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年金生活サバイバル術心得~普段より訓練せよ

年金生活中において危機に陥ったときに採るサバイバル術は、大自然の中で生きるか死ぬかを賭けて行うサバイバル術と比較すると、幾分マイルドで易しいものです。

それは、その術が文明生活の中で行われるからです。人間の生命維持に絶対に欠かすことができない水は、公共の施設(公園など)にいけば確保できますし、ライフラインが止められていても住居があるならば、その場で雨露や寒さをしのげるからです。

しかしそうはいっても、文明生活の中で生活してきた私たちにとって、ライフラインがなくなるだけでも、精神的に深刻なダメージを受けるでしょう。よって、危機に陥る前から訓練をし、「いざとなっても大丈夫。何とかなる」という安心感を得ておきます。

危機に陥った状態でゼロから術をスタートするのは、精神的に敷居が高いものです。心が平静な状態から訓練することは、手間ではありますが、時間を割いただけのメリットをもたらします。

ではこのページで、平素からの訓練の重要性と、その訓練方法を説明していきましょう。

平素より訓練することの重要性

 サバイバルテクニックも、他の全ての技術・スポーツと同じく、事前の勉強と練習が必要となります。

 例えばどのような救急救命法も、事前の準備・訓練なくしてはうまく行えません。自分が心肺停止状態の人を見つけたとします。倒れた場所近くに運よくAEDがあったとしても、事前にその使い方を知らなければ自信をもって行うことができません。そうなると貴重な時間をロスし本来の効果を生みだすことができなくなります。

 サバイバルの状況も同じです。いざどうしようもない危機が訪れた時、それからサバイバルの知識を得ようとしても、危機来襲によるパニック状態では、なかなか前向きに学ぶことができません。

 事前に練習していてもしばらくは危機に面した現状に茫然とするかもしれません。しかし一通り悩んだ後に、すぐに生きるための作業に取りかかることができます。

 作業に打ち込むことは、目の前に横たわる厳しい現実に立ち向かう勇気を与えてくれます。そして作業に打ち込むことで落ち込んだ気持ちがリフレッシュし、前向きな気持ちとなるでしょう。

平素における効果的な、サバイバル術四段階訓練法

 さて、日ごろからのサバイバル術の練習が大事なことがわかっていただいたところで、さっそく実践に入りましょう。サバイバル術は、頭でわかっていても実際に行動してみなくては決して身には付きません。ましてや、いざ危機に陥ったときならばなおのことです。

ここでいう「サバイバル術」は、野生動物を殺してそれを食する、というような極限状態でのサバイバル術とは違います。しかしそうであっても、練習しておくと、いざという時にうろたえることなく対処することができるでしょう。

ここで、平素においてサバイバル術を身につける効果的な訓練方法を紹介しましょう。この訓練方法の段階は、以下のたった四段階です。

  • (1)まず最初にサバイバル本を読み、心に安心感を吹き込む
  • (2)「衣」・「食」・「住」・「衛生」・「医療」の5つをクリアする方策を自分なりに考えてみる
  • (3)日常生活の中で練習できることを実践しつつ、道具をそろえる
  • (4)そろえた道具・学んだ知識をもとに、家を飛び出て野営(キャンプ)してみる

各段階について、説明をしていきたいと思います。

(1)まず最初にサバイバル本を読み、心に安心感を吹き込む

 年金生活サバイバル術心得~手元にあるもので工夫せよで触れたように、サバイバルテクニックを学ぶには、まず先人の知恵をまとめた書籍に触れる必要があります。

 図書館に行き、そこで関連の本を探します。サバイバルテクニックを学べる本があったら、とりあえず借りてみて一通り読んでみます。

 年金生活で現実的にサバイバルするには、「衣」・「食」・「住」・「衛生」・「医療」の5つが最低限必要です。もちろんこれら5つが完全にそろわない状態でサバイバルすることも可能です。しかし文明の中で生活することに慣れている私たちには敷居が高すぎます。そのような過酷なサバイバル生活は、いよいよお金が底を尽きて、ライフラインが止められてから行えばいいのです。まずはこの5つをそろえ、維持することに全力を尽くします。

 その気持ちを念頭にして、サバイバルブックを読みます。モノ・お金がないと思っていた今の生活が、いかに恵まれた環境であるかわかるでしょう。サバイバルブックの中に書いてある内容が、今の自分の生活のなかではほとんど行わなくても済むものばかりだと実感できるハズです。本を読むことで、このように心に余裕が生まれてきます。そして今の生活よりもっと苦しくなっても生きる術はあるのだ、と分かり心が楽になります。

(2)「衣」・「食」・「住」・「衛生」・「医療」の5つをクリアする方策を自分なりに考えてみる

 心が楽になったところで、「衣」・「食」・「住」・「衛生」・「医療」の5つをどのようにクリアしていくか考えてみましょう。

 「衣」「住」は、新しいモノを望まなければ今まで使っていたモノで十分対応できます。着古した服、住みつくした家でもいいのです。新しいモノ、新しい環境を望めば、そこにはどうしても余分なお金が必要となります。今このサバイバル状況では、余分なお金など一切ありません。新しいものを望むことは、今の状況では叶わない願望を持つことと同じであり、叶わない以上そこには大きなストレスが生まれてしまうでしょう。

 「医療」については、国民健康保険を支払うことに集中すればいいでしょう。そして、市で行われる格安の健康診断を積極的に受診することで、健康のチェックをしていきます。病気を治すよりも、病気を予防したほうが安上がりだからです。

 「衛生」については、水道と電気を確保することで、保つことができます。水と洗剤(自作の石鹸もしくはボディーソープ等)を使い、身体・住まいをコツコツときれいにしていきます。衛生に気を使うことで、病気を防ぎ、心をリフレッシュさせます。家がきれいだと、たとえどれほど経済的に苦しくても心が穏やかでいられます。食器用洗剤とボディーソープを最低限そろえることを勧めます。食器や水回りをこまめに洗うことで、食中毒を防ぐことができます。ボディーソープは、手と身体を清潔に保つうえで役立ちます。

 最後に「食」ですね。「食」については、経済状態が厳しくなった時にもっとも安易に削ってしまわれがちです。「住」・「衛生」・「医療」に関する出費は、毎月決まって支払わなければならないことが多いので、これらを削ることはできません。食べることならば、「しばらく自分が我慢すればいいだけだから」と考えてしまうのですね。

 しかし食べる量を厳しく抑えると、必ず大きな反動が来てしまいます。食欲は人間の三大欲求の一つ。最初は我慢できても、後々耐え切れなくなります。

 「食」を抑えるためにできること・・・それは、市販品やお店の惣菜に頼らないで、なんであれ自分で作ることができるようになることです。まずここからスタートしましょう。そのためには、家に安く手に入る調味料(塩・砂糖・醤油・みりん・料理酒・味噌・かたくり粉・ケチャップ・マヨネーズ等)・料理の原材料(野菜・肉・卵等)をそろえることからスタートします。そして料理本等を参照にして自分で作ってみることです。

 例えば、お好み焼きを食べたいと思います。その場合、お店で買うのではなく、家で自分で作るのです。市販のお好みソースも買わず、自分で作ります。惣菜コーナーのお好み焼きを買えば、一人前で400円くらいしてしまいます。しかし自分で作れば5~6人前がソースを含め1,000円くらいで作れてしまうのです。

 自分で何もかも作ることが、サバイバルの基本です。罠をはって動物を捕えて食べる・・・などというマニアックなサバイバルテクニックに走る前に、お店にある安価な食材を使って何でも作ってみましょう。

(3)日常生活の中で練習できることを実践しつつ、道具をそろえる

 日常の中で手軽にできることを実践しながら、本格的なサバイバル状態に役立つ道具をそろえていきます。

 そろえる、というと、新たに買うことを想像しますが、そうではありません。今家の中にある道具を見渡し、ほかの用途に使えないか考えてみます。そして手を少し加え、代用してみましょう。

 他の用途に使うことができたら、新たに買わなければならない道具は一つ減ったことになります。

 例えば炊飯器。もし壊れてもフライパンとフライパン鍋があればごはんを炊くことができます。そうなると、炊飯器は日常生活でどうしても必要なもの、と言えなくなります。そのようにして道具の用途を広げます。

 工夫で道具の可能性を広げたら、それは道具を新たに加えたのと同じことになりますね。

(4)そろえた道具・学んだ知識をもとに、家を飛び出て野営(キャンプ)してみる

 日常でいろいろなことを試したら、外に出て野営(キャンプ)をしてみましょう。今まで練習したテクニックに自信を増しどんな状態に陥っても生きていける、という安心感を得るための、最後のステップです。

 スポーツ用品店で売られてるようなキャンプ用品は持っていきません。日常生活で使いこんだ珠玉の道具たちを持って、シンプルかつ工夫に満ちた野営を展開します。

 野営して何日か生活できたら、あなたの生存スキルに自信を持ってください。今の状態で家に帰ったら、お金がなくてもモノがなくても、実に恵まれた環境で暮らしていることが実感できるハズです。

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