者につかまれない・捕まらないための身法・対敵法を公開します。
ただ逃げるための技法を解説するのではありません。襲撃者の機先を制し、けん制攻撃で足を止め、離脱の機会を創り出すための具体的な方法を示します。転掌における「一定時間生存術」を、伝承のままに伝授いたします。
移動による攻防を可能にするために、まず居着かない・転倒しない歩き方を詳しく指導。次いで、迫る襲撃者の攻撃から身を守る「斜め後方スライド」の転身法を指導。すべての技を、理論と併せて隠し事なく指導します。
襲撃者につかまれない技術を徹底して磨くことの理由は以下の理由からです。
- 敵に接触して技をかける技術ではないため、高度な技法を必要としない
- 移動攻防に慣れてしまえさえすれば、誰でも護身が可能
- 襲撃者の身体に接触して技をかける技術ではないため、一人だけの練習で十分レベルを上げることができる
本書はこんな方におすすめです
既存の護身術を難しく感じている方。本書で指導する「一定時間生存術」は、「襲撃者の手をつかんで巧妙な技で倒す技術」ではありません。襲撃者の接近に対し、素早く移動し距離を取り、、幾度かの対敵転身法でさばいて襲撃者を引き離し、離脱する技術です。この技法は、定期的に練習する方であれば、誰でも習得できます。
一般の女性護身術に疑問を感じている女性の方。護身術道場で組手(自由打ち合い練習)を経験し、男性の圧力に圧倒され、自信を無くしている方に最適です。本書の技術は、襲撃者の力に抗しないための移動身法を養うもの。練習すれば誰でもできます。
本格的な中国拳法に興味のある方。本書で指導する「一定時間生存術」は、転掌における技術そのもの。護身術向けにカスタマイズしたものではありません。本書で学習する、ということは、純然たる中国拳法を学ぶことなのです。
独学で実用的な護身術を身につけたい方。本書で指導する技術に合わせて、八卦掌水式館では対応動画をYoutubeチャンネルにアップし、独習者が独りで動作を学習できるよう工夫しました。「全国に普及させる」ための動画です。あなたの独習にお役立てください。
本書で学ぶことのメリット
持久力が向上します。本書で指導する「一定時間生存術」は、専門の歩き方による「早歩き」もしくは「小走り」で練習します。定期的に練習することで、自然と持久力がつきます。
ダイエットに効果大です。定期的に練習するということは、日常生活中に「中国拳法」という全身運動を採り入れること。護身力の向上におまけして、身体の余分な脂肪が落ちスリムになるという嬉しい効果が期待できます。
万が一の際の安心感が得られます。襲撃者に高度な技法をかける護身術と違い、自分がサッと動くことができれば、護身成功の確率がグッと上がります。襲撃者の状況に左右されない「自分次第」の護身技術の習得は、あなたに大きな安心感をもたらします。
体幹力の強化になります。斜め後方へ下がりながらの対敵法の練習は、身体を安定させる練習にもなります。定期的な練習によって体幹力は強化され、日常生活においてバランスよく軽やかに動くことができるようになるでしょう。
本書で学ぶことのデメリット
基本技を繰り返す持久力養成的練習が必要であり、自分に負けやすい
持久力を利用した護身術となるため、持久力を向上させるための練習をする必要があります。
具体的には、本書で指導する基本技を繰り返し練習することになります。万が一の際に、何度も基本技を繰り出してかわし続け、敵を疲れさせるための基礎体力を築くためです。
同じ技を繰り返すため、練習が地味になりがちです。独習ゆえ、自分に負けやすく、明確な目的意識が必要となります。
このデメリットを克服するためには、毎日少しづつの練習時間にするなど、取り組む上でのハードルを下げることが有効となります。
華麗な技を習うことを期待すると、地味すぎて面食らうことになる
本書で指導する技は、皆シンプルでかっこよくありません。カンフー映画に出てくるような、派手な技は一切ありません。
当初の技は、「転掌」という生粋の中国武術です。しかし実用的すぎて無駄な動きが一切ないため、動きが地味なのです。
華麗に演じて練習したい方には不向きです。実用志向の方でないと、継続は難しいかもしれません。


本書を使った学習の仕方
まず本書を注文し手に取ること。それはあなたの師となる

本書を使って学習すつための第一歩は、このページを何度も読み返し、本書の目的を理解したうえで注文することです。私が中学生の時、1,500円以上の本「中国拳法 八卦掌」を、ためらわず買ったように。佐藤金兵衛先生のその本は、未だに私にとって最初の師です。
私は、志ある者になら、転掌の技法を惜しみなく教えます。しかし、少しの金を出し惜しみ、あわよくば無料でかすめ取ってやろうと考える輩には、一切その真理を伝えるつもりはありません(そういうタイプは実に多い)。
「みだりに伝えず」は、出し惜しみをしているのではなく、不誠実もしくは粗暴冷酷な人間に転掌の殺傷技法が伝わるのを避けるためです。
本書でも、上級技法たる人の生死を分かつ技法までは掲載しておりません。基礎のできてない初心者には尚早であるし、そのような反社会的な技法をみだりに公開しない道義的責任が、武術指導団体には求められるからです。
しかし、あなたが一定時間生存するための「自分を活かす技法」は、本書を手に取ってくれたあなたのために、惜しみなく公開しています。先ほども言いましたが、本書は、一定時間生存術の入口に立つための本です。そのための技法と理論は、ここにすべて載っています。安心してご購入ください。
「■序論~本書の目的と武術選びについて」 「■護衛武術「転掌」による弱者護身術~5つの鉄則」を何度も読んで、格闘技護身術の常識を頭から追い払う
「一定時間生存術」の土台的技術は、「転掌」における「歩き方」です。難しく考える必要はありません。つま先歩きを早速実行に移してください。
「こんな歩き方なの!?」と思うでしょう。そうなのです。それこそが、己の身体を常に予測不能で急激な敵の急襲から身を守るための、最大のツールとなるのです。これさえできてしまえば、手による防御がいらなくなるくらいの技法なのです(手の技法が不要なのは達人レベルの話)。
つま先歩きを実行しながら、頭の中に入り込んで常識化した「格闘技護身術」の術理を、頭から追い払います。最も最初に取り組んでもらいたいのが、「強くなるために筋トレをすべし」たぐいの、強者養成プログラムです。強者化には時間がかかります。「万が一」は、数年先ですか?遠い未来ですか?
強者になるまで待ってられません。いや、強者になる必要もありません。戦うことが当たり前であった昔ならば、弱者が強者に変わるプロセスの武術は成り立ちませんでした。強者がより強者になる武術か、弱者が弱者のままで戦う武術か、のどちらかでした。もちろん、本書の転掌や転掌式八卦掌(清朝末式八卦掌)は後者です。

「一定時間生存術」を構成する術理「単換掌の術理」を理解し、次の段階に備えること
つま先で歩くことに違和感を感じなくなってきた頃には、あなたの頭から現代格闘技の洗脳が消えているでしょう。そこで初めて、転掌の技法に入っていきます。
推磨式基本功(推掌定歩基本功)により、斜め後方スライド対敵身法実行時の、股関節の使い方を、身体にインプットします。まず足を止めて、その場で。
推磨式基本功は大事な基本練習ですが、一定時間生存術は、動くことで可能となるのです。よって、動いた状態での足の運び方を練習していきましょう。運足技術練習です。ここから中核技法に入っていきます。
あなたは必ず「単換掌の術理」をここで何度も読む必要があります。そこで説明されている「翻身旋理(ほんしんせんり※日本語読みで示しています)」と「刀裏背走理(とうりはいそうり※日本語読みで示しています)」を今から習得するために。なぜそのふたつの理が、一定時間生存術を実行する「転掌」で必要なのか、をあなたは心から理解する必要があります。
理解することで、転掌の次世代武術「八卦掌」において、単換掌が基本技である理由が分かります(現行八卦掌修行者には、その理由を理解して練習している者はほとんどいない。これは、現行八卦掌が使えない理由の一つである)。
最も難しい「緒戦(戦の始まり)」の過ごし方を読み、ここでも「一定時間生存術」が有効であることを知る

戦いの中で最も難しい瞬間が「緒戦」です。多くの人間は、緒戦でためらうため、襲撃者の犠牲となるのです。
転掌における「一定時間生存術」では先制攻撃をしないため、緒戦でためらうことなく、日頃練習してきた行動を実行することができます。
つまり、敵が少しでも接近してきたら、斜め後方へスライドすればいいのです。日頃練習してきた行動をためらわせるのは、「相手に対する遠慮」のみ。「襲うつもりでなかったらどうしよう」です。
大丈夫です。接近してきた時点で疑われても仕方ないのです。私たちは、相手の思惑を知る術がありません。相手が本当にあなたを襲うつもりで近づいてきた可能性は、ゼロパーセントですか?そうであったとしても、それは私たちには分からないのです。外部状況を見てゼロパーセントでなかったら、ためらってはいけません。最悪の場合を想定して、あなたはためらわず緒戦行動を起こしてください。
ためらわず実行するためには、本書で示す3パターンを、最低限練習しておく必要があります。すべてのケースを想定したものではありませんが、ためらわずスライドするための練習には間違いなくなるでしょう。
敵に背を向けない斜め後方スライドを通して、実戦時の身体の使い方をシミュレーションする
最後に、敵に背を向けない斜め後方スライド対敵身法を学習します。
本書で示す「推掌転掌式(すいしょうてんしょうしき)」は、転掌・八卦掌の基本型「単換掌」の簡素版です。簡素版であるが、移動遊撃戦時の対敵対処法とそれに含まれる重要術理・身法を、すべて含んでいます。
真っすぐ直線移動して速く歩きます。敵が接近してきたと頭で想定します。空想の敵が接近して攻撃してきたら、あなたはすぐに敵に向かって手刀で手を差しだし、敵の攻撃軌道をふさぎます。ふさいでいる最中も足のスライドを止めず、肩を入れ切る瞬間に、敵に向けて、反対側の腕を伸ばし(けん制)攻撃をします。
このシンプルな対処法こそ、一定時間生存法でもっとも使う対処型となるのです。シンプルだからこそ、徹底的に繰り返せば速い段階で無意識レベルで繰り出すことができるようになります。シンプルだからこそ体力の温存につながり、移動遊撃戦が長丁場となってもなんとか手を出し続けることができるのです。
「敵に背を向けない」対敵身法の次は、「敵に一瞬背を向ける」対敵身法を学びますが、基本は「敵に背を向けない」対敵身法です。これは徹底的に繰り返すこと。
「推掌転掌式」を繰り返すことで、一定時間生存法に必要な動きを全て練習することができます。このシンプルな型を通して、とりあえず転掌・昔日八卦掌の生存のための真髄を理解してください。


Q:本書で独学できるの?~A:「練習するなら習得できます」
本書は、水式館が本部を置く石川県金沢市に通うことができない人に向けた書です。
そもそも、その練習過程のほとんどが「独学」とならざるを得ない者に向けて書いた書ですから、初心者でも分かりやすい平易で専門用語を使わない解説を心掛けました。
もしあなたが、例えば本州以外の人であるとか、経済的に金沢を訪問することができないなら、本書は大いに役立つでしょう。そこに書いてある術理を読み、練習し、練習し、また読み、練習し・・・を繰り返すことで、転掌の入口に立つことは可能です。
入口に立つまで、まず練習してみることです。その後のことは、その時考えればいいのです。
私は、八卦掌原型の武術であった「転掌」を教えてくれた師に、たった2年半の短い期間のみ、師事しただけです。それゆえ、必要最小限の技法を徹底的に繰り返し、味わってきました。この少ない材料しか無かったため、繰り返すしかなかったのです。
あなたは本書で、まずふたつの対敵法を実行するための、理論・基本の身体の動かし方を学ぶ必要があります。「試合用格闘技=実戦」だと勘違いされた現代では、その常識を頭から消す作業も行わなければなりません。
2,200円で、それらの考え・術理・練習法・対処法を学ぶことができるのです。あなたが、「あなたのままで使うことができる護身術」に興味があるのならば、早速購入し、練習を開始してください。
本書で示す練習法は、ひとりで実行できるものばかりです。誰の協力も必要ありません。誰の協力もいらないから、好きなだけ繰り返すことができるのです。
とにかく繰り返し、洗練させ、持久力をつけることです。練習が持久的練習となるため、相乗効果で体重も減り、身体の移動が軽やかになってくるでしょう。
敵が迫ってきたら、反対側へスライド移動する技術を身につけることで、敵の動きが相対的に遅くなり、敵の攻撃に当たりにくくなります。躊躇しないこと。相手が何か言っていても、構わず斜め後方へスライドし続けること。
今から160年前の中国清王朝宮中で、宮女(きゅうじょ)・宦官(かんがん)らが命をかけて王族を守るための使った「一定時間生存術」を、2,200円であなたの身体にインストールしてください。


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