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年金生活サバイバル術心得~常に冷静さを保て

年金生活の中で危機的な状況が発生すると、現役時代と比べて生活費にゆとりが少ないことも相まって、必要以上に深刻な精神状態になってしまいがちです。

しかし冷静さを保つことだけでも、危機的な状況を打開できる可能性が広がるのです。冷静さを保つことに新たなお金は必要ありませんので、危機的状況に陥った時には、まず冷静さを保つように務めましょう。

しかしいざ危機が発生してみると、頭では冷静さを保つことが重要だとわかっていても、なかなかできないものです。そこでこのページでは、冷静さを保つための具体的な施策を紹介したいと思います。

その具体的な施策にも一切お金は必要ありません。紙と鉛筆、そしてあなたの頭さえあれば今すぐにもできる内容となっています。今危機が発生しているあなたは、さっそく取り組んでみましょう。具体的に行動すること自体が、冷静さを生み出すもとになるのですから。

まだ危機が発生していないあなたは、いざという時の予備知識として、頭に入れておいてください。

冷静さを失うと判断力が低下し、サバイバルのための行動に影響を及ぼす

生活費を稼がなくてもいい平穏さが、ストレス耐性を弱める

 年金生活を送る中で、平凡な生活を揺るがす危機が発生するとたちまちパニックになってしまいます。

 平素よりサバイバルテクニックを訓練している人でも、危機発生時にパニックに陥らないとは限りません。常日頃から危機発生を考えていなかった人は、なおのこと気持ちが混乱してしまうでしょう。危機の深刻さの程度は問題ではありません。危機の内容も問題ではありません。日常と違ったことが発生しただけで(その内容が不利益なものであればなおのこと)、当事者の心は乱れてしまうのです。

 なぜでしょうか?

 定年前は、職場でのストレス・ローンの支払い等による切り詰めなどのストレスにさらされ、精神的にタフな状態を維持できました。しかし年金生活になって働くことなく生活費が入ってくる状態になると、生活のために仕事に耐える等のストレスから疎遠になり、ストレス耐性が落ちて容易にパニックにのまれてしまう傾向があります。

 サバイバルテクニックにたけている年金生活者が平素から練習をしていたとしても、それはストレスにさらされている状態ではありません。しかし仕事等での危機は、本人に強いストレスを与えます。繰り返すトラブルを処理する中で、おのずとストレス耐性が備わっていたのですね。

冷静さを取り戻すことで、不安ながらも次の行動をとることができる

 何かしらの形で社会で働いていた方(自営・フリーランス・サラリーマン・正規非正規を問わず)であれば、以下で挙げる危機発生の混乱に対する処方箋を実行すれば、危機に立ち向かう気力を取り戻し、状況を改善するための行動をとることができるようになるでしょう。

 しかしそのためにも、「状況把握・分析・計画・実行」するための思考過程が必要となります。ふさぎ込んでいたり、自暴自棄になった状態では、これらの行動はとることができません。ほんの少しでもいいので、冷静さを取り戻すことが必要なのですね。

 考えてみてください。発生した危機は深刻なものかもしれませんが、今すぐに何もかもを失ってしまう事態でしょうか?

 もし少しでも状況を改善できる余地があるのならば、今一度立ち向かってみてはいかがでしょうか?皆様が現役時代に乗り越えてきた多くの危難と比して、今回発生した危機はそれほど苦しい者でしょうか?たとえ苦しいものであったとしても、人生において様々な経験を積んでこられた皆様を完全に押さえつける事態であることは稀だと思うのです。

 以下で、冷静さを取り戻し、かつ冷静さを保つための行動方法を述べていきたいと思います。

パニックに打ち克ち、冷静さを保つための処方箋

 危機が発生して気持ちが落ち込んだとしても、その場でふさぎ込んでいては状況はよくなりません。やはり行動が必要となってきます。落ち込んだ気持ちを打ち消すためにも、今できることから行動していきましょう。下の四つの段階を見てください。

  • 今発生している問題を列挙する
  • 問題が発生した原因を探る
  • 原因を克服するための大きな計画を立てる
  • 大きな計画を作成後、それを実現するための具体策を挙げ、日常のサバイバル行動と併せて実行していく

 これは、「特定の目標を実現する時」や「発生した問題を克服する時」に会社や軍隊が利用するステップです。危機におちいった私たちが利用しない手はありません。以下でこれらの各段階について、私の経験も交えて説明していきましょう。

今発生している問題を列挙する

 かの孫子の兵法の名言である「敵を知り己を知れば、百戦して危からず」(敵の状況を知り自分の状況も知れば、百回戦ったしても危機的敗北をすることはない)とはよく言ったのものです。まずはあなたを悩ませる問題が何であるのか知ることです。

 その問題は複数あるかもしれません。その問題は何か他の問題とかかわっているかもしれません。

 問題の全体像を見ます。問題をハッキリさせることは、意外と重要なことなんですね。

問題が発生した原因を探る

 あなたを悩ます問題は、何が原因で発生したのかを知る段階です。

 外からの要因が原因か?それともあなたの生活習慣等が原因なのか?重要なことは、一つ問題は、一つの原因から発生したことは、実に稀なことだということです。

 問題一つを取り上げて分析してみてください。その問題を発生させた可能性のある要因は、たくさんあなたの中に浮かぶはずです。中には、その原因の所在が、何十年前から続く習慣から引き起こされている場合があります。

 問題をハッキリさせたら、その問題の原因とトコトン向き合ってみることです。人の意見は参考程度にして下さい。問題の原因を一番知っているのは、まぎれもなくあなた自身なのですから

 「年金だけでは生活費をまかなうことができない」という問題をあなたが挙げたとします。ここではどういった原因が考えられるでしょうか?「働いていた時と同じ生活レベルを維持しようとしている」などが考えられますね。また「定年後も子供に仕送りをし続けている」などの現状もあるのならば、それも原因としてあげてもいいでしょう。コツは、思いつく要因をとにかく挙げることです。

原因を克服するための大きな計画を立てる

 あなたの中で問題の原因がそれなりに絞ることができたら、次は問題解決のための大きな道筋を考えましょう。

 この段階では、大まかな計画でいいのです。いわばここで挙げる対策は、「中間目標」みたいなものですから。

 先ほど挙げた原因を見てみましょう。「働いていた時と同じ生活レベルを維持しようとしている」に対しては、どのような方向性で改善の計画が立てられるでしょうか?考えられる手段としては、「シルバー人材派遣センター等に登録して、パート労働をする」や「生活レベルを見直す」等の計画が立てられるでしょう。

 この段階をこなすと、いよいよ具体的な行動計画を、無駄なく合理的に立てることができるようになります。

大きな計画を作成後、それを実現するための具体策を挙げ、日常のサバイバル行動と併せて実行していく

 いよいよ具体的な計画を立て、実行していきます。複数の大まかな計画を、同時進行でこなしていきます。

 それぞれの大まかな計画ごとに、思いつく具体策を列挙し、それらに優先順位をつけます。そして一週間の間で最も優先順位の高いものを抜きだし、日常のサバイバル行動と併せて実行していきます。

 大まかな計画が4つあるならば、一週間のうちに各計画中のもっとも優先順位の高い具体策(つまり4つの具体策)と日常サバイバル行動を実行する、という感じです。

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