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日本の夏の「車中泊」、快適・安全マニュアル

夏の車中泊は、風呂もポイント

高温多湿で、蚊も多い日本の夏・・・。最近は安全神話も崩れ、特に夏は変な輩が増える季節となってきました。。

そのような過酷な環境において、エアコンが効いてない車中(エンジンのつけっぱなしは避けるため)で快適・安全に夜を過ごすのは、それなりの用意と工夫が必要となります。

夏の車中泊のポイントは、第一に、室内の気温の管理と熱中症対策。第二に、蚊対策。第三に、清潔対策。第四に、防犯対策です。

これらを全部クリアするために、新たにそろえなければならない道具もあります。また、車中泊をする場所にも気を遣う必要もあります。

このページで、4つのポイントを抑えるための方法と、道具の紹介、気を付けるべき点を、管理人の経験をもとに解説していきたいと思います。

蚊などの虫対策は、車窓用防虫ネットと持ち運び式虫よけ器で決まり

基本は持ち運び式の虫よけ器

 日本の夏場において最大の敵と言っていい「」。蚊がいるといないとでは、車中泊に与える快適さの違いは計りしれません。

 夏場の車中泊(車中泊に限らずテント泊でも)では、この「蚊」対策に最も力を入れるべきであると考えています。

 夜に蚊がいて眠れないと疲れが日に日に蓄積していき、しまいには交通事故などを起こしかねません。

 車中泊の旅では、夜にぐっすり眠ることが出来るように対策を立てるのが最も重要です。

 私の蚊対策としては、電池で使える持ち運び式の虫よけ器(電池式のノーマットタイプ虫よけ器)を使っています。これらは安価で手軽で効果も良好なので、利用しない手はありません。

  

 以前、本当の線香式の煙が出るタイプを車内で使用したことがあるのですが、煙がモコモコになって不快だった(安全上もよろしくない)ので、電池式のノーマットタイプに変えました。

 手軽さと効果のほどで満足しています。車内に侵入してきた蚊を仕留める対策の次は、窓を開放しても蚊が入ってこないようにする対策です。

涼しさ対策と蚊対策を同時に達成する、車窓用防虫ネット

 ノーマットタイプの虫よけ器だけでは真の快適性は得られません。なぜなら、窓を閉め切らないと虫よけ器だけで蚊の被害を防げないからです。かと言って窓を閉め切ると・・・そうです、夜とはいえ車内がムシ暑くなってしまうのです。

 そこで考えられる対策は、蚊侵入防止用のネットを窓に取り付けることなのです。

 これで蚊の侵入をシャットアウトしつつある程度の通気性を確保出来ます。今は下の製品のように、防虫ネット類の商品がたくさん販売されています。

  

 安全対策としては、窓を完全にオープンにし過ぎないことでしょうか。風がある程度あると、涼しさも増すのでしょうが、そればかりは天候次第といったところでした。

 取り付け方法は意外と簡単です。ユーチューブで、上の商品の簡単な使い方の動画が紹介されていました。

 ◆ユーチューブの関連動画へ

手軽に冷たい水を補給できるようにしておく

 夏場の疲れの原因として、水分不足が挙げられます。

 いくら車内泊が夜だからといって、失われる水分の量はけっこうなものであります。夏は冬以上にこまめな給水が必要であります。

 私が寝起き時に給水する時は、結構冷た目の水を飲んでいました。皆さんにも経験が無いでしょうか?寝起き時に冷蔵庫から冷たいお茶を取りだして飲んだ時の涼感さを。

 車中泊では自宅で寝ている時ほど手軽にトイレに行くことが出来ないので、飲む時の水分は冷たい水にしています。麦茶等は確かに美味しいのですが、利尿作用がありトイレに行きやすくなるからです。

 車中泊時は、魔法瓶タイプの大きめの給水タンク(10リットル前後)を一台車にしのばせております。その中に入れてあるのはもちろん水。氷を入れ、適度に冷やしてあります。

  

 寝るときは小さい魔法瓶水筒に500ml入れ替え手軽に飲めるようにしてあります。

 10リットルくらいあると、手洗い・洗顔にも惜しげなく使う事が出来ます。その点も、水を選ぶ大きな理由であります。もっとも、お茶を10Lも入れることはありませんが。

風呂は一日ごとに入る

 車中泊ですと、一日ごとに風呂に入ることは意外と面倒くさくなります。

 しかし、夏場は日中の暑さも相まって体が汗で汚れており、かなりべとついています。そのままの状態で寝ようとしても、気持ち悪さから意外と寝付きにくくなります。

 日頃体を入念に洗っている現代人にとっては、その不快感は想像以上であります。夏場に車中泊で快適に寝るためには、風呂にこまめに入ることは大きな効果をもたらすのです。

 今の日本では、街中ではスーパー銭湯、温泉観光地では外湯施設などがあり、いたるところで気軽に風呂につかる環境が整っています。

外湯イメージ写真
温泉は快適車中泊の縁の下の力持ち

 ~外湯イメージ写真。『温泉旅行ニュース”温泉旅ねっと”』フリー素材写真より~

 最高のバージョンと言いますと、道の駅に温泉施設が併設されているケースです。このような場所は、車中泊の同志諸君が結構いたりします。

 たくさん観光スポットがひしめいている土地でそのような場所を見つけたら、しばらくベース宿泊地にしてしまうでしょう。

夏に出没する変な輩から身を守る

 日本には「安全神話」なるものが存在していました。しかしその神話、今は崩れ去ったと思います。我々車中泊愛好家も、その現実を直視しないといけません。

 車中泊がメジャーとなり、車中泊の専門書が出始めた頃(15年くらい前)は、車中泊の代表的場所であった「道の駅」は、トイレと日用生活品、そして安全を兼ねそろえた、パーフェクトポイントだったのものです。しかしそれも過去の話となりました。

 これからは、上3つの対策を図る前に何より、場所を選ぶことに神経をとがらせないといけません。特に夏は、暴走族も当然ですが、それ以外の不審者も増え、危険度は増します。よってどの場所でも、確実に安心とは言えなくなりました。

 そこで、安全を確保するための方法を以下で挙げましょう。

  • 暑いからといって、手が入るくらいまで窓を空けたりしない。多少暑くても、ほんの少しだけ空けておく程度にする。
  • 車のカギと電話は常に手元に置いておき、いつでも電話でき、かつ発車できるようにしておく。
  • 夜中にトイレに行くときは、道の駅のトイレをなるべく借りない。
  • ひと気のない道の駅や駐車場では、車中泊しない。落書きのしてあるような場所でもしかり。
  • 場所選定に困ったときは、有料道路のサービスエリアで休む。相対的に変な輩も減り、かつ仮眠するトラック運転手もいて、心強い。

 場所を選定するときに迷ったら、とりあえず止めておきましょう。あなたの勘を信じましょう。いざとなったら、夜中に運転して、明け方に寝る手段もあります。

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