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転掌代継門人候補科|八卦掌原型護衛官武術「転掌」本格的学習科

転掌創始者・董海川先生の原初技術を受け継ぎ、次代につなげる。伝承者の第一歩を踏み出す通信講座科。

「転掌代継門人候補科」とは

「転掌代継門人候補科」は、転掌八卦門に定期的に通うことができない遠隔地在住者に対し、門で指導を受ける機会を増やすための科です。本部(2025年現在は、北陸金沢)から離れた土地に住んでいるが、既存の八卦掌ではない董海川先生創始の頃の護衛武術「転掌(清朝末式八卦掌)」を本格的に学びたい方のための科です。

万が一の際に命を預ける護身術たる八卦掌を通信講座的要素を採り入れて指導するため、深い指導ができない懸念がありました。そこで「転掌代継門人候補科」では、以下のような工夫をしています。

  • 通信課程では、基本型の習得と添削にメインを置く。
  • 通信課程で覚えた型を使いこなすための対人練習を集中的に行う。対面指導のすべては、技術の確実な伝承のためにも、館長が行う。
  • 本科の通信課程・対面指導過程を終了し、一定技術を身に付けた者は、転掌代継門人とし、八卦掌第7世・転掌第9世とする。
  • 本科を修了した者は、伝承者資格である「掌継人」になるための科「掌継人科(※通信講座ではない)」へ進む資格を得る。

本科は通信講座の形態を採っていますが、伝統門「転掌八卦門」の一科であり、転掌の伝承者たる掌継人を目指す方向けの科であるため、指導者になりうる最低限の人間的資質を問う必要があります。よって代継門人候補科では、仮入門制を採用しています。

代継門人候補科では、仮入門制を採用し、本部にて指導を受ける必要があります。履修課程修了条件が厳格であるがゆえの高い技術レベルでの修了が可能となるため、修了者は転掌・楊家転掌式八卦掌の代継門人(俗にいう「拝師弟子・入室弟子」)たる「八卦掌第7代」候補生となり、転掌八卦門本部での対面指導を経て、「八卦掌第7代」として公認されることになります。

「転掌代継門人候補科」の特色

最初は本部に来ることなく、八卦掌の原型武術・転掌を通信講座の形で一人で学ぶことができる点

当講座の最大の特色は、大清帝国末期に成立した当時のままの『弱者護身術拳法だった八卦掌(以下「清朝末式八卦掌」と呼ぶ)』を、通信講座という形で学ぶことができる点です。

遠隔地生科の「清朝末式八卦掌代継門人科」では、愛知にて対面指導を受ける必要がありますが、通信講座科では、愛知を訪れることなく学習を進め、修了することができます。

一代30数年で転卦掌を復活させ、国内外で唯一転掌を指導する一代宗師のノウハウを学ぶ本格通信と通学併用講座である点

現在国内で行われている武道・武術は、屈強な男性が、審判のいる試合で勝つための「格闘技」です。

これらの道場が唱える護身術は、その道場の、屈強な人間向け格闘技が元になっています。ゆえに、暴漢の暴力に真っ向から立ち向かう技法ばかりで、弱者には最初から無理があるのです。

武術を始めた理由から弱者護身にこだわった代表・水野は、八卦掌が本来持っていた特徴「弱者使用前提の護身武術」を、気の遠くなる時間の積み重ねで、現代に復活させました。成立当時のままの弱者使用前提護身術たる八卦掌を学ぶことができるのは、国内はおろか、世界でもほぼ八卦掌水式門だけ。

代表・水野は、昔日の八卦掌の持つ護身技術を分かりやすくし、それを日本全国で護身術を必要とする立場の弱い人に届けるため「護身術通信講座科」を開始したのです。

「徹底して距離(間合い)をとる一定時間生存術」習得が最初の目的であるため、女性・子供でも、対人練習環境のない人でも習得が可能である点

相手の攻撃射程圏内にとどまり、華麗な手わざで防御するのは、カンフー映画の世界だけです。

実戦では、刃物を持つのは違反、などというルールはありません。審判もいません。欲望達成まで、暴力は続行されます。

襲う人間というのは、体格・筋力等で勝るもの。非力な人間は、相手の攻撃射程内で、技や筋力で対抗してはいけません。

インターネットでは、「とにかく逃げろ」「大声をあげて逃げろ」という意見が見られます。しかし、ただ逃げるだけでは追いつかれるだけ。これらの情報は、身の安全を保ちながら逃げる具体的な方法を示さない無責任な情報であり、信頼する価値のない情報です。

代継門人候補科では、「徹底して距離(間合い)をとり続ける身法」と、「迫る敵に撤退しながら攻撃する身法」を説明し、一人で技術を高めるため「一人練習法」を詳しく指導します。これら技法と練習法は、動乱期の清朝護衛官武術・転掌の中核技法・・練習法であるため、信頼して命を預けてよいものです。

本当に「身の周りの物を使って護身する」ために、90㎝棒操術を通信個別指導

武術・護身術を説明する多く道場やホームページでは、「身の周りの物を使って護身する」ことを説きますが、具体的方法や技術体系はほぼ説明されていません。

当科では、転掌に伝わる、刀を身体で扱う身法と具体的刀操術、かつそれらの一人練習法を、棒操術で幾度も身を守った経験のある水野が、具体的に指導します。

転掌刀術などの転掌伝武器術は、立派な武器を携帯することが許されなかった宦官の武術です。その技術体系は、身の周りのものを使って戦うことを可能にする技術が盛り込まれています。それが転掌における武器術なのです。その 術理を身体にインプットすると、傘・杖・竹・工事現場の進入停止バー・日傘・バスタオル・カバンなどの「身の周りの物」が身を助ける道具として生まれ変わります。

「代継門人科」料金体系

入門費

なし。※しかし前納制ゆえ、申込み時、月の途中であっても8,800円を支払うこと。

月謝

以下の料金を、下記指定口座に、毎月20日までに前納すること。なお、領収書は発行しない。

8,800円(税込)

※前納なき場合は、理由の如何を問わず指導しません。

※月の途中での入門・月の途中での退門にあたっても、日割り計算による月謝の清算・返還はしません。

※仮入門にあたっても通常月謝となります。なお、通信講座部の通信講座では、無料体験も有料体験もなく、仮入門制を採用しています(通信門下生の立場であるため)。

※対面指導は、北陸転掌八卦門の教室にて受けてください。なお、通信講座部通信門下生は、転掌八卦門教室にて対面指導を受ける際、受講料を免除します(要事前連絡)。

指定口座 振込先情報

銀行名  :三菱UFJ銀行

支店名  :知立(ちりゅう)支店 店番号 412

預金種別 :普通口座

口座番号 :1213489

口座名義人:ミズノ ヨシト

「転掌代継門人候補科」申込みにあたっての注意点

  • 本講座の修了後もしくは通信門下生在籍中に、必ず北陸転掌八卦門に参加し、対面指導を一定量受けて技術の向上を図ること。通信過程を修了した者であっても、一定以上の実力を身につけた者でないと、代継門人となることはできない。
  • 動画投稿の手段となるYoutubeチャンネルの非公開設定投稿を事前に理解し、用意しておくこと。もしくは、動画を電子メールにて八卦掌水式館へ送信する環境を用意しておくこと。
  • 動画投稿の回数に制限はないが、前の投稿より一週間は空けること(一定量の一人練習をしないと上達しないため)。
  • 講座内で掲載される内容は、門外不出の内容となるため、漏えいしないこと(※無断の公開に対しては、厳格な対応をします)。退門した場合も守秘義務を負う。

「代継門人候補科」カリキュラム

「転掌代継門人候補科」における学習内容は以下のものとなります。

通信課程・仮入門科

  • 推掌定歩基本功(推・拍・蓋・平穿・劈・撩)
  • 転掌移動法
  • 斜め後方スライドと推掌転掌式

通信課程・本科

  • 「単換掌の術理」詳細。術理を支える翻身旋理・刀裏背走理
  • 単換刀で理解を深める翻身旋理・刀裏背走理
  • 単換掌と内転翻身斜め後方スライド対敵身法
  • 双換掌と外転翻身斜め後方スライド対敵身法
  • 「勢掌の術理」詳細。護衛を可能とする前敵スライド回避攻撃対敵身法
  • 勢掌単招式・遊歩連穿
  • 勢掌単招式・双按連穿
  • 勢掌単招式・平穿掌
  • 勢掌単招式・翻身拍打
  • 転掌刀術・陰陽上斬刀
  • 転掌刀術・按刀
  • 転掌刀術・上翻サイ刀
  • 転掌刀術・背身刀
  • 転掌刀術・扎刀
  • 転掌刀術・撩陰刀

対面指導課程

八卦掌水式館の本部道場(2025年現在は、石川県金沢市)にて、館長より直接指導を受ける。

八卦掌水式館 館長・転掌八卦門 開祖 水野義人のプロフィール

八卦掌水式門代表・水野義人の写真
プロフィールは写真をクリック

水野義人(活動名:水野式人)

八卦掌水式館館長。八卦掌第6世。楊家伝転掌第8世掌継人。転掌八卦門開祖。弱者生存の理「単換掌の術理」を用い移動遊撃戦で戦うことを特色とする、清朝末期頃成立当時のままの八卦掌原型武術「転掌」を、世界で唯一公に伝える、転掌グランド・マスター。

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転掌八卦門の開祖である館長の、転掌マスター養成ブログ更新中。転掌・八卦掌修行者のみならず、すべての武術において達人となることを夢みる方に有益な、館長の語録を随時更新中。

「転掌マスターへの道~転掌八卦門開祖・水野の達人養成ブログ」へ

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