八卦掌水式館の「転掌八卦門」|世界武術・転掌の本部道場

八卦掌原型・清朝護衛官武術たる世界武術「転掌」を世界で唯一伝える水式館本部(現在石川県金沢市)

転掌八卦門は、董海川先師から、福建省楊家そして八卦掌水式館館長・水野義人への伝播された清朝宦官護衛官武術「転掌」と、清朝の宮女(きゅうじょ)であった転掌三世の楊家武術開祖が開いた「転掌式八卦掌」の全伝を伝える、本格的な中国拳法伝統門です。

転掌八卦門の入門方法

入門者は、例外なく、転掌八卦門の仮入門より一歩を踏み出すことになります。申込方法に沿って、入門申請をしてください。

※「2025年夏まで「初伝科」を設け、一定時間生存術の習得のみを目指す者にも門戸を開いていましたが、申請者の非常識的行為が多々見受けられたため初伝科を廃止し、転掌の伝承希望者のみを対象とすることにしました。

転掌八卦門の申込方法

転掌八卦門のお申込みは、こちらのフォームより、以下の項目を誠実に記載し、応募してください。

  • 本名(必ず、漢字・フルネーム・本名で記載すること※)
  • 生年月日(※省略せず記載すること。例:2004年12月8日)
  • 現住所(※建物名まで省略せず記載すること)
  • 連絡用メールアドレス
  • 志望動機(※申請時選考の重要な参考資料とさせていただきます。簡素なものは不可)

練習場所などは、記載いただいたメールアドレスにメールにてお知らせします。

「転掌八卦門」の入門要項

転掌八卦門の2025年現在の主な指導場所は、石川県金沢市となっております。

※2024年より伝承活動を行ってきましたが、転掌伝承を真摯に志す者からの応募はありませんでした。よって、現在拠点接地指導形態から、拠点を持たないで全国へ伝播する指導形態経の意向を準備しています。その点を踏まえ、希望者はお早めにご申請ください。

開催場所・開催日時

開催場所

開催場所:石川県金沢市もしくは白山市内の公園(屋外)。申請時選考合格者に、選考結果連絡時にお知らせいたします。 ※基本的に、災害級の天候でない限り、練習は決行しております。

※災害級の天候でない限り、練習は開催しております。

※過去に練習の無断拝見やアポなし訪問が頻繁に発生したため、場所は非公開となります。

開催日時

水曜日:18時30分~20時30分

門の料金体系

入門費

5,500円(税込)

月額料金

月謝制:8,800円(税込)となります。

※月謝は前払い制となっております。前月の27日(27日が土日祝祭日の場合は、明けた平日まで)までに、下記口座にお支払いください。後払いには例外なく応じませんのでご注意ください。

※未払いのまま当月を過ぎた場合、例外なく退門となります。以後、入門は認めませんのでご注意ください。

※無料体験はございません。

【八卦掌水式館 指定口座】

  • 銀行名  :三菱UFJ銀行
  • 支店名  :知立(ちりゅう)支店 店番号 412
  • 預金種別 :普通口座
  • 口座番号 :1213489
  • 口座名義人:ミズノ ヨシト

指導内容

転掌(董海川伝)

宦官(かんがん)であった董海川先師が、清朝後宮在宮時に、宦官・宮女らに護衛武術として指導していた武術。後に董先師が在野したのち、男性修行者らに指導した、八卦掌の原型となった格闘術的内容と目的が異なる(技の形は同じ部分が多い)。

弱者使用前提・生存第一主義・敵の力に徹底してぶつからない路線を貫く。武器の使用が前提。

短期におとり護衛を実行させるため、練習する型の数は、単換掌・双換掌の2つのみとなる。単換掌・双換掌で学んだ身体操作法を元に、70センチ程度の短棒操法・90センチ程度の中棒操法・200センチ程度の長棒操法を練習し、身の周りの日用道具で護衛を果たす。

八卦陰陽理論等の難解な術理は一切なく、徹底した移動と、翻身旋理・刀裏背走理による斜め後方スライドの術理によって我が身を逃しながら、襲撃者と相対するシンプル・実用一辺倒・生存第一の武術である。

楊家転掌式八卦掌(福建省楊家 宮女開祖伝)

董海川先師が後宮にて転掌を指導していた頃、後宮内で宮女の身分であった宮女開祖(門伝により名称非公開・代継門人以上に告知)が習った数々の技法を、整理し後代に伝えたもの。試合用格闘術化していく武術界の中で、弱者使用前提を楊家後代に厳格に守らせたため、弱者使用前提の武術・転掌の技法がそのまま貫かれている。

宮女開祖は、後宮を出宮したのち、福建省において普及活動をする。本場北京で八卦掌と名前が変わったことに合わせその名に合わせ、董師から指導された数々の技法をまとめ、転掌式八卦掌とする。しかし時代の流れに抗するその技術体系ゆえ、転掌式八卦掌は楊家後代のみが習う家伝武術と化し、歴史からその名を消してしまう。

後宮在宮時、指導の中で董師より指導を受けたいくつかの変化型をまとめ、主要転掌式として整理。董先師より伝えられた武器術を「転掌刀」「双身槍」「遊身大刀」「双匕首」「連身藤牌」と明確に命名し、基本型を整理する。

転掌八卦門における修行体系

転掌八卦門には、三段階の修行過程があります。初期修行は、斜め後方スライド撤退戦(単換掌理)による自分護衛(一定時間生存術)。初伝後の「代継門人科」は、マクロスライドと、前敵スライド回避攻撃(勢掌理)による対多人数要人護衛。代継門人候補課程を修了した者で希望者は、拝師弟子たる代継門人とし、転掌9世・転掌式八卦掌7世となります。そして最終過程たる「掌継人科」では、ミクロスライドを用いた、エキスパート襲撃者対応の、変則スライド撤退戦による、対一人要人側近護衛を学びます。

当課程を修了すると、正式な伝承者となり、一切の伝承活動を制約なく行うことができる者であることを、弊館・水野の名において公認します。

転掌修行過程

初伝科は、護身術として転掌式八卦掌を学びたい方に適した内容となっています。転掌の目指す護衛方法(自分を一定時間生存させておとり護衛を果たす護衛方法)の基礎は、自分自身を一定時間護衛することが大基本だからです。初伝科では、全国で学ぶ諸氏の護身成功を実現するため、初伝であっても昔日の秘伝を含めて伝えます。よって、初伝であっても、入門申請時選考を採用しています。

代継門人科は、要人護衛を念頭に入れた技術体系を指導します。人を守るために、シリアスで冷酷な技法も登場します。人の生死に影響する重大技法を教授するシリアスな教程であるがゆえ、初伝修了時、代継門人候補課程に進む希望するの者には、選考があることを、念頭に置いてください。選考をクリアし、掌継人科に進んだ者は、転掌八卦門における拝師弟子である「代継門人」とし、転掌9世・転掌式八卦掌7世を名乗ることを認めます。

苦闘と模索の上に成立し伝承されてきた「転掌八卦門」では、館長が受けてきたのと同じように、昔日の中国武術における伝統的指導方式を採ります。拝師制を採用し、「八卦門」の伝統指導形態を採用します。

逸話や伝承の中で語られる、中国伝統武術の本格的修行形態の中で、八卦掌の原型にして真髄を学びたいと考えている方は、初伝科から味わうことができるでしょう。本当に使える護身術、そして、伝説の達人・董海川先生の創始当時の技法を学びたい方は、転掌八卦門をご検討ください。

中国拳法八卦掌伝承系統図

転掌八卦門 指導者公認制度

水式館における指導者公認制度について説明します。八卦掌水式館の公認を得るためには、各段階ごとに以下の条件を満たす必要があります。

転掌の技法は、そのすべてが生存に直結し、時に他人の生命を脅かすこともあるため、公認された指導者の質の維持が求められます。水式館にて指導を受けないで内容の伴わない不完全な技術を指導されることによる、習う側の損害を防ぐための措置です。

下記の要件を満たさない者について、例外なく、水式館は公認を致しません。公認者には必ず、転掌護身術インストラクターには、「転掌護身術指導員証書」、代継門人には「代継門人証書」と「系統証書」、掌継人には「掌継人証」と「系統証書」を、館長・水野義人の証明印を押印して付与します。指導をする際は必ず、教室内の見えやすい箇所に提示し、学習者に提示を求められたら必ず提示してください。

※転掌学習希望者で、かつ、指導を受けようとしている指導者が正式に公認された者であるかどうかを確認するには、水式館指導部までメール「shiroikukmoajisai@gmail.com」にて、その者が公認者であるかどうかをお問合せ下さい。

一定時間生存術の基礎を指導する「転掌護身術インストラクター」

転掌八卦門の初伝課程(2025年まで開設されていた初伝科とは違う)を修了し、かつ「一定時間生存術」を指導するための技術を館長より教わり一定レベルに達した者には、「転掌護身術インストラクター」として水式館の公認道場・教室一覧にて掲載し、公認します。

初期護衛技術指導の「代継門人」

代継門人課程を修了し正式に代継門人となり、かつ「おとり護衛技術」の指導の技術を館長より教わり一定レベルに達した者には、「初期護衛技術指導可能者(指導可能教室)」として水式館の公認道場・教室一覧にて掲載し、公認します。

全伝伝承者たる正式伝承者「掌継人」

掌継人課程を修了し正式伝承者たる掌継人となった者には、「全伝伝承者・掌継人」として水式館の公認道場・教室一覧にて掲載し、公認します。掌継人には、正式支部での指導でない限り、指導に際しての制約はありません。

転掌八卦門オンライン全国道場について

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転掌八卦門の定期的開催の講習会情報|転掌護身術独学システムの一貫でもある講習会について

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転掌・転掌式八卦掌の講習会で指導するのは、転掌に伝わる「一定時間生存術」です。一定時間生存術は、過剰防衛に敏感で、護身グッズすら自由に所持できない現代の日本の護身術として最適です。

日頃『最低限の時間で仕上げる護衛武術「転掌式八卦掌」弱者護身術』もしくは独学システム部 にて独学をしている方は、この機会にご参加ください。

八卦掌水式館 館長・転掌八卦門 開祖 水野義人のプロフィール

八卦掌水式門代表・水野義人の写真
プロフィールは写真をクリック

水野義人(活動名:水野式人)

八卦掌水式館館長。八卦掌第6世。楊家伝転掌第8世掌継人。転掌八卦門開祖。弱者生存の理「単換掌理」を用い移動遊撃戦で戦うことを特色とする、清朝末期頃成立当時のままの八卦掌原型武術「転掌」を、世界で唯一公に伝える、転掌グランド・マスター。

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転掌八卦門の開祖である館長の、転掌マスター養成ブログ更新中。転掌・八卦掌修行者のみならず、すべての武術において達人となることを夢みる方に有益な、館長の語録を随時更新中。

「転掌マスターへの道~転掌八卦門開祖・水野の達人養成ブログ」へ

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