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ウーマン・ライト・ガード|次代の指導者候補生の募集開始

ウーマン・ライト・ガード、次代を担う指導者候補生を募集

 

 

ライト・ガードでは、次世代の女性マスターを募集します。あなたに伝える内容は、清朝後宮の宮女が伝えた、宮中護衛官のシリアスな護衛武術です。

要人を守るため、時に人命をも奪う過酷な技法の集大成が、転掌八卦門です。転掌八卦門は、清朝親王府の宮女だった女性拳師によるもの。その技法は、刀術などの武器術を大変重視します。ライト・ガードでその道の完成を目指す者は、必ずや、映画「スターウォーズ」のジェダイのような、躍動に満ちた技術を身に付けるでしょう。

フィクションの中とは違い、転掌マスターの操る刀術は、生存と護衛の両方を目指すシビアなものです。その道のりは時に地味であり、かつ険しいですが、習得の暁に見えるものは、あなたの価値観を変えるものです。痩身など当たり前すぎてどうでもよくなるくらいの、マスター(達人)としての人生が待ち構えています。

警備会社では、男性社員顔負けの特殊警棒技術で、自信に満ちた警護・警備が可能となるでしょう。清朝末期の命を賭けた宮中護衛技術なのです。館長は、警備での護身の経験もあり、実戦における覚悟をも学ぶこともできます。

指導者候補生は少なく、それゆえ、しっかりと指導を受けることができます。将来、マスターとなり、北陸の女性の安全に寄与したい、警備の仕事に就きたい、中国拳法の達人になりたい。多くの希望を持ってください。そのための技術をマスターしたい、と考える方は、是非ご参加ください。

館長は、世界への活動を展開し始めています。貴女には、北陸金沢の地で、もしくは貴女の希望する地で、志ある女性への指導をお任せしたいと思います。

貴女が北陸地方に在住していなくても、ご連絡ください。ウーマン・ライト・ガードは、ボーダレス、そしてユニバースです。住んでいる場所の制約など、志一つでいくらでも克服できます。館長は、中学時代、愛知から関東に通い、楊家伝承者から免許皆伝を得て、現在に至っています。貴女にもきっと可能です。

以下で、詳しく募集する理由などを説明していきます。希望者は応募する際の参考にしてください。

女性の指導者候補生を募集する理由は

ライト・ガードには、間もなく多くの人が参加します。代表・水野一人だけでは目が行き届かない可能性があります。実戦における生存と護衛の技術を、練習会という一つのコマの中で、一人の人間が伝え得るのは、多くて5人程度までです。志ある将来の指導者候補生のアシストが必要です。

そしてその方は、女性である必要があります。女性同士での練習の方が、身体に触れるような技を、遠慮なく試すことができるからです。ライト・ガードで伝える転掌護衛技術は、もともと、敵との接触を避けながら戦うことが真骨頂です。しかし技術未発達の学習期間中は、相手の身体を借りて試すことも必要です。同性たる女性が適任である理由を分かっていただけると思います。

ライト・ガードは、自分護衛教程(護身技術教程)・警護人教程(護衛技術教程)・指導者教程に分かれています。ライト・ガードでは、本人の希望により、自分護衛教程だけで修了することもできますが、指導員候補者は、警護人教程まで学習してもらい、代表のアシスタントをしながら、指導者教程を終えてもらって、その後、指導者となってもらいます。

指導者となった後は|正式支部指導員以外なら、自由に縛りなく指導活動ができる

指導者となった後は、修了証と「転掌」「八卦掌」の掌継人証(免許皆伝証みたいなもの。発行無料)を渡しますので、制約なく、自由に、好きな場所で、教室等を持つなりしてください。

ライト・ガードでは、全国で護衛術を習得したい女性の方に向けて、金沢本部と同じ履修課程・料金体系による正式支部を、各都道府県に設けます。

正式支部で指導員として運営する場合は、本部に対して売上金の2割の支部運営費を納付します。例として、「ウーマン・ライト・ガード愛知」などです(広告費などに使用します)。しかし、個人で教室を開く場合は、そのような上納義務などは一切ございません。また個人で教室を開く場合であっても、ウーマン・ライト・ガード本部の名で正式に公認しサイト上にリンクを貼り、教室主催者の集客活動などを応援いたします。

今回募集の、指導者候補生として参加された方の料金体系

入会金・年会費無し。

練習会一回参加定額制。一回3,300円(当日お釣りの無い形で、現金で。※その月の3回目以降はなし。よって、月6,600円を越えません)。

体験あり。しかし有料体験(3,300円)。価値のある護身のための技術を体験してもらいます。しかし事前に連絡すること。場所は屋外の公園。2025年5月現在は、金曜日の夕方、18時~(曜日の変更あり)。場所は、申込者におって通知します(現在、金沢市内の公園)。

 

目指すのは、刀術護衛の達人である

ウーマン・ライト・ガードの先輩たちは皆、転掌刀術のマスターでした。

ライト・ガードでは、館長が転掌刀術を特に重視して指導していたからです。私も、刀術が最も得意です。そして最も好きな練習でもあります。

女性が刀術?そうです。女性だからこそ、手持ちの日傘などで対処できるのです。帰りが遅くなる、など、危険な状況が想定される方であれば、特殊警棒などの護身グッズの形態も、正当な理由があると考えられやすいでしょう

職務質問自体、女性が質問の対象となることは少ないため、警棒形状の道具で日頃から練習することは、実に現実的な練習となります。常日頃の携帯が期待できる警棒形状のもので練習することは、その方の護身力を大いに高めるでしょう。

退所手続きについて

ウーマン・ライト・ガードでは、所属生各人の自由意思により、いつでも退所できるように細心の注意を払い、退所時のトラブルを予防します。

申請退所と自然退所の2ルートを用意し、所属生が心理的障壁なく、自由な意思でいつでも退所できるよう配慮しています。

申請退所

退所を希望する方は、shiroikukmoajisai@gmail.com 宛に「退所します」とご連絡ください。その際、指導部に理由などを告げる必要もありません。

※一度退所したら、再度入所する際は、仮入所からの手続きとなります。

※メール内容は、「退門します」の一言を告げるだけで構いません。理由を付ける必要もないため、希望者は遠慮客お申し出ください。

※月謝制ライト・ガード生が、月途中で退所した場合でも、月途中精算や払い戻しは行いませんのでご了承ください。

自然退所

最後の練習参加、もしくは連絡から、半年以上何ら音沙汰もない方は自然退所とし、所属生の地位を失いますのでご了承ください。

Q:武器術は指導するのですか?必須科目なのですか?

Q:武器術は指導するのですか?また、必須科目なのですか?

A:刃物を持った相手に対しては、所持する折り畳み傘や、護身具で払いながら後退スライドして、機を見て離脱することが、弱者に残されたほぼ唯一の生存手段。身の回りの道具は、実際に日頃から練習しないと、使いこなすことはできない。よって生存を実現するために、武器術は必須科目となっています。

武器術は、女性護身術科では必須です。ウーマン・ライト・ガードでは、以下の武器術を必ず伝えます。

  • 転掌刀(てんしょうとう)
  • 遊身大刀(ゆうしんだいとう)
  • 双身槍(そうしんそう)
  • 双短棒(そうたんぼう ※双匕首、そうひしゅ)

それに加え、必須カリキュラムに入ってない水式館独自に伝わっている武器術として

  • 連身藤牌(れんしんとうはい)

連身藤牌とは、藤で出来た盾を片手に持ち、もう一方に70センチ程度の短刀を持って行う、戦場刀術の影響を受けた武器術です。

連身藤牌のみ、他派・他門派の文献で確認できない武器術であるため、代表は必須カリキュラムから外しています。希望者のみ、指導しています。私は代表より掌継人となる直前、希望して連身藤牌も修めました。私は双短棒術が最も好きであり、両手を使って戦う動作がよく似ているため、連身藤牌は以前より履修することを決めていました。

代表が学生時代、指導を受けた厦門近郊楊家には、虎衣藤牌兵舞踏が伝承されていました。その影響を受けて、楊家の中で編成された可能性があるため、転掌式八卦掌伝承の履修課程より外してあります。

八卦掌水式門では、刀術は「刀術先生」と擬人的に呼び、転掌式八卦掌の術理を理解するうえで、大変有効な技術であると考えています。よって代表・水野は、「転掌式八卦掌」という原初八卦掌を再現・再興した後も毎日欠かさず、刀術の練習時間を多く取り研鑽に励んでいます。

転掌が、転掌刀術、もしくは遊身大刀のどちらをルーツとしているか、果ては、転掌刀と遊身大刀が、どちらが先に技術が確立されたのか、もはや知る術もありませんが、転掌式八卦掌を習得・理解するうえで欠かすことができない技術であるのは、間違いありません。

水式門では、習い始めてから間もなく(本人が本入門を希望したあたりから)、転掌刀と遊身大刀・そして転掌の原型たる「単換刀」を習い始めることで、拳と武器の両側面から、「翻身旋理・刀裏背走理」を学習し初め、単換掌の術理の習得を目指し始めます。

武器術は、八卦掌の根幹にして中核たる技術を理解するためだけでなく、もっと現実的に、周囲の道具を即興で武器にして、身を守るために大変有効な技術となります。

初学のうちは、こちらの効用を楽しみに学習を進めていくと良いでしょう。私も、戦う場面を想定しやすい武器術は、大変面白かったです。

Q:ウーマン・ライト・ガードはなぜ屋外で練習を開催するのですか?

Q:他のカンフー道場は室内で開催するのに、なぜウーマン・ライト・ガードでは屋外で開催するのですか?

A:ウーマン・ライト・ガードの八卦掌は、成立当時の徹底した移動遊撃戦を採る八卦掌原型拳法『転掌』の技法を唯一伝える門派。徹底した移動遊撃戦の練習は、移動で防御攻撃をする転掌式八卦掌の現実攻防の真髄を体感するため、また、移動制御技術の未達な初心門弟では、壁や他の門下生に衝突する危険があるため、屋外で開催します。

太極拳や空手の教室は、室内開催が多いですが、ウーマン・ライト・ガードでは、基本すべての科における指導は、室外にて行います。

 

それは、ウーマン・ライト・ガードの指導する八卦掌が、徹底した移動遊撃戦を展開して戦う(身を守る)からです。

 

創始者は、清王朝の宦官(かんがん)であり、多人数相手の刺客・賊徒や強者の面前で技術で戦っていては、あっという間に倒されてしまい、清朝王族を守ることができません。

 

成立当時の八卦掌たる転掌では、宦官・女官・宮女が王族を囮(おとり)となって護衛するための護衛武術でした。

 

そのため、徹底的に移動して敵の攻撃を後方スライドでかわして、一定時間生存し、味方が救援くるまで時間稼ぎをしておとり護衛をしたのです。

 

現在の一般的な八卦掌は、八卦掌が宮中御用武術として有名になってからやってきた屈強な男性修行者が改良した、近代格闘術八卦掌です。敵の面前にとどまり、筋力と体格・技術によって敵を「倒す」武術へと変貌したのです(添付のイラスト参照)。

 

それに比して、ウーマン・ライト・ガードの各科・各部で指導するすべての八卦掌は、「転掌」当時の技術体系のままの、倒すより、生存、を第一にした、おとり護衛武術のままの八卦掌です。

 

よって、移動によって防御・攻撃をする技術を、身体で覚えなければなりません。そのためには、より大きく、時に大げさなほどに移動して(歩を刻んで)、そのうえで敵の攻撃をかわし、また敵に電撃攻撃をすることを繰り返して、転掌式八卦掌の中核術理を体得する必要があります。

 

狭い室内でこの攻防法を行うならば、衝突を懸念して移動距離が中途半端なものになり、真に昔日の八卦掌が求める術理を体感・理解できません。

 

また狭い室内では、移動制御技術が未熟な初心門下生は、壁や他の門下生同士に衝突し怪我をする危険が考えられます。

 

それゆえ指導を、大和町広場やクロスランドおやべなど、広い芝生広場がある屋外公園にて開催するのです。

Q:八卦掌原型「転掌」の技術体系は?

Q:転掌は、八卦掌の原型とのことですが、どのような技術体系となっているのですか?

A:八卦陰陽理論を受ける前の、「転掌」名称時代の技術体系のため、「八」の概念にとらわれない、シンプルな技術体系です。3つの基本技と、それらで習った術理に沿った武器術を、徹底的に繰り返す、持久力重視の実用一辺倒の囮(おとり)護衛の武術です。

以下に、転掌(転掌式八卦掌)における技術体系を示します。代継課程と掌継人課程に分けて列挙してあります。基本的に、上から順に学習していくことになります。

転掌式八卦掌は、各技・各型ごとに、「8」という数字でまとめる、という概念が存在しません。よって、八母掌・八大掌・老八掌などのような、八で構成された型は存在しません。

八卦陰陽理論の影響を受ける前の、「転掌」名称時代の技術体系ゆえ、当然のことです。

転掌式八卦掌では、技法の土台はあくまで「抓地牢(そうちろう)」であり、単換掌の術理・勢掌の術理によった、3つの基本技(単換掌・双換掌・勢掌)があるのみです。転掌式や単招式は、あくまでこの3基本技の変化型的立場となります。

よって、抓地牢と、この3基本技を徹底的に繰り返し術理を極め、それを武器術に用いることになります。武器術は、この3技法で学んで術理で扱うことができるように、構成されています。

成立当時の昔日の武術であるため、難しい拳理などは一切ありません。当時の修行者は、文字が読み書き出来ない者ばかりであるため、技術体系はきわめてシンプルであり、単純でした。しかし「単純・シンプル=簡単」ではありません。膨大なくり返しによって、初めて弱者は強者の力任せの暴力に対抗できるのです。

それは必ず頭に入れておいてください。お気軽な護身術教室ではなく、弱者が強者の暴力によって殺傷・蹂躙されることが当たり前であった時代の、囮(おとり)護衛武術であることを忘れないでください。

【ウーマン・ライト・ガード・自分護衛課程(代継課程)】

◆抓地牢(そうちろう・移動身法の習得)

◆翻身旋理・刀裏背走理による単換掌の術理(斜め後方スライド時身法の習得)

◆前敵に対処する勢掌の術理(多人数戦時、振り向き様に居る前方向敵への対処けん制身法、もしくは、要人を襲おうとする敵に対する電撃攻撃身法)

◆単換掌(移動遊撃戦時、斜め後方から視界にはいってきた敵に対処する最もシンプルな対処技の学習)

◆双換掌(多人数敵に対処する際の基本となる身体操作法の学習)

◆勢掌(振り向き様敵に、スライド回避して攻撃することで防御攻撃することを学習)

◆単招式(勢掌の身法によった前敵対処の変化型)

◆単換掌・双換掌における対敵手技の変化型たる転掌式(単換掌の術理に沿った斜め後方敵への対処技の変化型)

◆単換刀(単換掌の術理の土台「翻身旋理」・「刀裏背走理」を学ぶ転掌原型技)

◆転掌刀術(単換掌・双換掌の術理によって再編成された転掌専門刀術)

【ウーマン・ライト・ガード・警護人課程(掌継人課程)】

◆三絶殺手

暴徒の急所を公開不可技法にて攻撃し絶命させる、清朝宮中内女官の護身技法。女性護身術科では、掌継人へ進むことを希望した者に、掌継人課程で最初に指導する。男性修行者は、掌継人課程修了後に指導する。

◆遊身大刀

槍などの長い武器を、刀の身法にて振り回して戦うための武器操法。後世に生まれた「八卦大刀術」とは無関係。

◆双身槍

長棒の両端に鉄のとがった刃部が付いたことを想定した技法で構成される、通り過ぎ攻撃専門・転掌独特の棍術的な長棒操。

◆双匕首

両手に持ったナイフで、敵の末端部血管を切って失血死させることを想定した、宦官使用前提の暗器的武器術。